【京都旅】出町柳観光におすすめ! 桝形商店街で触れた明治・大正・昭和の面影
◾️出町柳の商店街がとんでもない穴場だった
昨日、京都出身の
ツアーガイドの友人に
下鴨神社界隈を案内してもらった
元・京都市民のharukaです。

いやーーー出町柳界隈が
こんなにも見どころの多い場所だったとは!
昨日はつい
下鴨神社の面白さについて
熱く語ってしまいましたが
実はその後に訪れた
昔ながら「出町桝形商店街」も
負けず劣らず素晴らしい場所でした!

正月の余韻が残ります
今日は、その
「出町桝形商店街」について
その穴場っぷりを
語ってみたいと思います。
◾️「出町桝形商店街」とは?
▶︎「出町桝形商店街」のロケーションと歴史
「出町桝形商店街」は
(「でまちますがた」と読みます)
京阪電車の終着駅「出町柳」駅から
鴨川にかかる2つの橋を
渡ってすぐのところにあります。

三角州を右手に進みます。
この辺りは「出町」と呼ばれ
正確には「出町柳」とは
区別されるそう
(「出町柳」は鴨川の右側&駅の名前)。
かつてこの辺りは
京都の北の入り口に相当し
若狭街道や鞍馬街道といった
街道が3つも集まる要地でした。
出町には旅人だけでなく
小浜や洛北から
海や山の物産が集まり
交通や商いの要所でした。
洛北から京都へ、京都から洛北へ
出て行くところ
というところから
「出町」という名が
ついたのかもしれません。
https://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/cmsfiles/contents/0000110/110863/demachi.pdf
▶︎「出町桝形商店街」界隈の雰囲気は?
現在の出町桝形商店街の周辺には
京都を代表する神社・下鴨神社や
京都の難関大学・同志社大学
かつて代々の帝が居住した京都御所など
錚々たる名所が集まっています。
ただし、町の雰囲気は
意外なくらい落ち着いています。


四条河原町とのギャップが凄い。
昔ながらの雰囲気がありながら
生活感も活気もあり
かつ、観光客は少ないという
今どきの京都にしては
なかなかレアな空気感。
それでいて、見どころも
しっかりあるんです。
▶︎「出町桝形商店街」はどんなところ?
さて、商店街に入ってみましょう。

活気がある!
この日は祝日の翌日の火曜日で
お休みの店舗もいくつかありましたが
開いているお店は、とにかく活気がある!

行列ができている


地元愛の勢いも感じる
もちろん、古いお店ばかりでなく
比較的新しい感じの店構えも
いくつか見られたのですが
びっくりしたのが
コンビニや100均などの
全国チェーン店が皆無だったこと。

鰹節屋や書房、果物店が現役!
地域に根差しているというか
商売をする人も、買い物をする人も
顔が見えている感じがするというか
地に足ついた人情味を
感じる商店街でした。
◾️「出町桝形商店街」で印象的だったお店
▶︎古本屋「暮靄書房」
まず私がグッと掴まれたのは
古本屋さんの「暮靄書房」。
(「ぼあい」と読むそうです)

大胆な値付けにまたビビる
BOOK OFFといった
中古本を安く売るタイプの
古本屋とは違い
平成や昭和、あるいはそれ以前の
本や雑誌、図録などを売っている
今となっては絶滅危惧種のような
お店です。
私が心を掴まれた理由は
こちら

明治37年発刊の本物!!!!!!
100年以上前の雑誌!!!!!!
これがなんと600円🤣🤣🤣🤣
『ゴールデンカムイ』にハマって
日露戦争だの203高地だの
気になり始めている私にとっては
買わずにはいられない代物でした。

日露戦争の舞台となった中国の地図がついている


まだ序盤だからか、全体的に勇ましい
どえらいものを売っている古本屋でした。
ちなみにこちらのお店
驚いたことに
なんと2024年創業!
今どき古本屋創業する?!?!!
儲かりまっか?!??!?!
いやいやその心意気に
心底痺れます。
個人的に他のラインナップも素晴らしく
久々に研究者時代の血が湧きました。
とりあえず金カム好きな人は
寄ってみてください。
▶︎創業100年以上! 鯖寿司の名店「満寿形屋」
続いて、お昼ごはんに選んだのは
先ほども写真を載せた
鯖寿司の名店「満寿形屋」。
なんと100年以上続く超老舗だそうです。
(こちらのサイトでは大正6年創業?
とのことでした)

現代的なセンスが光る暖簾
時間帯の割に人が並んでいるのと
ネットの高評価が気になったのとで
私も列に加わりました。
後から調べてわかったことですが
実は出町は「鯖街道」の終着地。
先ほど、出町は
3つの街道が集まると書きましたが
そのうちの一つ、若狭街道は
「鯖街道」とも呼ばれるくらい
福井から特産品の鯖が
よく運ばれた道でした。
そして、何を隠そう
京都は鯖寿司発祥の地!
出町ももちろん
鯖寿司は名物とのこと。
つまり、鯖に縁の深いこの出町で
本場の鯖寿司を頂いちゃったわけです。


京都名物のにしんそばも
さて、私が選んだのは
その鯖寿司が2個ついた
鯖寿司うどんセット(1200円)
鯖寿司は持ち帰り用だと
1本数千円もする高額商品なので
ちょこっとだけでも頂けるのがありがたい。

決して格式高い雰囲気の
お店ではないんですが
明らかに鯖寿司は
格の高い雰囲気でやってきました。

果たしてその鯖寿司は
なかなか巨大で
箸で食べるべきか、手で頂くか迷ったほど
(結局手で頂きました)。
豪快なサイズの割に
なんとも上品な口当たり。
肉厚な鯖と、薄い昆布の合間に
木の芽が美しく収まって
その香り高さも見事。
キレのいい包丁で切り分けられた
鯖も鮮度抜群で
とてもおいしかったです。
かつて京都に住んでいながら
ちょっと意外だったのが京うどん。
少し甘めの出汁に
これまた品のいいさっぱりとした
おあげさん。
そして、ざっくりと大きく切った九条ネギに
細くて柔らかい麺。
おちょぼ口の舞妓さんを気取って
数本ずつ啜ると
なんだか穏やかな気持ちになりました。
なるほど、こういう味こそ
旅先で食べたい
その土地ならではの食べ物でした。
店員さんとお客さんの
やりとりを聞いていると
地元の方も多い印象。
気取らないお店に
プライドを感じる鯖寿司と京うどん。
ご馳走様でした。
◾️「出町桝形商店街」で時間旅行
中世から続く鯖街道に
明治の雑誌を売る古本屋。
大正時代から続くお店に
昭和から活気あるアーケード。
出町桝形商店街には
いろんな時代の面影が
慎ましく残っていました。
こちらの記事を拝見すると
他のお店にも
並々ならぬこだわりが見え
どうかいつまでも
残っていて欲しいと思わせる
独特の引力を放つ商店街でした。
観光客で溢れる錦市場や
現代的な感性が光る
寺町京極商店街とも違う
地域の生活に
深く根ざした
ノスタルジックな商店街。
観光地の喧騒に疲れたら
京阪電車に乗って
ここまで足を伸ばしてみるのは
いかがでしょうか?
以上、ここまで読んでくださり
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