自分で作ったツールが、6か所で利益を取り逃していました。
ども!ひーです!
昼は店舗運営の仕事をして、夜と休日はAI(Claude)を相棒に副業せどりをしています。
リサーチの大半は、AIと一緒に作った自動巡回ツールにやらせています。
そんな僕が先日、ふと思い立ってAIにこう聞きました。
【このツールの甘いところ、教えて。利益逃してるよーって部分を具体的に】
返ってきた答えで、ちょっと青ざめました。
利益を取り逃がす構造的な穴が、【6つ】。どれも心当たりがありすぎました。
しかも直した結果、いつも6,490円からだと思っていたブランドの仕入れ候補が、同じサイトで【2,530円から】出てくるようになりました。並び替えひとつで、です。
この記事では、こういうことを書きます。
AIに自作ツール(や自分のリサーチ手順)を監査させる【具体的な聞き方】
僕のツールに空いていた【6つの穴の正体と塞ぎ方】
相場照合の精度を上げる【メルカリ検索の5つの設定】
ツールを持っていない方も大丈夫です。
6つの穴は【手動リサーチにもそのまま当てはまる】ので、自分の探し方の穴チェックリストとして使えます。
ちなみに、この監査をやった日の実戦そのものは無料記事に書いています。何が起きたかを先に知りたい方はこちらからどうぞ。
新型AI爆誕の初日、75着リサーチして買ったのは3着。これって失敗?
この記事で得られるもの、得られないもの
得られるもの
AIに自分のツールや手順を監査させる指示文(コピペで使えます)
利益を逃す6つの穴のチェックリスト(手動リサーチ兼用)
メルカリ相場照合の設定5点セット(そのままブックマーク手順にできます)
得られないもの
これで月いくら稼げる、という話(書きません。僕もまだ道の途中です)
ツールのソースコード全文(考え方と手順を持ち帰ってもらう記事です)
第1章:AIへの監査依頼の聞き方
まず大前提です。
AIに【このツールどう思う】と聞くと、当たり障りのない感想が返ってきます。
効いたのは、【利益に直結する形で責任を持たせる聞き方】でした。
実際に使った指示文がこれです。
【このツールの甘いところ、もっとこうしたら利益商品が見つけられるのに、利益逃してるよーって部分を具体的に言って。そして改修して。】
ポイントは3つあります。
1つめ。【利益という評価軸を固定する】。コードの綺麗さじゃなく、儲かるかで見ろと指定します。
2つめ。【具体的にを必ず付ける】。これがないと抽象論で逃げられます。
3つめ。【改修してまで頼む】。指摘だけだとAIは評論家になります。直すまでがセットです。
もうひとつ大事なのが、監査させる前にAIへ【実戦データを食わせておく】ことでした。
僕の場合、この直前に75着分のリサーチをAIと一緒にやっていて、同じブランドでも柄物と無地で売値が3倍違う、みたいな生の相場感をAIが持っている状態でした。
この状態で監査させると、指摘が机上の空論じゃなく【さっきの実戦でこうだったから】に変わります。
第2章:見つかった6つの穴
ここからが本題です。
僕のツールは、中古服サイトを巡回して、メルカリの売れ値と照合して利益判定するものです。
そこに空いていた穴を、ひとつずつ書いていきます。
手動でリサーチしている方も、頭の中で同じ処理をやっているはずなので、自分の手順と照らしながら読んでみてください。
穴①:割引率順と新着順しか見ていない
ツールは、割引率が高い順と新着順の上位だけを巡回していました。
一見合理的です。でも割引率順って、【値下げしないと売れない不人気品】が上に来やすい構造なんです。
AIの指摘はこうでした。
【人気ブランドを名指しで検索して、安い順に並べる方が、掘り出し物の密度が圧倒的に高いです】
実際、あるブランドをキーワード指定して安い順に変えた瞬間、おすすめ順では6,490円からしか見えていなかったのが、【2,530円から】に変わりました。
サイトは同じ。商品も同じ。【並び順だけで、見える世界が変わりました】。

