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頭ではわかっているのに、なぜ私は変われないのかーー何年も同じところで止まってしまう人に起きていること

You Know What to Do. So Why Can’t You Change?

「気にしなくていい」と、頭ではわかっている。
「嫌なら断ればいい」とも思っている。
「やりたいなら、やればいいだけ」なのもわかっている。

それなのに、いざその場面になると。

人の顔色を見てしまう。
本当は嫌なのに引き受けてしまう。
やろうと思っていたことを、また後回しにする。

そしてあとから、
「なんで私は、また同じことをしてるんだろう」
と自己嫌悪する。

こういうことが何年も続くと、
「私って意志が弱いのかな」
「まだ自分のことを理解できていないのかな」
と思い始める人もいる。

でも私は、そこが少し違うと思っている。

💡 結論。変われないのは「理解が足りないから」ではない


頭でわかっていることと、実際の場面で取れる行動は、同じではありません。

たとえば、
「無理なお願いは断っていい」
と普段は思っていても、実際に誰かから頼まれた瞬間、
胸がざわつく。
相手の表情が気になる。
断ったあとの空気を想像する。

そして反射的に、
「大丈夫だよ」と答えてしまう。

あとから考えれば、
「やっぱり断ればよかった」とわかるのに。

でも、その瞬間にはもう、いつもの反応が先に動いている。

つまり問題は、
正しい答えを知らないことではなく、
正しい答えを使いたい場面で、いつもの反応に戻ってしまうこと。

だから、さらに知識を増やすだけでは、
同じことが繰り返されることがる。

変化に必要なのは、答えを増やすことではなく、「私はどの瞬間に、いつもの自分へ戻っているのか」を見つけること。


🌀 ハマりやすい罠、変われないから、もっと学ぼうとしてしまう


変わりたいのに変われないとき、多くの人が最初にするのが、
「もっと理解しよう」ということ。

本を読む。
YouTubeを見る。
心理学を学ぶ。
自己分析をする。

それ自体は悪くない。

ただ、すでにかなり自分のことを理解している人ほど、ここで同じ場所をぐるぐる回りやすい。

①「まだ知らない答えがある」と探し続ける

自分軸。
自己肯定感。
境界線。
愛着。
インナーチャイルド。

言葉や概念を知るたびに、
「これが原因だったんだ」と納得する。

でも、次に同じ出来事が起こると、また同じ反応をしてしまう。

すると今度は、
「もっと深く理解しなければ」と、さらに答えを探し始める。


② 原因がわかれば、自然に変われると思う

「私は人に嫌われるのが怖いんだ」
「子どもの頃から我慢する癖があるんだ」
そこまでわかっている人も少なくない。

でも、
原因を説明できることと、その場面で違う行動を取れることは別。

「なぜこうなるのか」は説明できる。
なのに、現実ではまた同じことをする。

ここで多くの人が混乱してしまうのだ。


③ 最後は「次こそ頑張る」になる

今度こそ断る。
今度こそ言いたいことを言う。
今度こそ続ける。

でも、しばらくすると元に戻る。

すると、
「やっぱり私は変われない」という結論だけが残る。

でも、本当に必要なのは、もっと自分を追い込むことないのだ。

必要なのは、見る場所を変えること。

「変われない」の正体は、意志の弱さではなく、「いつもの反応が起きる瞬間」を見逃していることかもしれない。


「わかっているのに変われない」は、理解不足ではなく、実際の場面でいつもの反応に戻ることで繰り返される。変化の入口は、その反応が始まる瞬間に気づくこと。


ここから先では、
「頭ではわかっているのに、できない」状態から抜けるために、具体的にどこを見ればいいのか。

それを、今日から使える5つの手順に落としていきます。

人生全部を変えようとしなくて大丈夫。

まずは、あなたが何度も繰り返している一つの場面から始めます。

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