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ひとつの苛立ちから、創造の仕組みそのものが見えてきたーー1か月後の現実から振り返る、「抵抗から、生命力へ」の始まり

What began as irritation revealed a deeper truth about how I create my reality.

ワークシリーズ続きます。

これは、1ヶ月ほど前に行ったワークの記録。

きっかけは、ある人に対して、自分でも驚くほど強い苛立ちが出てきたことだった。

その感情をただ処理するのではなく、
「なぜ私はここまで反応しているんだろう」と身体へ問いかけながら、
かなり深いところまでワークをした。

思考の掘り下げではなく、身体感覚に問いかける。

そのときにも、大きなものが動いた感覚はあった。

長年使ってきた創造の仕組みそのものに触れたような感覚があって、
ワークが終わった直後には、自分なりに何が起きたのかも理解していた。

けれど、記事にしようとは思っていなかった。

ただの個人的な記録だし、
まだその段階では、「こういうことが分かった」という理解に近かったから。

それから少し時間が経った。

人との関わり方が変わり、仕事で誰に何を任せるのかという判断も変わった。

人を育てることへの見方も変わり、自分の時間や思考、創造力をどこへ使うのかという基準まで、以前とは少しずつ違ってきた。

その変化を見て、今になってようやくわかったのだ。

あのワークで変わったのは、一つの出来事に対する解釈ではなかった。

もっと深いところにある、私が世界と関わり、
現実を創っていく仕組みそのものだったのだと思う。

だから今、その経過も含めて記録しておきたいと思った。

ワークの意味は、その場で理解したことより、
その後どんな現実を生き始めたかによって見えてくることがある。


🌿 その頃、すでにひとつ前の変化を通過していた


今回のワークだけを切り取ると、
「ある人に強く腹が立って、その理由を掘っていった話」
に見えるかもしれない。

でも実際には、その少し前から、自分の中ではかなり大きな流れが続いていた。

仕事上のある出来事をきっかけに、
それまで自分が人と関わるときに使っていた力の向きが、少しずつ変わり始めていた。

人の可能性を信じることと、その人の未完了まで背負うことは違う。

自分にできることが見えるからといって、全部を自分がやる必要はない。

相手が止まることも、選ばないことも、うまくできないことも、私が先回りして防がなくていい。

それまでも頭ではわかっていたことだった。

けれど、その頃にはそれが考え方ではなく、
実際の行動として自然にできるようになっていた。

誰かが動かないからといって、代わりに動こうとはしない。

必要以上に支えようともしない。

だからといって、見放すわけでもない。

その人が今できることと、できないことをそのまま見て、
その人の選択はその人へ返す。

内側を掘るワークでも、同じ変化が起きていた。

誰かが驚かないように、人や場に合わせて自分の大きさを小さくする必要はない。

相手の速度に合わせるために、自分まで遅くなる必要もない。

自分が自分の位置に立つことと、誰かを大切にすることは両立する。

さらに、仕事とはまったく別の場でも、
私は「自分で全部やる」のではなく、
それぞれの人の資質や容量を見て、役割を置くことを実際に始めていた。

振り返れば、その頃の私はすでに、
人を背負うことで世界を動かすやり方から、
かなり離れ始めていたのだと思う。

だからこそ、そのあとに現れた強い苛立ちが、自分でも不思議だったのだ。

もう誰かを救う必要はないとわかっている。
相手を変えなくてもいいこともそう。

それなのに、なぜ私は、この人にこれほど強く反応するのだろう。

そこから、次のワークが始めた。

その頃の私はすでに、誰かを背負うことで世界に関わる位置から、
自分の中心に立って関わる位置へ移り始めていた。


🔥 それでも、どうしても引っかかる人がいた


そんな変化の途中で、それでも妙に引っかかる人がいた。

仕事に関わるある知人で、
以前から、少し違和感はあった。

けれどその頃、あらためてその人との関わりを見たときに、自分でも驚くほど強い苛立ちが出てきた。

もう、相手を変えなければとは思っていない。
理解させなければとも思わない。

合わないなら距離を取ればいいし、仕事上必要なら役割や関わり方を調整すればいい。

誰かの未完了を、私が何とかする必要もない。

そこまでは、すでにわかっていたのに。

だから余計に不思議だった。

では、なぜ私は、この人にこんなにも反応するのだろう。

そこで浮かんだのが、
「なぜ私は、ときどきこういうタイプの人を、自分にとって重要な位置へ置いてしまうのだろう」
という問いだった。

最初は当然、対人関係の中に理由があると思った。

単純に相性の問題なのかもしれない。

女性との関係性に、まだ何か残っているのかもしれない。

幼い頃に身につけた学習が、現在にも影響しているのかもしれない。

あるいは、自分が相手から脅威として見られることへの反応なのかもしれない。

思いつく仮説を一つずつ置きながら、身体へ問いかけていった。

