『カタカムナ』を試験勉強にいかす方法2

試験勉強に対して、多くの人は、あまりやりすぎたくはない。
できることなら、最小限の努力で合格したいと思っているため、目標が合格点ギリギリに滑り込むところに置かれやすいものです。
これは、勉強を始めた初期だけでなく
直前の追い込みの時期になっても、やはり同じ気持ち。
すると、本番直前の模擬試験で合格点に届いただけで、
「よし! 合格点を超えた。これならもらった!」
と、自分自身の期待値も加算されて、甘い未来を予想しやすくなります。
そもそも、自分が落ちることなど、本人は想像したくない。
だからこそ、本人から見た見込みは、甘くなってしまう。
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🔲 合格点ギリギリを取ってる人の、本当の合格率は?
ところが、狙っている地点が、合格点ギリギリ。
安全圏まで行ったら、むしろやりすぎたと感じ
「少しくらい油断しても大丈夫」と、無意識に〝合格点ギリギリ〟に向けて再調整してる人は、実際にはかなり危うい。
本人としては、
「合格圏をギリギリ超えた。これならきっと、80%以上の確率で受かるはず」
と予想を高く見積もり、結果を期待している。
ところが、試験には、その年ごとの、問題との相性があります。
問題との相性が
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・ 上に振れれば 合格
・ 下に振れれば 不合格
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合格圏ギリギリを狙っている限り
実質的には、当日の問題との相性任せになってしまいます。
だから、狙うのはギリギリではない。
「合格圏をさらに10~20%ほど超えた、安全圏に入るまでは油断しない」
そこまで意識を上げておく必要があります。
目指すのは、
試験との相性が多少悪くても、それでも今回で合格できる状態。
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🔲 試験は失敗してしまえば、次の挑戦は また1年後
試験は、1年に1回しかチャンスがありません。
ギリギリ合格を目指して失敗してしまったら、次の挑戦はまた1年後。
スポーツのシュート練習だったら、
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シュートを打つ▶ 外した▶ 軌道修正▶ 今度はうまく入った
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というサイクルを、高速で回すことができます。
しかし試験本番では、それができません。
本番を一度経験して、「ここが悪かった。次はこうしよう」
と思っても、次の本番は、1年後まで待たないといけない。
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だからこそ、その修正サイクルは
毎日の勉強の中で回しておく必要があります。
毎日の勉強で「ただやる」ではなく、目的意識を持って
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・ どこが足りなかったのか?
・ それを埋めるためには、日々の軌道修正
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それを一つずつ積み重ねながら、『確実に安全圏』まで実力を引き上げていく。
本番が一度しかない試験だからこそ、目の前の1回を確実に仕留めるための準備は、少し厳しめに見積もるのです。
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🔲 試験勉強そのものを、名将の戦術へと変えていく

① 試験勉強を決意した時期
よくある失敗は、最初から目標だけを高くしすぎることです。
「絶対に合格する!」
「毎日5時間勉強する!」
「今度こそ本気でやる!」
最初は気持ちが高まっているので、大きな目標を掲げる。
ところが、現在の自分の実力や、実際に使える時間までは考えていない。
そのため、最初の予定から遅れ始めると、
「こんなはずじゃなかった」
「やっぱり自分には無理かもしれない」
となり、せっかく高めた出力を自分から落としてしまいます。
いってみれば、いきあたりばったり。
▶ では、上位クラスは同じ時どう反応する?
上位クラスの人は、最終目標は高くても、最初に現在地を確認し、目標との差分を見ます。
・ 今の自分はどのくらいの実力なのか?
・ 試験まで、あと何か月あるのか?
・ 何をどこまで伸ばせば合格できるのか?
そこから逆算して、最初にやることを決めます。戦略的。
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特に、目標の置き方を間違えてる人は、やる前から失敗してる。
無駄にプライドが高い人は、
・ 志望校のランクを一気に上げる
・ 3級、2級からではなく、いきなり1級を目指す
など、今の実力からすると無茶なランクを、あえて選びたがることがあります。
ところが、無茶なランクをわざと選びながら、無駄な勉強まではしたくないので、目標は合格ラインのギリギリを狙う! という矛盾した準備の仕方になる。
・・失敗しますよね?
だから、「私は何をやってもうまくいかない!」と自分を責めてる人は、「自分の能力」ではなく「自分が何をやってるか?」のほうに目を向けると、成功に向けた、新たな発見があるのです。
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🔲 ② 勉強を始めたばかりの時期
よくある失敗は、最初に作った計画を、だんだん守らなくなる。
そもそも無茶な目標からスタートしてるので守れない。
だから、ちょっとずつ元の自分に戻っていく。
・ やる気がある日は何時間も勉強する(めったに無い)
・ 疲れている日はやらない(よくある)
あるいは、当初の目標そのものを忘れ
「まだ試験まで時間があるから」
と、最初から油断してしまったり、読むだけで理解した気になり、問題集からは逃げてしまう人もいます。(解くとできなくてガッカリするから)
いってみれば、勢いだけの気分屋。そして、気合いが続かない。
仕事で言うなら、いきあたりばったり。炎上案件。
▶ では、上位クラスは 同じ時どう反応する?
上位クラスの人は、早い段階から勉強を設計しています。
・ どんなローテーションで何をやるのか?
・ 勉強▶ 問題集で確認▶ 間違った部分の補強▶ 再挑戦のサイクル
・ 一日にどのくらい進めるのか?
・ いつまでに、どこまで終わらせるのか?
