見出し画像

信州田沢温泉 山あいに聳える高楼の宿 その3(完)~「ますや旅館」 歴泊記 2026.4.2-3 ~「文化財に泊まりたい。」ファイルNo.19

 今回の歴宿は信州田沢温泉「ますや旅館」。圧巻の木造3階建て入母屋と島崎藤村で有名な宿だ。

 「藤村の間」に泊まり、朝日で目覚めて、コーヒーを飲みながら日向ぼっこ。身体も暖まって散歩に行きたくなってきたところまでが前話(その2)。

その2はこちら⇩

 ということで、これから散策に出かけるのだが、その前にペットボトルの水を一口飲もうとしてイイこと思いついた(笑)。

広縁が微妙に傾いている 
錯覚ではないよ

 この写真⇧でも広縁がなんとなく傾いているように見える。目の錯覚ではない。椅子に座っていても感じる。

 で、何を思いついたかと言うと、ペットボトルのキャップで実験⇩してみた。

 よく転がった(笑)。朝から有意義な実験ができた(嬉)。

では、お散歩、出発だーッ!

「藤村の間」の前でウォームアップ

1階に下りてまずは新館の階段を上る。

階段棟2階の窓から渡り廊下がよく見える
 ここに来てパシャリするのも3度目くらい
 新館2階フロア
ここを進むと客室がある
2階から階段を見下ろす
階段を下りて右側の暖簾は食事の部屋だ

ここ⇧を左に折れて渡り廊下を大浴場の方に向かう。

渡り廊下の壁に沢山色紙が並んでいる
一番手前に珠緒ちゃんがいる
昔は⁉ カワイかったなー
 これは映画ポスターだね

スタスタスタと進んで大浴場付近の廊下に到着。

キレイな青空と山の緑
 朝日を受けた建物が映える  
本館の方へ戻りながら
渡り廊下の窓から本館をパシャリ
柵の外側の通路(隣の家屋)を基準とすると
4階どころか5階建てにも見える。
正に聳えてるって感じ(笑)
スマホを横にしてもう一枚

玄関から外に出て西館側へ行ってみる。

正面の建物が西館
現在は客室としては使ってないらしい


西館前から玄関側に振り返えるとこんな感じ

宿の前の公道に出てみる。

 左から玄関・土蔵・東館、道を挟んで東蔵  
駐車場から車越しに土蔵と東館  
東館だけパシャリ
下手から東館  
横にしてもう一枚  
東館「藤村の間」を見上げる  

