|早く帰る仕事術|早く帰りたいなら、これは削れ。教員が“手放していい3つ”
「全部やらなきゃ」は、もうやめよう
前回は、削ってはいけない3つを書いた。
・保護者対応
・子どもとの約束
・勝負の授業
ここは削るな、と言った。
じゃあ逆に、削っていいものは何なのか。
今日はそこをはっきりさせる。
全部抱え込むから帰れない。
だから、今日は“手放していい3つ”である。
① 完璧な掲示物
まずこれ。
完璧な掲示物。
子どもの作品をきれいに整え、漢字を直し、コメントを書き、ポケットに入れ、横を揃える。
あれ、時間が溶ける。
掲示物は、学級経営の本質ではない。
掲示が多少曲がっていても、字が少し乱れていても、子どもの学びは止まらない。
参観前だけ整えればいい。
普段は、機能していれば十分である。
掲示は“作品展”ではない。
削っていい。
② なんとなくの居残り雑談
これ、あるあるである。
放課後、なんとなく職員室に残る。
お菓子が回る。
雑談が始まる。
「もうちょっとやるか」となる。
悪い時間ではない。
でも、それが毎日なら、人生が削られる。
必要な相談は、時間を決めてやる。
なんとなくの居残りは、やめる。
帰る人が増えると、空気は変わる。
帰る勇気は、文化を変える。
③ 全部自分でやること
若手にありがちである。
学年の資料も、自分で作る。
プリントも、自分で整える。
データも、自分で入力する。
頼ればいい。
共有すればいい。
前年度のものを使えばいい。
教員は、チームである。
全部自分で抱え込むのは、美徳ではない。
むしろ、長く続かない。
「ここは任せます」
と言える力も、仕事力である。
削ることは、怠けることではない
削ると聞くと、手を抜くように聞こえる。
でも違う。
本質を守るために、周辺を削る。
信頼を守るために、形式を削る。
子どもと向き合うために、見栄を削る。
削る勇気がないと、全部が中途半端になる。
教員という仕事は、優先順位でできている
教員の仕事は無限にある。
だからこそ、
削らない3つを守る。
削っていい3つを手放す。
それだけで、働き方は変わる。
早く帰ることは、甘えではない。
続けるための技術である。
今日、ひとつでいい。
何かを削って帰ってみてほしい。
人生は、意外と軽くなる。
