Vol.2 目は覚めた。体はまだ寝てる。
最近、目覚まし時計のアラームを聞いていません。
だって、その前に目が覚めているから。
しかもスッキリ起床、ではなく
「……起きてるけど、動けない」タイプの目覚めです(泣)。
まだ外は暗い。
天井を見つめながら、
「もうちょっと寝たい」
「いや、もう無理だ」
「いや、まだいけるかも」
と、脳内会議が始まる。
そして、いざ起き上がろうとすると――
「あれ?」
背中が板。
首がロボット。
関節が「カクカク動画」状態。
「これって年齢のせい?」
「更年期ってやつ?」
「それとも、気合いが足りない?」
……いや。
気合いで治るなら、とっくに治ってる。
ちょっと前まで、夜更かしも平気でした。
週末旅行から帰っても、月曜には普通に出社。
でも今は違う。
どうやら私たち、
「回復型」から「修復型」にシフトしたらしいのです。
若い頃は、多少ズレても自然に戻った。
でも今は、放っておくとズレたまま固定される。
身体が、
「ちゃんと整えてから使ってね」
と静かに主張している感じ。
だから私は決めました。
「更年期だから」
「歳だから」
とは言わないことにしました。
その代わりに、
今日を少しだけ楽にする方法を探すことにしたのです。
今日の小さな処方箋
最近わたしがやっているのは、
「ベッドの端ストレッチ」。
ベッドの端に仰向けに寝て、
頭だけを少し下に落とす。
……それだけ。
「ストレッチ」と言いながら、
実質「横になるだけ」。
頑張らない。
努力しない。
でも、効く。
首から背中にかけて、じわーっと伸びて、
呼吸が少し深くなる。
たった3分。
でも終わる頃には、
「あ、今日もまあまあいけるかも」
と、身体が少しだけ機嫌を直している。
「絶好調」じゃなくていい。
「まあまあ」で十分。
それが50代のリアル。
朝の自分に「整える時間」をあげるだけで、
一日のスタートは、ほんの少し変わります。
眠れない夜の対処法もあります。
焦って頭がぐるぐるする夜の処方箋も。
それはまた、少しずつ。
50代は衰退期じゃない。
「調整期」を育てる時期。
そして、ときどき成長期。
朝、すでに疲れているあなたへ。
私たち、ロボットみたいに起きなくていいんです。
ゆるっと整えて、
今日もアップデートしていきましょう。
