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人には優しいのに、自分には冷たい。

今日もまた、

自分にだけ厳しい一日だった。

誰かに怒られたわけじゃない。

大きな失敗をしたわけでもない。

それなのに、

「あの言い方でよかったかな。」

「迷惑だったかもしれない。」

夜になると、

そんなことばかり思い返してしまう。



もし同じことで、

友達が落ち込んでいたら。

あなたはきっと、

「そんなに気にしなくて大丈夫。」

そう笑って言うはずです。

でも、

その言葉だけは、

どうしても自分には向けられない。



「もっと頑張れた。」

「私が悪かった。」

「次はちゃんとしよう。」

誰にも言われていないのに、

自分だけが、

自分を責め続けている。



私はずっと、

これを「真面目な性格」だと思っていました。

でも、少し違ったんです。



自分を責めたいわけじゃない。

誰かを責めたくなかった。

ただ、それだけだった。



相手が傷つくくらいなら、

私が我慢した方がいい。

場の空気が悪くなるくらいなら、

私が悪かったことにしよう。

そうやって、

少しずつ覚えてきた。



だから、

何かあるたびに、

一番先に責める相手が、

自分になった。



優しい人は、

自分が嫌いだから、

自分を責めるわけじゃない。

誰かを守ることを覚えすぎて、

自分を守る方法だけ、

知らなかった。



だから、

褒められても信じられない。

休んでいても落ち着かない。

少し迷惑をかけただけで、

何日も思い返してしまう。

頑張りたいんじゃない。

頑張らなきゃいけないと、

思い続けてきただけ。



もし今日、

大切な人が、

あなたと同じことで落ち込んでいたら。

あなたは、

なんて声をかけますか。

きっと、

「もっと頑張ればよかったね。」

なんて言わない。

「そんなに自分を責めなくていいよ。」

そう言って、

隣に座るはずです。



その優しさを、

今日は少しだけ、

自分にも向けてあげてください。

自分を甘やかすことではありません。

自分を責め続けないこと。

それも、

優しさのひとつだから。



誰かを守る方法は、

もう十分すぎるほど知っている。

だからこれからは、

自分を守る方法も、

少しずつ覚えていけばいい。

焦らなくていい。

今日まで頑張ってきたあなたなら、

きっと大丈夫。



人には優しいのに、自分には冷たい。

その理由は、

あなたが弱いからでも、

自分が嫌いだからでもない。

誰かを大切にすることばかり覚えて、

自分を大切にすることを、後回しにしてきたから。

「誰かを救ってきたその優しさで、今度は自分を傷つけないでほしい。」




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