防災グッズ10選|地震・停電・断水に備える、必要数と買い足し方
防災リュックはある。水も何本か置いてある。でも、家族で何日過ごせるかまでは数えていない。
そんなときは、買い物の前に一度、中身を並べてみると不足が見えてきます。「2人用」と書かれたセットも、2人で1週間暮らす分が全部入っているとは限りません。
この記事では、水・トイレ・食料と、明かりや室内の安全に関わる10候補を紹介します。全部そろえるためのリストではなく、手元の物と比べるためのリストです。
断水してから水やトイレの回数を数え始めるのは大変です。今のうちに家にある数をメモして、不足分だけを早めにそろえる。その順番なら、焦って大きなセットを買わずに済みます。
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公開情報をもとにした調査記事です。
水とトイレは、家にある数から引き算する
水は飲用・調理用として1人1日約3L、トイレは1人1日5回が備蓄量を考える目安です。農林水産省の家庭備蓄案内と内閣府掲載のトイレ備蓄案内をもとに計算しました。
1人:水 9L/21L、トイレ 15回/35回
2人:水 18L/42L、トイレ 30回/70回
4人:水 36L/84L、トイレ 60回/140回
水は手洗いなどの生活用水を含まない量です。飲む量やトイレの回数にも個人差があるため、家庭の事情に合わせて調整します。
たとえば2人で1週間。家に水が18L、非常用トイレが20回分あるなら、計算上の買い足しは水24L、トイレ50回分です。こうして数えると、必要な量より多いセットを選ばずに済みます。
まずは、水・トイレ・食料の順に「何日分あるか」を確認します。商品ページは各候補の説明の直後に、画像つきのカードで案内します。

写真:Suzy Hazelwood / Pexels(イメージ写真。掲載する保存水の商品写真ではありません)
持ち出す物と、家に置く物を分ける

上の公的な目安をもとに作ったイメージ図です。ボトルや袋の絵の個数は必要数を表していません。
42Lの水を、そのままリュックへ入れて避難することはできません。
持ち出し用は、自分で運べる量を実際に背負って確かめる。自宅の備蓄は、すぐ取り出せる場所に分けて置く。この2つは別に準備します。貴重品、常用薬、眼鏡、乳幼児用品など、セットに入っていない家庭ごとの必需品もあります。
番号は使う場面ごとに付けています。家具の固定など、買ったらそのまま対策を進める物も含めました。
カードの画像を押すと、現在価格・在庫・サイズ・セット内容などを確認できます。必要数を決めてから見ると、買い過ぎと不足の両方を避けやすくなります。
1|SHELTER プレミアム2人用:ゼロからまとめる入口に
取得価格:21,380円。
水・食料・ラジオ・ランタン・寝具・トイレなどをまとめたセットです。何も用意していない状態から、基本の道具を一度にそろえたい人には比較しやすい候補です。
ただし、掲載されている構成は30Lリュック1個、重さ約8.5kg。「2人用だからリュックが2つ」と思わず、誰が背負うかを決めてください。体力や避難経路によっては分ける必要があります。
すでにライトやラジオがある家では、買い足しが重なりやすくなります。セット内の水・食料・トイレの量を上の目安と比べて、足りない分を別に数える使い方が向いています。内容は変更される場合があるため、購入時の一覧を確認してください。
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2|Life Reach 非常用トイレ100回分:回数と袋の内訳を見る
取得価格:4,999円。1回分あたり約50円の計算です。
掲載内容は、凝固剤100個、排泄袋110枚、手袋100組、防臭袋4枚。100回分とあっても、すべての付属品が100個ずつ入るわけではありません。使用後の保管方法まで説明書で確かめておきたい商品です。
1人1日5回で数えると、2人で7日間は70回、4人なら5日間で100回。4人の1週間分としては、これだけでは足りません。
平時に便器との適合と袋の取り付け方を確認し、災害時の使用済み袋の出し方は自治体の案内に従います。保管場所や捨て方まで考えておくと、買ったままの箱から一歩進められます。
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3|サーフビバレッジ保存水:1箱12Lを、何日分と数えるか
2L×6本、取得価格1,268円。
この1箱は合計12Lです。1人1日3Lの目安なら、2人で2日分。2人で1週間分の42Lをゼロからそろえる場合は、4箱で48Lになります。すでに家にある水も合計に入れてください。
長く保存する水は、何年保存できるかに加えて、届いた時点でどれだけ期限が残るかを見たいところです。この商品の保存期間表示は製造日を起点にしています。配送日から同じ年数もつという意味ではありません。
重い箱を高い棚へ積むのは避け、置き場所と取り出し方も一緒に決めます。普段飲む水を買い足して回す方法で足りるなら、長期保存水へ全部置き換えなくてもよいでしょう。
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4|防災のサイボウ「3日間満足セット」:品数と食事の回数は別
18種類21品、取得価格6,880円。
ご飯やパンなどをまとめて用意したい人の候補です。「21品」は内容物の数なので、21食分の十分な食事がとれる、という読み方はしません。
家族の人数に対して量が足りるか。お湯や水をどれだけ使うか。アレルギーや食べやすさに問題がないか。商品一覧を食事の場面に置き換えて確認します。味の感想は、実食していないためここでは評価していません。
