推し活ができる人は仕事もできる説!
いっけん遠く見えるけど、推し活と仕事ができることはつながっているかもしれない。
推し活と、仕事と、幸福感が、手をつないでダンスする(マティスのイメージ)。

仕事を抜きにしても、シンプルに推し活がうらやましい。誰かのファンになって、同じ仲間と一緒に盛り上がるのはとても楽しいのだろうと思う。
うらやましい! うらやましい! うらやましい!
しかし、こればかりは無理やりファンになるわけにもいかない。
わたしはどうも、
誰かのファンになる資質
を圧倒的に欠いている。
わたしの人生がうまく行ったか行かなかったのか、今の時点では判定できないけれど、仮にうまく行かなかったなら、この、誰かのファンになる資質がなかったことが要因のトップ3に入るだろう。
きちんと誰かのファンになれる人は、芸能人に限らず、身近な人にも憧れることができる。学校の先生、部活の先輩、社内の仕事のできる人。
この何がすごいかというと、いつでも身近な場所にロールモデルを設定できることだ!
何かを学ぶ。上達する。モテる。
なんでもいいのだけど、今より自分をよくしたいと思うなら、誰かの真似をするのが断然手っ取り早い。自己流でなんとなくやっているよりも、上達度がぜんぜん違う。
わたしの半生は自己流だったがために失敗してきた歴史だ。中学のころは何の音楽を聴けばいいかわからなかったし、大学になっても意味不明の回り道をしていた。
それは他人から変人に見えるだけの道。
ぜひ反面教師にしてください!
◆ ◆ ◆
何の音楽を聴けばいいかわからず、
何の服を着ればいいかわからず、
どうバーベキューすればいいかわからなかった!
◆ ◆ ◆
身近な、こうなりたい誰かを慕い、細かな部分に興味を持ち、その人の真似をしていれば、その人にはなれなくても、60%くらいは近づける。
その状態は、変人では決してなく、ちょっとカッコいい人だろう(たぶん)。
憧れる力はすごい。成功者のインタビューでも、だいたい「憧れの人はだれですか?」の質問にみんな即答してる!
推し活を、今度は大きな視点から見てみよう。
人は、何かのストーリーを信じ、同じストーリーを信じる人間と結束する性質がある。国家、宗教、ブランド、全部そう。
だから、おたがい顔も知らないのに、何万人、何千万人、何億人の人間がまとまることができる。
推し活もまさにこれ!
誰かのファンになる。つまり、そのストーリーを信じるということ。信じた人たちは、同じバーチャル国家にいる。
最高の王がいて、国民は結束感が強くて、みんないい人。惜しみなくお金が飛び交うため、景気は常にいい。そんな場所が楽しくないはずがない。
「誰かのファンになる資質」がないと、人生損しているのか?
答えはイエスとしか言いようがない。
大丈夫。わたしは損している側にいるので、一緒に向こう側に行く方法を考えよう。
そもそも、なぜ誰かのファンになれないのか?
まあ、理由ははっきりしていて、
そういう人は他人に興味がないんだよね。
それを言ってしまうと、THE・ENDになる!
もう少し考えてみよう。
わたしは人に興味がない人間はいないと思っている。

人は人と関わらざるを得ないからね。
人を点で見るか、グループで見るか、もっと大きな集団で見るかの違いなんだと思う。
先ほどの「他人に興味がない」の「他人」は、点のことを指している。
そういう人は、もう少し大きなうねりに興味がある。
たとえば、わたしは子供のころプロ野球が好きだったけれど、どちらかと言えば、選手個人よりもチーム全体が好きだった。
もっとサイズを大きくしていくと、政治家に向いている人は、個人に関心がなくても、大きなひとの束に興味がある。歴史学者は人類に興味がある。
人によって、人をとらえるサイズ感が違うのだと思う。
ヒントは得られた。
さあ、推しを探しに行こう。
わたしは、(プロ野球からの連想で)10人以上いるアイドルグループに求めているものがある気がする。
向こう側に行ってしまったら、もうこちらには帰ってこないかもしれない。
そのときは、幸せな人になったんだと思ってください!
【後日談】坂グループをいくつか聴いてみて、「歌詞に何ひとつ共感できなかった」と友人に漏らしたら、「そりゃそうだろ」と言われた。

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