脇の通路に入って敷地裏手へ行ってみる。

正面の建物は新館
左の柵の上に白っぽく見えるのは貸切風呂
振り返るとこんな感じ
右が東館、左奥に東蔵    
さらに奥に進んで振り返った図

大浴場の建物の手前まで通路を進んでみる。

ここからだと枝が、、、
大浴場を背にしてパシャリ
右から新館、本館、東館
やはりここからが一番よく見える

まずまずの写真が撮れた。満足して引き返す。

 引き返しながらパシャリ
左側の建物は広間とその下の階が卓球室
右が大浴場の建物。

 大浴場の建物は高床(懸け造り)になっているのがよくわかる。本館1階を基準にした敷地の高低差はこのくらいになるってことだね。  

こっちは本館側の渡り廊下

 渡り廊下も高床(懸け造り)で、少し下りながら新館の1階(休憩室付近)に繋がっているのが分かる。

通路のこの位置からだと
東館と本館が並んで撮れた(嬉)
貸切風呂(右下の白っぽい壁)もよく見える

 公道に戻って、さっき見上げて撮ったばかりだけどもう一度東館を見上げる。

昨日も何枚も撮ったけど
やっぱりこの青い空だとチガウ!
視線を下げて、駐車場から門側
門の方へ進む      
道路から玄関正面  
門の前を通り越して振り返る

有乳湯(足湯)の方へ行ってみる。

    足湯向かいの山城屋
山城屋の門
有乳湯の足湯

ここ⇧を右折して西館の裏側の路地に入ってみる。

西館の裏側の路地
西館裏口

さらに本館の裏側へ回ってみる。

本館裏側はこんな感じ

 共同浴場の裏手の小径を上がってみる。
その先は薬師堂だ 。

薬師堂への石畳と石段
薬師堂
  境内からの見晴らし
浅間山の方角

石段を下りて共同浴場の前に戻る。

共同浴場「有乳湯」

上手の斜向かいに白い土蔵が並んでいる。

山城屋の蔵なのかな  
リッパなのが二つ並んでいる

 山城屋もなかなか良さげな宿っぽい⁉と思ってググったら正式には「山城屋リゾート」っていう会員制施設。

 最近リノベーションしたらしい。一般客でも泊まれるようだけどかなりイイ料金が提示されてる(泣)。

 ラグジュアリーってやつだね。少なくとも我のターゲットではないようだ(笑)。

蔵の前の道路から下手を臨む

ここでUターン。宿に引き返す。

  ますや旅館の玄関(土蔵)の前  
玄関看板
 脇の看板  
玄関に入る
玄関入ってすぐ横の本館2階への階段

 本館への階段真中に花瓶が置いてある。おひとり様プランだと通常は本館になるみたいだけど、今日は通行不可ってことなのかも。

 ロビーから玄関
 ロビーの天井  
ロビーの一角

ロビーから廊下へ出る。

  藤村の間入口上の欄間

 廊下の自販機の横から喫煙所(屋外デッキ)に出られるようになっている。位置的には貸切風呂の真上。つまり屋根なのだ。

 我は飲み友達からの「もらい煙草」しか吸わないから喫煙所はスルーしてた。なので、ここは今回が初。出てみる。

屋外喫煙所へのガラス戸
 デッキに出て東館を見上げてパシャリ
東館の屋根に「反り」があるのがわかる
  こっちは新館側 真横に渡り廊下が見える
ちなみに新館や本館も入母屋だが
屋根には「反り」がない
もう一度東館
見えているのは踏込みの窓(簾)だ
中央の茶色の屋根は新館2階への階段  
以上、喫煙所はこんな感じ

見ておいてよかった。
それでは廊下に戻って部屋に帰る。  

「藤村の間」への階段
階段の途中でパシャリ
部屋の前の廊下
 階段を見下ろす  
これは本間と次の間の壁の裏側
物が置かれていて通行不可だけど
一応廊下になっている。窓もある。
眺望は隣の土蔵の瓦だけどね(笑)

 「藤村の間」は東館3階のワンフロアを占めている。その部屋の周り(長方形の4辺)はいわゆる回廊になっている。しかもすべての辺に窓があるのだ。

 まず踏込みがあって、左から時計回りに浅間山側の広縁と道路(駐車場)側の広縁が続き、最後にここ⇧ってワケだ。 

踏込みの消火設備
消火設備の上の窓からは
本館2階と、その向こうに西館 が見える
この踏込みの右側の窓には簾が掛かっている
さっき喫煙所から東館を見上げた時に見えた窓だ。
簾越しに新館(正面)と本館2階 (左)が見える。
真下は喫煙所だ

 さて、そろそろ朝食の時間。8時を過ぎたら食堂に来てくださいと言われている。

 朝定食 
小鉢がたくさん並んでいる。

 朝食も地元食材に拘りがありイイ感じだ。夕食で食べきれなかったアユ塩焼きも出てきたよ。もちろん完食。

  「ごちそうさまでした」

部屋に戻って広縁で一休み   

 さっきは広縁の傾きを実験したけど、これまでの写真でも分かる通り、全体的に部屋(柱や建具)の歪みや隙間はかなりのものだ。

  藤村が滞在した当時からほぼ手を加えていないというからこうなるのは当然だろう。逆に言えば、それほど貴重な空間(部屋)ということだ。

 近い将来には何らかの補強(改修)が必要になるんだろうけど、可能な限りこのままの状態を保ってくれることを願う。 

以上、広縁

 そろそろ9時。チェックアウトは10時までなので、最後にひとっぷろ浴びたい。ヌル湯(貸切風呂)じゃなくて、暖かい大浴場がイイ。

大浴場(再掲)

 もちろん独泉だった。今回は露天風呂も日が当たって適温で気持ちよかった。内風呂では数曲熱唱。喉の調子もよく大満足(嬉)。

 部屋に戻って、帰り支度しながら最後のパシャリ。

   子供のころ確かハクション大魔王⁈ で
こんな感じの壺を見たような記憶。
これは木で出来てる壺だけどね  (笑)

 時刻は9時50分。名残惜しいけど階段下りてフロントでチェックアウト。

 ちなみに今回の宿泊は通常プラン(料金設定)にない予約で、電話でお願いしてイレギュラーに対応していただいたもの。通常より割高になるのは覚悟していたのだが、なんと、女将さんが提示した料金は想定していた金額よりかなりお安い。「えッ、この金額でいいんですか?」って感じだ。女将さんは「空いていましたからね」って言ってたから、平日の空きの直前予約ってことでお得料金にしてくれたようだ(嬉)。

 「また来ますね。ご主人にもよろしくお伝えください。」 って言いながら女将さんに見送られて駐車場へ。

 他のお客さんは既に帰ったようで駐車場には我の「流星号」のみ。

障害物なしで土蔵と東館をパシャリ
  青空に映える  

 さて、今日も天気がいいから、計画通りに千曲市の「稲荷山宿」(重要伝統的建造物群保存地区)に寄って散策してから静岡に帰る予定だ。

 まずは麻績ICに戻って高速に乗り、姨捨PAでルート確認を兼て休憩。「稲荷山宿」は更埴ICが最寄りのようだ。  

姨捨PA
眺望バツグン
下のパネルが眺望の案内図になっている

 休憩はそこそこに稲荷山に向かう。更埴ICで下りて「稲荷山宿」(重要伝統的建造物群保存地区)に到着。時刻は11時ちょうどだ。

 ところが、街の情報やマップなどを調達するつもりだった「蔵し館」っていう主要な見学施設がまさかの休館中。横の駐車場にも入れなくなってる。せめて街歩きしたいのだが、、、

 付近をグルリと車で一周したけど車を止められそうなところが見当たらない。どうしようかと思いながら元の位置に戻ってきたら、施設の隣のお宅のマダムがちょうど庭いじりをしていた。

 事情を話したら、「それは大変ねー。ここなら止めてもいいわよ。」ってな感じで、マダム宅の敷地内のスペース(施設から数メートルの至近)に駐車許可をいただけた。

 「あっち側に蔵が並んでいるわよ」って方角の案内までしていただけた。なんてやさしい。「ありがとうございま~す(笑顔)」。 それでは散策開始だーッ!

