音楽に救われた話を書こうとしたら人生年表になった②


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最初にCDを買って貰ったのは小学生の頃。


KinKi Kidsのジェットコースターロマンス。

剛が好きだったけど、どっちがどっちだかあんまり分かってなくて光一にファンレターを出した。



お小遣いで買ったのはSPEED。

将来の夢はSPEEDだった。

しかしその夢はすぐ破れた。
解散したのだ。

そもそも裏どりできない奴はダンスもできなかったであろう。



推しの解散を経て初めての挫折を味わった私はバンドというものと出会う。

初めてハマったバンドはBUMP OF CHICKEN。

母が買ってきた天体観測のカップリングに衝撃を覚え、そこまで出たシングルアルバムを買い漁った。

インディーズというものを知ったのもそこだった。

軽音学部に入る際に出した好きなバンドはBUMP 、ゴイステ、ハイスタだった気がする。

ミーハー。

無事、軽音学部に入部し、裏をとれないベーシストが誕生した。

ここで洋楽と出会う。

Green Day、SUM41、レッチリ、メタリカなど。ライブハウスやフェスにも行きだす。


リズム感の無さはモロバレしていた。

次第に裏を取る必要のない楽曲が選ばれるようになった。オリジナル作成の場合も、勿論裏どりが必要ないよう作られる。


喧嘩ばっかりしていたがいい奴らであった。


だが、私のバンド人生に翳りが訪れる。

高校中退である。
その前に部活は退部扱いになっていたけれど。


色んな事情を知らない新しい顧問から

お前らはあいつみたいになるなよ。と言われバンドメンバーの中では1番大人しかったあの子がブチギレてくれたと後々聞いた。

その頃一つの曲が私の人生に刻まれた。

GOING STEADYの「FRIENDS(ENDLESS SUMMER)」

去り行く私に向けて友人達が演ってくれた曲だ。

「おかえりって言ってやるから」

あの歌詞通りに後に「おかえり」と言ってもらえた。

それでも、だいぶズレてしまったこの人生がちゃんとかえれたとは思えなかった。


掛け持ちしていた外部のバンドは続けつつも更なる翳りが私を襲う。

バンドメンバーと付き合っちゃったら、DVくらってベースも折られたのである。

そんな男とバンド続ける気合いもベース買い直す財力もないのであっさりベーシスト人生に幕を閉じた。


そこでまさかの私はギャルへの道に進む。

それまでの私は原宿系と呼ばれるような服装だった。

今でこそ渋谷も原宿も境界線は曖昧だが、あの頃は相反する存在だった。

何故私がギャルになろうとしたかといえば、男の影響だ。

新しい彼氏がギャル男だった。それだけだ。

それでも私のイヤホンから流れるのは相変わらずバンドばかりだった。

だが、青い光で照らされた車内や仲間内で流れる音楽はいつもトランスだった。

コンビニや公園でのパラパラの練習会が頻繁にあったが、3度目の正直はないようだ。
リズム感の無さは克服できなかった。

クラブという場所にも馴染めなかった。

ライブハウスとクラブとは似てるようで全く違う。

クラブには圧倒的に陽キャが多い。

あと乗り方が違う。クラブでモッシュしたら不審者だ。

それでも盛り上がるとどうしてもサークルを探してしまう私がいた。

しかし見えるのはギャルサー達のパラパラだけだった。

それでも、トランスを聞くと今でもテンションは少しだけ上がるから不思議なものだ。

見た目は取り繕えたとしても中身まではギャルになれない。

それに気付いた頃、転機が訪れる。

次回!ギャル男、命の前髪を切り落とし工場へ!そこで人生を変える音に出会う。デュエルスタンバイ!



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https://note.com/fancy_thyme360/n/nd6c50d2b973b

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