「文化財に泊まりたい。」No.3-2 湯河原温泉「伊藤屋」宿泊と寄りみち雑記 2025.2.19-20
(No.3-1からのつづき)
風呂から戻り、早速、部屋の冷蔵庫を開ける。ビールもいいけど、来た時から気になっていた伊藤屋ラベルの日本酒を選択。

一合瓶の中身は富士宮の銘酒「富士錦」本醸造。冷酒だからサラリと飲める。夕食は18時。まだ2時間近くある。いつものようにiPadでゲームやりながら夕食を待つことにする。文化財の宿で歴史とか風情を楽しむとか言いながら、ちょっと野暮かも。でも、それはそれ、これはこれ。ゲームやアニメは自分の幸せには重要な要素。だから”しゃあない”のだ。
気が付けばお酒がなくなっている。うーん、飲み足りない。あと1時間。食事まで待った方がいいと思いながら、結局誘惑に負けて冷蔵庫からビール中瓶を追加。

そろそろかなと思っていたところ、ちょうど部屋の電話が鳴る。さあ、お待ちかねの夕食だ。食事処は新館の1階。半個室とのことで客ごとに障子の衝立で仕切られている。案内されて右手前のテーブル席へ。

一応視線は気にしなくてもいいが、話し声はよく聞こえる。特に隣の客の声が大きい。はっきり言ってウルサイ。持ち込んだiPadの音が全然聞こえない。イヤホンを持ってくるべきだった、、、でつい音量を上げてしまった。すかさず仲居さんにおしかりを、、、、ごめんなさい。おひとり様の悲哀。話し声はうるさくても受忍するしかないということか。しゃ~ない。反省。


さて、夕食は月替わりの献立。旬の食材・山海の幸を使ったこだわりの料理とのこと。そしてお酒は予め決めておいた「湯河原で飲むならこれ!」と宿でお勧めの地ビール。その名も「湯けむりペールエール」。HUMANSBEERという醸造所なんだとか。

その後は湯河原限定清酒「花さがみ」本醸造。これまたスッキリとしていて料理によくあう銘酒。最後のデザートまで料理も完食。満足の料理とお酒であった。

部屋に戻ると布団を敷いてくれてある。ほろ酔いでいい気分。ちょっとゴロリ。幸せな時間。でも、このまま寝落ちすると、やりかけのゲームがやばいことになる。話が逸れるが、やっているのはリアルタイムの富国強兵ゲーム(いわゆるネトゲとかソシャゲ)。だから、ゲームをしない夜間などは安全モードにしておかないと敵(他のプレーヤ)に攻撃されてしまう。これまで日々積み上げてきた努力が台無しになってしまうのだ。気合を入れなおして、しばし安全モードの設定に集中。ちなみに全部で8つのアカウントを使っている。同じゲームを8人分しているっていうことだ。まあ、自業自得なんだけど、結構な手間と時間(通常の8倍)がかかるのだ(笑)。

おかげで終わるころには目が冴えてしまった。満足したはずのお酒ももう一杯飲みたい気分になってきた。飲み過ぎかなとも思い、今日これまでにどのくらい飲んだか振り返ってみる。ビール中瓶3本と日本酒2合ちょっと。少なくはないけど、飲み過ぎでもない⁈ まだ20時だし、チェックアウトは10時だし。よし、もう少し飲んでも大丈夫だ。冷蔵庫には瓶ビールと缶酎ハイ。つまみも柿の種の缶入りが入っている。ということで、iPadでネット配信のアニメを見ながら各種1本ずつおいしくいただいた。

なんとなく肌寒く感じて、時計をみると21時。障子を隔てた広縁の方から少し冷気がくるようだ。木造で、あれだけ窓が大きいならさもありなん。エアコンも重労働でご苦労様だ。
明日の朝食は8時半。そのまえに、まだ入ってない内風呂に入ることも考えるとそろそろ寝てもいい時間。iPadのアニメをそのまま枕元に移しBGMにして布団をかぶった。
翌朝目覚めたのは6時半ちょっと前。これまた話が逸れてしまうが、最近気にしているのが睡眠の質。スマートバンド(スマートウォッチの廉価版)と連携しているスマホのアプリで睡眠記録を見ると就寝は21時10分で睡眠時間8時間余。

夜中に2回、計1時間程度起きていた記録になっている。スコアは80点で「昨夜の睡眠の質は比較的良好でした」という評価だ。まあ、平均でも80点を超えてるから取り立てていいスコアでもないんだけど。グッスリ眠れたつもりでも相変わらず深い睡眠の持続性はよくない。原因は不明。悩んでもしゃあない。

さあ、朝風呂に行こう。まず内風呂だ。貸切風呂は7時からだから、もし空いていたら、もう一度はいろうかな、と思いつつ、部屋から廊下へ。やっぱり寒い。早く温泉に浸かりたい。階段を足早に降りたいところだけど、浴衣の裾がそれを阻んで歩きにくい。

内風呂は男女別。脱衣場に入ると同年代くらいの先客が一人いたがすぐに出て行った。出がけに「この宿寒いね」とあいさつ代わりに話しかけてきたので、苦笑しつつ、「まあ、文化財の宿ですからね」と返しておいた。「いやなら、こういう宿に泊まっちゃいけないよ」とは思っても禁句。

殿方用の浴槽はタイル張で片側に天然岩石(真鶴の赤石というらしい)を豪快に積み上げた造り。タイルの水色に石の赤が映える。何かをイメージしたものなんだろうか。もしかしたら海に流れ込む富士の溶岩だったりして、、、
さて、身体も温まった。そろそろ7時になったころ。そそくさと浴衣を着なおして、内風呂を出る。運が良ければ貸切に入ろうと期待したが残念。一方は扉に貸切中の札。もう一つの方も扉を開けて男の客が立っている。念のため聞くと奥さんを待って今から一緒に入るのだそう。それじゃあ、しゃ~ない。部屋に戻って、帰りに寄っていくところ(観光)を考えながら朝食を待つことにしよう。
No3-3へ つづく
※画像の引用元:タイトル画像及び玄関フロント、食事処、風呂の画像は伊藤屋HP。
その他の画像は筆者滞在時2025.2.19-20に撮影