休館中の「蔵し館」  

 とりあえずマダムに教えていただいた方向に歩きだす。ほどなく長雲寺への参道。寺の方に行ってみる。

参道を奥に入って長雲寺へ  

 マダムを信用しないわけではないが、さすがに自分で方向を確認したい。我はジジイ故、紙のマップが一番いいのだが、無いものはシャアナイ。

 こういうときはバッグに携帯している iPad miniに散策マップをダウンロードするのが次善の策。そうすればスマホはカメラ専用で使えるから便利。

稲荷山宿散策マップ
(千曲市観光協会HPより)

 iPadでマップを確認して、見当をつけた方向に適当に歩きながら、それっぽい建物をスマホでパシャリしていく。

 まぁ、歩きながらiPadを見ている訳にもいかないし、両手ふさがりになってしまうので、地図は方向や建物の確認ときだけ、ちゃんと歩みを止めてからチェック(笑)。 

これは⇧旧呉服商「山丹」
マップの写真と一致しているので確か(多分)
 その先のそれっぽい建物もパシャリしておく    
ここ⇧は郵便局付近の交差点  
CASIOの看板の下に小さく「米清」の文字
マップには「旧醸造蔵」で立派な外壁との説明
そんな風に見えないけど、倉は裏側なのかな  
こっちは現役の肥料屋さん  
奥隣に土蔵があるけどこれもそうかな  
交差点に戻って左折してみる  
さっきの「米清」の左となり
さらに進んで  これは「旧塩醤油商店 増良」
マップの写真と一致しているので確か(笑)    
 この路地に入ってみる    
左が「増良」、右は不明
この通りを「たまち蔵道」というらしい
標識が出てるから正確な情報(笑)  
たしかに立派な蔵が並んでる  
細い路地を抜けて別の通りを進んでみる
 この⇧立派な塀は「高村別邸」の跡
説明看板もあった(笑)

  ここでiPadの地図を確認したら「旧梅沢屋(六十三銀行跡)」が拡大マップの端になっているので、今回はそこまで行って終わりにしようと決意。

目的地付近
ありました 
これが「旧梅沢屋(六十三銀行跡)」らしい  
塀沿いに進んで振り返って梅沢屋をパシャリ
  この先は「治田神社」 
大きな鳥居が見える
 梅沢屋の裏側に回わる  

ここで折り返し、表通りを「蔵し館」の方に帰る。 

途中にあった「旧カクイチ田中商店」  
その隣におやきやさん「旧田中園」
元お茶屋だったそう  

 ちょうど12時だ。結構歩いたのでお腹が減った。おやきやさんの戸を開けて覗いてみると中で出来立てを食べられるらしい。

いい雰囲気    

  季節限定の「雪菜」と「ナス」を所望。 「蔵し館」が休みだったのでここで休憩できてよかった。店のおばちゃんともお話できたし。

熱いお茶もいただけた。
 こんなコラボのラムネも
このアニメは最初の2話くらい見た憶え。
この辺りも舞台だったのかな

 おみやげに野沢菜や切干大根など数個ゲット。
一個150円で良心的お値段。もちろん美味。

「ごちそうさまでした」  

 郵便局の交差点まで戻ってきたところで、「あれっ!」ここ「米清」の外壁じゃん‼

「米清」の醸造蔵の外壁・塀

 さっき(往路)は気付かなかった。いったい何を見て歩いていたのだろうか。こんなに長い塀なのに。トホホ

散策マップの説明の通りリッパな塀だ
  こっちは「山丹」      
「山丹」はさっき(往路)も気が付いた
こっち側ばかり見て歩いてたのかな(言い訳)
こちらの建物は不明

 スタート地点の「蔵し館」に戻って来た。さっきのマダムの姿はない。時刻は12時半。お昼だからね。心の中で「ありがとうございました~ッ」

「蔵し館」

 流星号に乗ってナビを自宅に設定。ちょっと進んだところで、最後の数枚をパシャリ。

この建物は旧料亭「松葉屋」
この蔵は料亭の並びにあるけど不明

 以上、なんとか「稲荷山宿」散策完了(嬉)

 あとは更埴ICから高速に乗って安全運転で帰るだけ 。

14時 諏訪湖SAで休憩
疲れたせいか甘いものが欲しくなった
ってことでカフェモカの大きいのをゲット
15時30分 中部横断道「道の駅なんぶ」で休憩
なぜかここでも甘い缶コーヒーを買ってしまった
自販機でボタン押し間違え(笑)


16時40分 帰宅
(完)

※画像の引用は本文に記載の通り
その他の画像は滞在時に撮影


いいなと思ったら応援しよう!