【レビュー】過去一番の絶望と感動を『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』
とことんやり込んでからストーリーを終わらせようと思っていたのですが、何かとシステムに「早くラスボス倒してこい」と言わんばかりの態度を取られたので、倒してきました。も〜〜〜〜〜〜最後の戦闘最高すぎる……。戦いながら興奮と感動で脳内スタンディングオベーション。これだからゼルダはやめられないぜ。
というわけで今回は、前作『ブレスオブザワイルド』から6年の時を経て発売された、ゼルダの伝説シリーズ完全新作、『ティアーズオブザキングダム』のレビューをお送りします。

ストーリー:★★★★★
やり込み要素:★★★★★
簡単さ:★★★★★
音楽:★★★★★
グラフィック:★★★★★
操作性:★★★★★
総合:★★★★★
※個人の見解ですファンの贔屓目って言われても良い
ストーリー:★★★★★
厄災ガノンを討伐し、ハイラル王国に復興の兆しが見えだした頃、ゼルダ姫と騎士リンクはハイラル城地下にある瘴気にまみれた遺跡を調査していました。古の時代に栄えたとされるゾナウ文明の痕跡を辿った先で見つけたのは、不思議な腕に封印されたミイラでした。2人が調べようとした次の瞬間、封印の要となっていた腕は崩れ、邪悪な気配を纏ったミイラが復活してしまいます。ミイラの攻撃に為すすべもなく倒れるリンク、そして騒動の最中ゼルダ姫は不思議な光に包まれ行方不明に。目覚めたリンクが目にしたのは傷つき朽ちかけたマスターソードと別人のようになってしまった自分の右腕、そして遥か下界に見えるのは自分がいたはずのハイラルの大地でした。ゼルダを探す長い長い旅が今始まります。
『ブレスオブザワイルド(以下ブレワイ』の続編、と銘打ってはいるものの、イメージ的にはブレワイをベースに新しく紡がれたお話という感じ。地形や人々は同じでも、時の流れや今回の騒動による地形や気候の変化により、もう一度新鮮にハイラル王国を味わえます。そのため新規勢には優しく、古参勢には懐かしく感じたのでは。ただ、新規の方のためとは言え、前作でも関わりのあった一部のキャラクターに「はじめまして」と言われたり、前作の英傑達の影がものすごーーーーーく薄くなっていたし、神獣が撤去されていたのは少し寂しかったかも。

ブレワイは記憶を失ったリンクのお話でしたが、今回は行方不明になったゼルダの痕跡を辿るお話となっています。辿る過程でリンクが知るのは希望を感じられる情報だけではありません。中には私が個人的に過去一番絶望を感じたものもありました。しんどい、しんどすぎる……でもこのままにはしておけない。待てよ、これはゼルダの伝説、最後には必ずハッピーエンドが待っているはず。そう思って最後まで進めることができました。絶望を感じれば感じるほど、最後の戦闘では感動を覚えること間違いなしです。大どんでん返しが大好きな方は絶対にプレイしましょう。

やり込み要素:★★★★★
多すぎる(笑) 冒頭にも書いたように当初はやり込めるものはとことんやり込んで、最強のリンクにしてからラスボスに挑むつもりでした。しかしプレイ開始から200時間を超えても全く終わりが見えず、それだけ多い。ブレワイの数倍です。しかし、前作に比べるとやりこみ要素も少しやりやすくなっているように感じました。例えばコログ探しに便利な『コログのお面』やワープに便利な『ワープマーカー』、ブレワイではDLCでしか手に入らなかったのですが、今作ではわりと序盤に手に入ります。さらにセンサーで探せるものも増えていますし、探しものがおおよそどの位置にあるかを教えてくれるキャラクターもいます。とっても便利になりました。まぁ、それくらいないとダメなくらいやりこみ要素が増えまくってるってことなんですけどね。たっぷりハイラルを楽しめます。

簡単さ:★★★★★
『ウルトラハンド(素材同士を自由にくっつけていろんなものを作れる能力)』の尋常じゃない自由度の高さで大抵のことは力ずくでどうにかできてしまうし、壁抜けを公式手段としてしまった『トーレルーフ』で移動もスムーズに。ゲーマーだと使いこなせそうですが、子供にはちょっと難しいかも?



