四次元ポケットの世界は、もうすぐそこ?
ここ数年、
AIの進歩には驚かされることばかりです。
便利を通り越して、
時々少し怖くなるほど。
ニュースでも、
仕事でも、
教育の世界でも。
毎日のようにAIという言葉を耳にするので、
「時代に置いていかれないように」
私も少しずつ触れてみることにしました。
とはいえ、
最初は何を聞けばいいのかもわかりません。
「こんなこと聞いていいのかな?」
そんなふうに、
恐る恐る話しかけていました。
ある時、
ふと聞いてみたんです。
「あなたには名前や国籍、誕生日ってあるの?」
すると、
一瞬で長い説明が返ってきました。
「おお…」
次に聞いてみました。
「あっという間に返事が返ってくるけど、
時間の感覚ってあるの?」
するとAIは、
「今日は〇月〇日〇時、
という情報は認識しているけれど、
人間のように“時間が流れる感覚”はないよ」
と答えました。
その瞬間、
なんだか不思議な感覚になったのです。
こちらは、
考えて、
迷って、
言葉を選びながら質問している。
でも相手は、
“時間を感じることなく”
瞬時に返してくる。
私たちが生きている
この三次元の感覚では、
うまく理解できない世界。
もちろん、
本当に四次元というわけではありません。
でも、
「時間の感覚を持たない存在」と会話していると、
子どもの頃に見ていた
ドラえもんの世界が、
少し現実に近づいてきたような気がしました。
小さなポケットから、
信じられないほど大きな道具が出てくる。
子どもの頃は
ただの空想だと思っていたものが、
少しずつ、
現実になり始めているのかもしれません。
これから先、
AIはもっと進化していくでしょう。
知識を調べることも、
文章を書くことも、
きっと今以上に簡単になります。
だからこそ、
人にしか育てられない力が、
これまで以上に大切になる気がしています。
相手の気持ちを想像する力。
自分の言葉で考える力。
「なんでだろう?」と疑問を持つ力。
誰かと一緒に笑ったり、
悩んだり、
心を動かしたりする力。
テストの点数や順位も、
もちろん大切です。
でもその先にある、
「どんな大人になっていくか」。
AIがどれだけ進化しても、
最後に人を支えるのは、
人の心なのだと思います。
だから教室でも、
ただ問題を解くだけではなく、
子どもたちが
未来を生きていくための“土台”を、
少しずつ育てていきたいと思っています。
