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成長記録 #74|焦らないことを覚えるのも成長だった

早く戻りたい。

早く歩きたい。

早く走りたい。

その気持ちは、今も変わっていない。

事故前の自分なら、
「できるだけ早く元の状態に戻るにはどうしたらいいか」
だけを考えていたかもしれない。

でも、今回の骨折で少し考え方が変わった。

焦る気持ちはなくならない。

だからこそ、
その気持ちをそのまま行動に変えないことが大切だと感じた。

できること。
できないこと。

今の身体の状態。

痛みが出る理由。

一つずつ書き出して分解してみる。

すると、
「できない」ではなく、
「まだ準備ができていない部分」が見えてくる。

松葉杖で歩く練習がうまくいかなかった時も、
最初は焦った。

早く歩けるようになりたい。

でも、痛みを我慢して続けるだけでは前に進まない。

理学療法士さんから、
立つこと。
足に少し力をかけること。
身体に荷重を思い出させること。

別の方法を提案してもらった。

目標は変わらない。

でも、そこへ向かう道は一つではない。

50代から何かに挑戦するとき、
大切なのは若い頃のような勢いだけではないと思う。

身体の声を聞くこと。

状況を整理すること。

必要なら方法を変えること。

急がないことは、
諦めることではない。

続けるために、
正しい順番を選ぶことだった。



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