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「愛してる」の言葉を信じる前に──身体目当ての男性は"会い方"に本音が出る

はじめに

「昨日も抱きしめられた。」

彼は優しかった。

髪を撫でてくれた。

「かわいい。」

「会いたかった。」

「愛してる。」

耳元で何度もそう囁いてくれた。

抱きしめられている時間は、本当に幸せだった。

世界中で自分だけが愛されているような気持ちになる。

彼の温もり。

彼の匂い。

優しく頭を撫でる手。

そのすべてが愛しくて、「この時間がずっと続けばいいのに」と願ってしまう。

でも…。

彼が帰ったあと。

急に部屋が静かになる。

さっきまで聞こえていた笑い声もない。

ソファには彼が座っていた跡だけが残っている。

スマートフォンを開く。

「今日はありがとう。」

その一言だけが残っている。

何度も画面を見返してしまう。

そして、胸の奥から、言葉にならない不安がゆっくりと湧き上がってくる。

「私は、本当に愛されているのかな。」

「それとも、身体だけだったのかな。」

その答えが分からないから、また次の約束を待ってしまう。

「次に会えれば分かるかもしれない。」

「もっと優しくしてくれたら安心できるかもしれない。」

そう思いながら、一週間、二週間と過ぎていく。

恋愛相談を受けていると、このような女性に本当にたくさん出会います。

年齢はさまざまです。

三十代の女性。

四十代の女性。

五十代の女性。

独身の方もいれば、既婚者同士という関係の方もいます。

環境は違っても、最後に皆さんが口にする言葉は驚くほど似ています。

「先生、彼は身体だけなんでしょうか。」

私はその言葉を聞くたびに思います。

この質問の裏側には、もっと深い願いが隠れているのだと。

本当に知りたいのは、「身体目当てかどうか」ではありません。

「私は大切にされていますか。」

「私は愛されていますか。」

その答えが知りたいのです。

だから女性は、彼の一つひとつの行動に一喜一憂します。

LINEの返信が早ければ安心する。

返信が遅ければ眠れなくなる。

「会いたい」と言われれば天にも昇る気持ちになる。

予定が合わなければ、「もう冷められたのかな」と落ち込む。

そして会えば、また優しく抱きしめられる。

だから、「やっぱり愛されているんだ」と安心する。

しかし、その安心は長くは続きません。

また彼が帰る。

また会えない日々が始まる。

また不安になる。

この繰り返しです。

まるでジェットコースターのように、心は毎日揺れ続けます。

私は、この状態が一番苦しいと思っています。

身体だけなら、まだ諦めがつくかもしれません。

逆に、本当に愛されていると確信できれば、多少の不安は乗り越えられるでしょう。

一番つらいのは、そのどちらか分からない状態なのです。

期待してしまう。

でも疑ってしまう。

信じたい。

でも傷つくのが怖い。

この二つの感情に挟まれて、多くの女性は自分自身を少しずつ見失っていきます。

ある女性は、こう話してくれました。

「先生、彼に会う日は朝から何も手につかないんです。」

その日一日、彼のことばかり考えてしまう。

美容院へ行く。

新しい服を買う。

メイクを何度もやり直す。

少しでもきれいに見られたい。

少しでも可愛いと思ってほしい。

そんな気持ちでいっぱいになるそうです。

そして彼に会う。

優しく抱きしめられる。

「今日もかわいいね。」

そう言われる。

幸せで胸がいっぱいになる。

でも帰宅すると、急に涙が出る。

「また一人になっちゃった。」

「次はいつ会えるんだろう。」

「私は彼の人生のどこにいるんだろう。」

そう考え始めると眠れなくなるそうです。

私は、その話を聞きながら一つの質問をしました。

「彼と出会う前のあなたは、どんな毎日でしたか。」

彼女は少し考えてから答えました。

「友達と旅行へ行ったり、趣味を楽しんだり、仕事も頑張っていました。」

「毎日、笑っていました。」

その言葉を聞いた瞬間、私は胸が締めつけられました。

恋は、本来あなたから笑顔を奪うものではありません。

人生を豊かにするものです。

明日が楽しみになるものです。

新しい景色を見せてくれるものです。

ところが、いつの間にか恋が「彼から連絡が来るかどうか」で一日が決まるようになってしまうことがあります。

彼からLINEが来た日は幸せ。

来なかった日は不幸。

会えた日は笑顔。

会えなかった日は涙。

そんな毎日を続けていると、自分の幸せを彼一人に預けてしまうことになります。

私は、それが何より心配なのです。

ここで一つ、誤解してほしくないことがあります。

この記事は、

「男性はみんな身体目当てです。」

そんなことを書きたいわけではありません。

むしろ逆です。

男性は、本気で愛している女性とも身体を重ねます。

愛情表現として触れ合いたいと思う男性もたくさんいます。

ですから、「身体を求められた=遊び」と決めつけるのは早すぎます。

一方で、本当に身体だけを目的に近づいてくる男性がいるのも事実です。

では、その違いはどこにあるのでしょうか。

実は、その答えはベッドの中ではなく、ベッドの外にあります。

男性の本音は、「愛してる」という言葉ではなく、その後の行動に現れます。

あなたが体調を崩したとき。

仕事で落ち込んだとき。

何もできずに泣いているとき。

未来の話になったとき。

あなたの家族の話をしたとき。

その一つひとつの場面で、男性の本当の気持ちは静かに表れています。

今回の記事では、恋愛相談を通して私が見てきた数多くの事例をもとに、身体目当ての男性を見極めるひとつのサインを詳しくお話しします。

そして同時に、「本気で愛している男性は何が違うのか」という点についても、できるだけ具体的にお伝えします。

もしかすると、途中で胸が苦しくなる場面があるかもしれません。

「私のことかもしれない。」

そう感じる瞬間もあるでしょう。

でも、それはあなたを責めるためではありません。

あなたが、これ以上自分を傷つけないためです。

あなたが、誰かの言葉ではなく、行動を見て愛を判断できるようになるためです。

恋は、あなたを幸せにするためにあります。

どうかそのことだけは、最後まで忘れないでください。

 

「今日どこ行く?」の答えが、いつもホテルになる男

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