普段食べるレトルトや缶詰を多めに持つ方法もあります。長期保存食を増やすなら、まず一部を食べてみて、家庭で無理なく食べられるものを選びたいです。
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5|Torreya 防災ラジオ:充電の多機能さより、まず受信を
取得価格:7,280円。
AM・FM・ワイドFMに対応し、5,800mAhの内蔵電池や複数の給電方法が案内されているラジオです。USB、乾電池、手回し、ソーラーなど、いくつかの手段を持ちたい人の候補になります。
ただ、手回しや小さなソーラーパネルからスマホへ、十分な電気を何度も送れるとは限りません。ラジオは情報を聞くため、スマホの充電は別の備えで、と役割を分けると選びやすくなります。
届いたら、自宅の置き場所で聞きたい放送が入るかを確認してください。機能が多いことと、その場所で受信できることは別です。防災セットにラジオが入っている家では、まず手元の一台を試すところからで構いません。
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6|LAD WEATHER LEDランタン:本体と電池を一緒に用意
取得価格:2,050円。
最大1,000ルーメン、4モード、IP44という販売表示のランタンです。乾電池式の室内用の明かりを用意したい人が比べる候補です。
単1形乾電池3本が必要で、電池は別売り。本体だけ届いてもすぐ使えないので、注文前に家の電池を確認してください。明るさを最大にした場合と、弱めて使う場合では点灯時間も変わります。
IP44は水没に耐える表示ではありません。雨ざらしにしてよいと考えず、説明書の使用条件に合わせます。個人で移動するときは、両手が空くライトを別に考えるのも一案です。
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7|Iwatani タフまる:火を使える場所がある家庭の候補
CB-ODX-1、最大発熱量3.3kW、取得価格6,950円。
電気が使えないときの調理手段として検討できます。ただし、火を安全に使う場所を確保できることが前提です。使う場所が決まらないなら、先に火を使わず食べられる物を備えたいです。
テント内や車内では使わず、室内でも必ず換気をします。 風に強い設計でも、囲まれた場所で安全になるわけではありません。ボンベの過熱を防ぐため、本体を覆う大きな鍋・鉄板なども使えません。メーカーの使用条件とNITEの事故防止案内を確認してください。
本体だけでなく、指定のカセットガス、使う鍋、保管場所まで含めた準備が必要です。家に使えるコンロがある場合は、型番と状態を確認するところから始めます。
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8|折りたたみウォータータンク10L×3:水を受け取るための容器
取得価格:1,590円。
使わないときにたたんでおける、10L容器の3個セットです。給水を受けるときの容器がない家庭で検討する候補になります。
これは空の容器です。「10L×3だから水を30L備蓄した」とは数えません。飲用水に使えるか、洗い方や保管方法は商品説明で確かめてください。
水を10L入れると、水だけで約10kgあります。給水場所まで歩く距離や持つ人によっては、満量を持ち運ぶのが難しいこともあります。容器の容量いっぱいに入れる前提にせず、運べる量を試しておきたいです。
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9|オサメット KGO-1:しまいやすさと、頭へのフィットを両方見る
取得価格:4,400円。
収納時はA4相当・厚さ約45mm、重さ約375g。頭囲55〜64cmに対応する折りたたみヘルメットです。机や収納の近くへ置きやすい形を探している人の候補です。
メーカーによると、飛来・落下物用の国家検定に適合しています。あらゆる衝撃や用途への保護を保証するものではないので、対応する用途を確認してください。
頭囲の範囲に入っていても、実際のフィット感は装着して確かめます。子どもも同じものを使えると決めつけず、適合するサイズを選びましょう。必要な人数分と、一人で展開・装着できるかを確認します。
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10|アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒:注文前に、すき間を測る
2本組。取得価格は1,740円から。選ぶサイズで変わります。
家具の上に取り付ける伸縮棒です。家具と天井のすき間に合うサイズで、双方の強度や構造が取付条件を満たす場合に検討します。
まず測るのは、家具の高さではなく、家具の上から天井までの距離です。取り付ける場所の材質や、説明書で指定された位置も確認してください。
どの家具にもこれさえ付ければよい、という物ではありません。東京消防庁の案内を参考に、家具の配置、落下物、ほかの固定方法も含めて見直します。借りている住まいでは、建物への取り付け条件も確認が必要です。
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今日は、足りない物をひとつ決めるところまで
10候補を一度に買いそろえなくても大丈夫です。
まず、水とトイレを人数・日数で数える。次に、ライトやラジオを動かしてみる。持ち出す荷物を背負ってみて、自分で運べる量に分ける。家の備えを一つずつ確かめていけば、買い足す物にも順番がつきます。
明かりやスマホを使う準備ができたら、その電気をどこから取るかも見直してみてください。
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