けれど、確かめれば確かめるほど、
最初に考えていた説明だけでは収まらなくなっていった。

いくつかの古い反応は確かに残っていた。

でも、それが今回の強い苛立ちそのものを生んでいるわけではないらしい。

問いを重ねるうちに、私は少しずつ「あの人がどういう人なのか」から離れていった。

相手の性格を分析することでもない。
相手との関係をうまくする方法を探すことでもない。

もっと別のところに、この出来事が起きている理由があるように感じ始めた。

そして問いは、いつの間にか変わっていた。

なぜこの人なのか、ではなく。

なぜ私は、こうした現象を自分の人生の中に必要としてきたのだろう。

ここからワークは、対人関係の話ではなくなっていった。

私は相手を理解しようとしてワークを始めた。

けれど問いを深めるほど、調べているのは相手ではなく、私自身の中にある何かだとわかっていった。


✨ ワークが終わったとき、「創造」に関わる何かが動いたことだけはわかっていた

問いを重ねていくうちに、ワークは思いがけない場所まで進んでいった。

最初は、ひとりの人との関係について調べていたはずだった。

なぜこんなに腹が立つのか。
なぜこういう人を、自分にとって重要な位置へ置いてしまうのか。

そこを知りたくて始めた。

けれど最後には、相手との関係よりも、
私はどういうときに最も力を発揮するのか。

何をきっかけに、大きな変化を起こしてきたのか。

どんな状態になると、創造性が一気に動き始めるのか。

という、自分自身の「創造の仕方」にまで問いが広がっていた。

そして、そこで見つかったものは、思い返してみると、これまでの人生の中で何度も繰り返されていた。

だからワークが終わった直後にも、
「これはかなり大きいことに触れたかもしれない」
という感覚があった。

自分の中にあった一つの構造が見えた。

それまで無意識に使っていたものを、初めて言葉にできた。

そこまでは、かなりはっきりしていた。

ただ、その時点ではまだ、それは新しい理解だった。

「こういう仕組みが自分の中にあったのか」
と分かったばかりで、
それがこの先の人間関係や仕事や選択に、
どんな影響を与えるのかまでは分からなかった。

だから、すぐには記事にしなかった。

ワークの直後に、
「こんなビリーフがありました」
「こういう答えが出ました」
とまとめることもできたと思う。

でも、それだけでは自分の中ではまだ足りなかった。

見つけたものが本当に深い変化なのか、
それともその場で腑に落ちただけなのか。

少し時間を置いて、現実の中で何が変わっていくのかを見てみたかった。

そのとき私は、自分の創造の仕組みに触れたことは分かっていた。

でも、それが人生の中で何を変えるのかまでは、まだ知らなかった。


🌸 1か月経って、ワークの続きが現実の中で始まった


ワークそのものは、その日のうちに終わった。

けれど、今振り返ると、本当の変化はそこから始まっていたのだと思う。

少しずつ、人を見るときの基準が変わった。

以前なら、目の前にいる人の「今」だけではなく、その奥にある可能性まで見ていた。

この人はもっとできるかもしれない。
ここを越えたら、こんなふうに広がるかもしれない。

その未来が見えるからこそ、近くに置き、
時間を使い、育てようとすることもあった。

でも、だんだんと、
「可能性があること」と「今それを扱えること」は別なのだと、以前よりはっきり見えるようになった。

今、この人にはどのくらいの容量があるのか。
何なら任せられるのか。
どこまでは自分で引き受けられるのか。
そして、私はこの人と何を創りたいのか。

そんなふうに、未来の可能性だけではなく、
現在の現実を見るようになった。

誰かを理解することと、その人に自分の時間を使い続けることも、同じではない。

相手の事情が分かること。
その人なりの背景があると理解すること。

それでも、自分の思考や創造力や時間を、
そこへ投資するかどうかは別の選択だった。

仕事で誰をどこに置くのか。
人を育てるとは何なのか。
誰とこれからの世界をつくりたいのか。

自分の生命力を、何に使いたいのか。

そうした判断の基準が、少しずつ変わっていった。

そして最近、まったく別のテーマから自分を掘っていたとき、
さらにもう一つの構造が見えてきた。

その瞬間、
「ああ、あのワークは、あそこで終わっていなかったんだ」
と思った。

あの日、一つのビリーフを見つけて終わったのではない。

そこから先の人間関係も、仕事も、育成も、創造の仕方も、少しずつ別の形へ組み替わっていた。

だから今になって、あのワークをきちんと記録しておきたくなった。

次の記事から、そのとき身体に何を問い、
何が違うと分かり、最終的にどんな創造の仕組みへ辿り着いたのかを、
一つずつ辿っていこうと思う。

完成した理論としてではなく。
あの日から今まで、現実の中で続いてきた変化の記録として。

あのとき変わったのは、一つの出来事への解釈ではなかった。

私が何を燃料に世界を創るのか、その仕組みそのものが、そこから少しずつ変わり始めていた。



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