「持ってるだけじゃ、使えるかわかんないね」|5歳娘と防災リュックを開けた日
夫が、防災リュックを指さして言いました。
「中も見ておこう」
私が水と電池を手に取りながら、「これ、いつ入れたっけ」とつぶやくと、5歳娘が言いました。
「防災リュック、持ってるだけじゃ使えるか分かんないね」
その通りでした。
置いてあるだけで、安心していた
防災リュックは、玄関近くに置いてありました。
だから私は、わが家には備えがあると思っていました。
でも開けてみると、水や食べ物の期限をすぐに答えられない。電池を使う道具が動くかも分からない。娘が自分で背負える重さかも確かめていませんでした。
「持っている」と「使える」の間には、思っていたより大きな違いがありました。
防災は、ママ一人の記憶にしない
中身を管理する人が一人だと、その人が確認を忘れた瞬間、家族全員の備えが止まります。
だから今回は、夫と娘も一緒に全部出しました。
これは誰が持つのか。どこで使うのか。娘にも開けられるのか。
話しながら戻すと、ただの荷物だった防災リュックが、少しずつ家族の道具に変わりました。
今日できるのは、買い足すことより、まず開けることかもしれません。
わが家も全部を完璧にはできません。でも、持っているだけで安心するのは今日で終わりにします。
娘のひと言をきっかけに、次に使う場面まで考えることにしました。
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