音楽:★★★★★
安定のクオリティ。ブレワイと同じものもありますが、それをベースにアレンジしたものもたくさんありました。各地の神殿のBGMに、英傑のフレーズが使われていたのは鳥肌が立ちました。さらに神殿は攻略が進むとどんどんBGMが盛り上がってくるようで、最大に盛り上がったところでのボス戦突入の気持ちよさといったら………!
個人的には前作も今作もハイラル城の禍々しい音楽が大好きです。オーケストラの演奏もとても豪華でかっこいいので、敵陣地にも関わらず長居したくなります。
40周年コンサートもするのでしょうか。絶対行きたいです!!!
グラフィック:★★★★★
相変わらず朝日が最高に綺麗なゲームNo.1(個人的に)ところどころの景色が綺麗すぎてスクショを撮る手が止まりません。ストーリークリア時に画像整理に行ったら600枚以上撮っていてびっくりしました。

今作から新たに増えた天空と地底フィールドも、天空の神々しさ、地底の禍々しさが対比されるように表現されていて、至る所でそのスケールの大きさに見とれてしまいます。
操作性:★★★★★
操作性が良いと感じた1番の理由はブレワイと操作方法が変わっていなかったから。ちょうど私は今作をする直前に数年ぶりにブレワイを遊んでいました。発売前は「こんなに触って新作の操作方法が変わってたら大混乱だなぁ」と少し心配もしていたのですが、要素が増えてはいるもののほとんど一緒ですぐに慣れることができました。
投げるものや矢につけるもの、武器や盾を選ぶ時に時が止まってくれるので慌てずに選ぶことができます。アイテムがとても多いので、お気に入り機能があればもっと良かったかもしれません。
総合:★★★★★
待ちに待ったゼルダ最新作、期待以上でした!始めたばかりの時は、思った以上にブレワイと同じで一瞬不安を感じたのですが、天空、地底と広がった世界、時の流れとともに変わった人達の生活、見慣れているはずのハイラルの新しい一面、そして増えたやりこみ要素。知ってるはずなのに知らないような不思議な感覚を味わいました。まさにブレワイファンの『記憶を消してもう一度ブレワイをしたい』という願いを叶えたような作品でした。
ブレスオブザワイルドとティアーズオブザキングダムは通して見てみると、ゼルダの成長物語のようでもありました。ブレワイで最初の頃のウツシエの記憶のゼルダは、力に目覚めない自分と、幼い頃から才能に優れたリンクを比べてしまい、劣等感を抱えてしまうような自分のことばかりを考える視野の狭い未熟なお姫様でした。それが今作では国を背負う者としてとても強い責任と使命を感じた人へと成長していて、2作品を通してみたからこそ感じられる感慨深さがありました。
2回もこの時代のハイラルにいると愛着ももの凄いですね。これまでもゼルダシリーズは主人公やヒロイン以外にも魅力的なキャラクターがたくさんいましたが、今回ほどサブキャラや脇役キャラの印象が濃く残った作品は私は無いかなぁ。思い入れの量でいくと他作品のキャラクターも挙がりますが、今回は単純に思い出の量が多いので覚えやすかったです。
面白かった!とっても面白かった!!たくさん冒険できたし、出てくるみんなを本当に応援したくなるくらい好きになった!オープンワールド(オープンエアーかな?)のゼルダもすごく良かったのですがいつもの箱庭フィールドも好きなので今後は是非箱庭とオープン系を混えながら展開してくれると嬉しいなぁ。従来の謎解きダンジョン攻略もやはり捨てがたいので!これは次回以降のハードルも上がってしまいますね。楽しみ!
さて、やり込み作業に戻ります。ここからはなるべく自力で、詰まったら攻略サイトも解禁してしっかりとできるところまでやりこんでしまおうと思います。固定記事に自分用に進捗To doを貼り付けてあるので、良かったらたまに覗いてみてくださいね!

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