国立大附属小の抽選に全て懸ける我が家|私学は考えず抽選一本に賭けた母の本音と敗者の受け皿
結論: 国立大附属小の抽選一本は、家計と実力への信頼から始まり最後は運に委ねる矛盾の道。本記事は各校の抽選タイミングと倍率、外れた後の受け皿を具体的に整理します。
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この記事でわかること
私学を受けず抽選一本を選ぶ家庭の背景
筑波・お茶の水・学芸大附属の抽選構造と倍率
抽選が考査前か後かで変わる消耗度
外れ確定後の公立着地の考え方
子や周囲への伝え方と家庭方針の整理
国立大附属小の抽選は、努力ではどうにもならない「玉一つ」で結果が変わる世界です。私学を併願せず抽選一本に賭ける——この選択には、家計にもメンタルにも独特の負荷がのしかかります。ここでは、私学を受けなかった我が家に近い立場から、抽選一本という道がどんな構造でできているのか、そして外れが確定した後の「受け皿」をどう考えておけばいいのかを整理していきます。
なぜ「抽選一本」を選んでしまうのか
私学を併願しない家庭には、いくつか共通する背景があります。まず大きいのが家計です。私学は入学後の学費や寄付、付き合いの費用が継続的にかかりますが、国立大附属は授業料が抑えられます。非縁故・共働きの我が家にも、正直「私学の学費まではとても」という現実がありました。
そしてもうひとつが、「実力で通したい」という親のプライドです。ところが国立の入試には、その努力を根こそぎ無効化してしまう仕組みが待ち構えています。筑波大学附属小学校の募集人員は128名で、男女64名ずつ。志願者数は毎年3400人〜4000人前後にのぼり、志願倍率はおよそ30倍にもなります。しかもこの数字の大半は、学力ではなく抽選でふるいにかけられるのです。
つまり抽選一本という選択は、「お金の合理性」と「実力への信頼」という、本来は前向きな二つの理由から始まりながら、最後は運に委ねるしかない——そんな矛盾を内側に抱え込んでいるわけです。
抽選のタイミングと倍率は学校でこんなに違う
📌 重要ポイント:抽選が考査の前か後かで親子の消耗度は激変。まず各校の抽選回数と時期を正しく把握しましょう。
「国立の抽選」とひとくくりにされがちですが、抽選が考査の前にあるか後にあるかで、親子の消耗度はまったく変わってきます。
お茶の水女子大学附属小学校は、抽選が二重にかかります。検定は第一次(抽選)・第二次(考査等)・第三次(抽選)の3段階で、例年11月から12月にかけて行われます。しかもまず第1次検定(抽選)で多くの受験生がふるい落とされ、男子は約7人に1人、女子は約10人に1人しか第1次抽選を通過できません。考査にたどり着く前に、大半が去っていくのです。
筑波大学附属小学校も三段階です。第一次抽選が11月初旬にあり、約3500人の志願者のうち約半数が合格。その後、第二次選考が12月中旬に実施され、ペーパー試験や運動試験などを通じて約200人が合格し、2回目の抽選である第三次選考へと進みます。ここで恐ろしいのは、ペーパーと行動観察を突破して200人に残っても、最後にまた抽選が待っているという点です。第一次選考(抽選)通過後から合格までの倍率は、男女ともに約12〜13倍程度で、最終的な合格者は男女合わせて約128名になります。
東京学芸大学附属は、校によって設計が異なります。竹早小と大泉小については本番前に抽選があり、出願が受理されれば必ず受験ができる世田谷小と小金井小を軸にしながら併願のスケジュールを計画していくことも、ひとつの戦略です。竹早のように附属幼稚園からの進学者がいるため小学校の募集定員が少なく、抽選(2回)・試験と、どの段階も高倍率という学校もあります。
同じ「国立」でも、玉が転がるタイミングと回数がこれほど違う。まずはこの地図を正しく持っておくことが、抽選一本の家庭には欠かせません(数値・日程は年度で変わるため、必ず各校公式の募集要項でご確認ください)。
💬 実際に読んでくださった方の声
「「親のトーンダウンが引き出したお嬢様の自立心」って部分、ほんとその通りだなぁ。過保護になりがちな親が一歩引くことで、子どもが自分で考えたり行動したりする力が育まれるのは大事なポイントだよね。実際、こうした環境が子どもにとっての成長に繋がるっていうのは、受験だけじゃなくて日常生活でも同じだと思う。」
— 記事へのコメントより
この続きに、本編の核心をすべてまとめています。
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