その日の気分ではなく、試験日から逆算して必要なペースを作り、それを維持します。
仕事で言うなら、目標&進行管理がしっかりしてる。
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🔲 ③ 思ったように結果が出なかった時期
よくある失敗は、うまくいかなかった時に、感情で反応してしまうこと。
・ 思ったより難しい
・ 問題集をやってみたら、解けない問題だらけ
模擬試験を受けたら、予想よりずっと点数が低かった。
すると、
・ 「こんなに勉強したのに!」と怒る
・ 「やっぱり自分には無理なのかも」と落ち込む
・ やる気をなくして、勉強そのものが減る
あるいは、目の前の失敗から、学習能力を発揮しない。
「もっと頑張らないと!」
と気合いは入れ直すものの、やり方そのものは変えてない。
・ 同じ勉強方法
・ 同じ時間配分
・ 苦手な科目からは逃げる
そして、また同じように失敗する。
仕事で言うなら、同じミスを何度も繰り返し、辞めていく人。
▶ では、上位クラスは同じ時、どう反応する?
上位クラスの人は、うまくいかなかった結果を見て、原因を探します。
・ なぜ覚えられなかったのか?
・ なぜ、この問題を間違えたのか?
・ 知識不足なのか? 理解不足なのか?
・ 勉強方法そのものが合っていないのか?
・ 時間のかけ方、優先順位を間違えていないか?
そして、原因が分かったら、翌日から戦術を変える。
失敗してガッカリして終わりではなく、
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失敗▶ 原因を分析▶ 修正▶ 今度はどうか?(検証)
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このサイクルを回します。
仕事で言うなら、問題が起きるたびに改善され、同じ失敗が減っていくスゴイ優秀な新人。
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🔲 ④ 試験まで残り3か月
よくある失敗は、今までと同じ勉強を、そのまま続けてしまうこと。
・ 毎日決めた時間だけ勉強する
・ 最初に買った参考書を順番に進める
・ 得意な科目も、苦手な科目も同じように勉強する
・ 今までと同じローテーションを繰り返す
一見すると、真面目にコツコツ勉強しているので悪くない。
ところが、試験まで残り3か月。
もう「真面目に勉強を続けている」ではなく、本番に最適化しないといけない。
状況が追い詰められてるのに、危機感が薄く
最初に決めたことを、そのまま続ける。
仕事で言うなら、昨日と同じように進めることが目的になり
追い詰められてから大騒ぎ。
締め切りへの危機感が薄い人。
▶ では、上位クラスは同じ時どう反応する?
上位クラスの人は、残り時間と現在の実力を見て、勉強メニューを組み替えます。
・ 今、合格点まで、何%足りないのか?
・ どこに時間を使えば、最も得点につながるのか?
・ 残り3か月で、どの科目を重視すれば、点数を伸ばせるか?
ここまで来たら、今までと同じように頑張るのではなく、
何を捨て、何を拾い、どこに時間を集中させるか?
現在の状況に合わせて、時間配分もローテーションも変えていきます。
仕事で言うなら、期限と現在の進捗を見ながら、
優先順位、人員、時間配分を常に組み替え、納期に間に合わせる人。
プロジェクトをスムーズに回せる人。
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🔲 ⑤ 試験直前のラストスパート
よくある失敗は、合格点ギリギリまで来たところで安心してしまうこと。
模擬試験で、合格点に届いた。
すると、
「よし! これなら受かる!」
「本番でも同じくらい取れれば大丈夫!」
と本人は考える。
ところが、本番では『想定外』も発生する。
・ 緊張して、いつもなら解ける問題を間違える
・ 苦手な問題が多く出る(試験との相性)
・ 時間配分を失敗する
・ ちょっとしたケアレスミスで、数点を落とす
ここが計算外になってませんか?
合格点ギリギリを最初から狙うということは
わずか数点落としただけで、もう不合格に直行!
仕事で言うなら、納期ギリギリ、人員ギリギリ。
何もトラブルが起きなかったときだけ、予定通り成功する。
でも、何か起きたらそこで一発アウトの、綱渡りプロジェクト。
▶ では、上位クラスは、同じ時どう反応する?
上位クラスの人は、
そもそも合格点ギリギリではなく、ハイスコアを目指そうとします。
・ そもそも満点に近いところを目指す
・ だから、苦手な問題が出ても、合格点は余裕で超える
・ 合格そのものは当たり前
最後まで、ハイスコアに向けて弱点を探し続ける。
・ あと何点上積みできるか?
・ どこを補強すれば、取りこぼしを減らせるか?
合格圏に入ったら油断するではなく、やりきるところを目指してます。
仕事で言うなら、「出世」とか「転職」を目標にするのではなく
最初から「起業」を目標にしてる人。
最初から見ている視点が、そもそも違う。だから、気合いが違う。
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🔲 1年に1回しかチャンスがない
合格する人は、下からはい上がるのではなく、上から順に確定していく。
元々、高い目標で頑張っていた人
➜ 満点狙いだったが、本番では90点台にとどまった。
余裕で合格を狙っていた人
➜ いざ試験を受けたら、わりとギリギリだった。
(結果は合格だったが、思ってたより、ヒヤヒヤだった)
それぞれ立場は違っても、やはり『予定通り』にはいかないもの。
すると、最初からギリギリ合格を目指す人が
同じく、予定から少し崩れたら?
・・泣くことになる。
1年に1回しかチャンスがない。
失敗したら、また来年! となる。
だからこそ、目の前の1回を確実に仕留めるための準備は、より厳しめに見積もる必要があるのです。


