07-あなたの意識に巣くうもの ― 自我
連載『水晶が教えてくれた、この世の理』 ▶ 目次
皆さんこんにちは😊
前回、私はこうお伝えしました。「より良い現実を創るには、ご機嫌でいればいい。でも、笑い続けることが、私たちにはとても難しい」と。
今日は、その"難しさ"の犯人 ―― あなたを、上機嫌でいさせてくれない「ある存在」の話です。
こんなことありませんか?
夜布団の中で…
昔の失敗や、悲しかったこと、誰かに言われた一言をふと思い出すこと、ありませんか?
そんな時って不思議です。
その昔の感情が、ありありと甦ってきて…
そして、気分が落ちる…。
眠れなくなって悶々とする。
自分を責める声さえ聞こえてくる。
「おまえはダメなやつだ👿」ってね。
あの声、誰だと思いますか?
その声の正体
正体を言います。あの声は、自我(エゴ)です。
自我とは何か、図でご説明しますね。

上図をご覧ください。
○が「私」という意識だと考えてください。
中心の🙂が意識の中心。「私」と感じている部分。
自我というのはその周りを包む膜みたいなもので、自分と自分以外を分ける自他境界です。
シャボン玉をイメージしていただくといいかもしれません。
シャボン玉の中身の空気が「私」、石けんの膜が「自我」、シャボン玉の外側が自分以外という感じです。
自我と言えば、「我が強い」などの言葉でも分かるように、「わがまま」「自己本位」というあまり良くない印象が強いです。
ですけど、 この自我、元は悪者じゃないんです。むしろ、自我はあなたがあなたであるために必要なもの。そしてあなたを守るために存在する"守護者"なんです。
自我はもともとはこの三次元世界で生き延びるための「生命維持装置」。
たとえば、高い所から落ちれば死ぬ。だから高い所で恐怖を感じ、身を引く。
お腹が空けば死ぬ。だから飢えを恐れ、食べ物を探す。
この"恐怖"こそが、あなたの命を守ってきた自我の働きです。

ここまでは、あってよかったもの。必要な自我です。
守護者は、なぜ暴走したのか
問題は、ここからです。
かつて人間は、いつも生きるか死ぬかの瀬戸際にいました。だから自我は、命に直結することだけを見張っていればよかった。
ところが現代。私たちの周りから、命を脅かすものは、ほとんど消えました。猛獣もいない、飢えもない。なのに ―― この警報装置だけは、原始時代のまま、フル稼働し続けているんです。
命の危険なんてどこにもないのに、「上司の一言」「旦那のひとこと」「他人の目」「老後のお金」…死にはしないことのひとつひとつに、"猛獣が来たぞ"と同じ大声で警報を鳴らす。まるで、火災報知器が、トーストの煙にまで最大音量で鳴り響いているような状態です。
これが、現代人の自我の暴走。命に関係のない、余計な自我が、どんどん溜まっていく。
しかも、その余計な自我はよくよく考えて見れば、自分自身の考えはひとつもなかったりします。
「お金が全て」「男とはかくあるべき」「社会人はこうあるべき」「どこかの誰々さんは勉強ができる(=お前はできない)」「あの人は魅力的だ(=自分には何もない)」…
これらは実はどこかの誰かが決めた価値観にすぎないのです。
ですが私たちは、そういう外からの価値観をテレビや、人づてや、はたまた社会の空気として感じ、知らず知らずのうちに「自分の考え」として溜め込んでいくのです。
この余計な自我が蓄積されていくと、体感的には「生きづらさ」となって現れてきますが、それがなぜかは次回ご説明いたします。
余計な自我の蓄積は図で書くと下図の様になります。
必要な自我の周りを厚く覆う「余計な自我」はさながら皮下脂肪のようですね。

たとえば、こんなふうに
一つ、具体的な話をします。
――たとえば、あなたは普段は意識していませんが、意識下に知らず知らずにこんな思い込みを溜め込んでいたりします。
「旦那とはこういう人間であるべきだ」
そして旦那さんがあなたが定義する「旦那像」にそぐわない行動をした時に、この思い込み(自我)は恐怖を発します。
どんな恐怖なのか。
さらに生々しく具体的に書いてみます😆
なにしろ旦那さんはあなたの「旦那はこういう人であるべきだ」という思いに従わなかったのです。
私の思いに従わないなんて‼️
旦那は私という人間を認めていないに違いない。
だからこそ私の思いに従わないんだ。
…という恐怖です。
その恐怖であなたは怒り出します。
何であなたは私を認めてくれないのか…と。

そしてあなたは意図せず怒りで波動を下げてしまうのです😆
でも、冷静になって考えれば、この旦那がかくあるべきという思い。
実は独りよがりの思い込みに過ぎないのです。
だってあなたも旦那さんもそれぞれ独立した自由意志を持つ波動であり、あなたごときが干渉して良いはずはないし、干渉することもできないのです。
なのに、なぜ旦那さんがあなたの独りよがりな思い込みに従わなければならないのでしょうか。
可哀想な旦那さん…😢
こんな風に自我とは、要するに 「自分はこういう人間だ」「あの人はこうあるべきだ」「世界はこうあるべきだ」と、自分で自分を決めつけている想念の塊。そしてそれは、あなたの現実を、ガチガチに縛る鎖になります。
いちばん、恐ろしいこと
ここまで読んで、こう思ったかもしれません。「じゃあ、その余計な自我を、外せばいいだけでは?」と。
ところが、それが難しい。自我のいちばん恐ろしい性質は、これです。
あなたは、それを"自分自身"だと思い込んでいる。
あの夜の声も、あの怒りも、あなたは「これは私の考えだ」と信じている。でも本当は、外から来た受け売りの、古い録音にすぎない。姿が見えず、あなたの顔をして、あなたの中に住んでいる。
そして、いつのまにか主従が逆転しています。本来、あなたが主人で、自我は道具のはずでした。
それがいまや、自我があなたに指図し、あなたがそれに従っている。あなたは、自分の人生の運転席を、見えない同居人に明け渡している。 しかも、そのことにすら、気づいていない。
―― では。
この見えない支配者は、あなたに、いったい何をしているのか。 あなたの波動を、どうやって下げているのか。
その話は、次回。
今日も、ごきげんよう😊
ただのおじさん
──
『水晶が教えてくれた、この世の理』
◀前の話|目次|次の話▶
連載の更新は、公式LINEでお知らせしています(ご希望の方へ)