塞ぎ方はこうです。狙うブランドを10個決めて、ブランド名かける安い順をルーチンにする。割引順は補助に格下げする。これだけです。
ここまでが、僕が最初に手に入れた1つ目の金脈でした。
残り5つの穴は、正直こっちの方が地味です。でも【誤判定を減らす】という意味では、こっちのほうが効きました。
穴②:相場照合のキーワードが雑
ツールは売れ値を調べるとき、ブランド名とアイテム名で検索していました。
これ、実戦で【致命傷】だと分かりました。
同じブランドのワンピースでも、こうなります。
無地 1,400円から2,500円
柄物やプリント 4,000円から7,500円
【3倍違います】。
雑なキーワードで中央値を取ると、柄物の儲かる候補を【相場2,000円ですね、見送り】と誤判定し、無地の地雷を【相場4,000円、買い】と誤判定する。両方向に損する穴でした。
塞ぎ方は、検索キーワードに【特徴語を1個足す】ことです。ブランドプラス花柄プラスワンピース。ブランドプラスレースプラスワンピース。たった1語で中央値の精度が別物になります。
穴③:廉価ラインの混入
有名なセレクトショップ系には、本体ブランドの下に【廉価ライン】があります。若者向けや郊外店向けの、安い姉妹ブランドです。
ブランド名で検索すると、この廉価ラインの売れ値が混ざって【中央値が下に引っ張られます】。
結果、本体ブランドの優良品を、儲からないと誤判定していました。
塞ぎ方はシンプルです。メルカリの検索には【除外キーワード】が設定できます。検索オプションの除外キーワード欄に廉価ラインの名前を入れるだけで、本体だけの実勢が見えます。
穴④:売れた実績が1件でも堂々と判定する
売り切れ実績が1件しかないのに、その1件を相場として利益計算していました。
1件の中央値って、ただの【誰かが1回売った値段】です。
たまたま高ければニセの買い判定、たまたま安ければニセの見送り判定になります。
塞ぎ方は、【実績3件未満は判定保留】にして人間が手動確認するルールに変えることです。
機械に【わかりません】と言わせる勇気、けっこう大事でした。
穴⑤:商品の状態を売値に反映していない
中古って状態が命なのに、ツールは状態C(やや傷あり)の商品も、状態AとBの売れ値相場でそのまま利益計算していました。
塞ぎ方は、状態ランクに応じて想定売値を割り引くことです。
僕は【Cは相場かける0.9、Dは相場かける0.8】で設定しました。
地味ですが、ニセの買い判定がごっそり減りました。
穴⑥:季節を見ていない
6月にウールのワンピースを【利益2,000円、買い】と表示してきたことがありました。
数字の上では正しいんです。でも【売れるのは10月】です。それまで現金が在庫に化けて凍ります。
僕らみたいな兼業の小規模せどりにとって、【在庫は寝た現金】です。
帳簿の利益より、今月の手元の現金。ここを機械は知りません。
塞ぎ方は、ウール、ファー、ツイード、ベロア、コーデュロイといった【秋冬素材のワードを検知したら警告を出す】ことです。僕は即決リストから自動で外すようにしました。

第3章:メルカリ相場照合の精度を上げる5点セット
穴②から⑤をまとめると、メルカリで売れ値を調べるときの設定はこうなります。
手動リサーチの方は、このままブックマーク手順にしてください。
【売り切れ】の絞り込みは当然オンにする
【商品の状態】は、未使用に近い、目立った傷汚れなし、やや傷汚れあり、の3つに絞る。新品未使用を入れると相場が上に歪みます。中古を売るなら中古の実勢で見ます
キーワードは【ブランドプラス特徴語プラスアイテム】の3点構成にする
【除外キーワード】に廉価ライン名とノイズ語を入れる
ヒットが【3件未満なら、その相場は信用しない】。キーワードを1段階広げて、それでも薄いなら見送ります

第4章:AIに改修させるときの指示文テンプレ
最後に、見つかった穴をAIに直させるときのコツです。
僕が使った流れを、そのままテンプレにしておきます。コピペで使えます。
まず現状確認。【このツールや手順の処理の流れを、利益判定の観点で説明して】
監査。【利益を取り逃してる部分と、誤判定しそうな部分を、具体例つきで全部挙げて】
優先順位。【直した場合の利益インパクトが大きい順に並べて】
改修。【上から順に直して。直したら、修正前後で判定がどう変わるかテストして見せて】
検証。【実際の商品で1件、最初から最後まで通しで動かして結果を見せて】

ポイントは、5番の【実弾テストを必ずやらせる】ことです。
コードが綺麗に直っても、実際の商品で動かなければ意味がないので。
僕もこのとき最後に1件通しで動かして、仕入6,490円、相場3,350円、赤字4,325円で見送り、という【正しく買わない判定が出ること】まで確認して終わりにしました。
おわりに:道具は作って終わりじゃなく、疑って育てる
自動化ツールって、作った瞬間がいちばん信用してしまうんですよね。
でも相場は動くし、季節は変わるし、作ったときの自分の知識にも穴があります。
【利益逃してないかとAIに聞く習慣】は、たぶん月1回やる価値があります。
僕はこれで、ずっと素通りしていた安い順の金脈を見つけました。
この記事が、あなたの道具か手順の穴をひとつでも塞げたら嬉しいです。
最後に。数ある記事の中から、お金を払ってここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
その気持ちに応えたいので、質問があればコメントでどうぞ。購入してくれた方の質問には最優先で、実際の画面を見ながら答えられる範囲で全部答えます😊
お金の勉強の原点をくれた両学長とリベシティの仲間たちにも、いつも感謝を込めて。
最後まで読んでいただきありがとうございます^_^
