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ハンドメイド作家がマルシェで売れない本当の理由

初めてマルシェに出店した時、私は「良い作品を作れば売れる」と思っていました。

何日もかけて作品を作り、ディスプレイも準備して、当日を迎えました。

でも、現実は違いました。

たくさんの人が前を通るのに、立ち止まらない。

立ち止まっても、手に取らない。

手に取っても、買わない。

そのたびに、

「私の作品に魅力がないのかな」

そう思って落ち込みました。

でも、何度か出店するうちに気づいたことがあります。

売れない理由は、作品が悪いからではないということです。

マルシェのお客様は、まず作品を見ているようでいて、実は作家を見ています。

どんな人が作ったのか。

どんな想いで作ったのか。

どんな人柄なのか。

それを感じ取ろうとしている方が多いのです。

だから、作品だけ並べて座っているだけでは伝わりません。

笑顔で挨拶をする。

作品について話す。

「これ、14金なんですよ」と一言添える。

それだけで反応が変わることがあります。

私自身、売れなかった日のことをたくさん経験しました。

でも今思えば、その日は失敗ではありませんでした。

お客様が何を見ているのか。

どんな言葉で興味を持ってくれるのか。

それを学ぶ時間だったのだと思います。

売れない日があるのは当たり前です。

一度のマルシェで結果が出なくても、作家としての価値がなくなるわけではありません。

むしろ、その経験が次の出店を強くしてくれます。

だからもし今、売れなくて悩んでいる作家さんがいたら伝えたい。

売れないのは才能がないからじゃない。

まだお客様にあなたの魅力が伝わっていないだけです。

作品と同じくらい、あなた自身の物語も届けてみてください。

きっと見える景色が変わるはずです。

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