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お金は貯め直せる。でも、時間は貯められない。|DIE WITH ZERO

「いつか行ってみたい。」

「もう少しお金が貯まったらやってみたい。」

そう思いながら、後回しにしていることはありませんか?

旅行に行く。
新しいことを始める。
会いたい人に会いに行く。

急ぐ必要はないし、今じゃなくてもできる。

私にもいつか行ってみたい場所、やってみたいことがたくさんあります。

Instagramで流れてきた旅行動画を見て、
「いつか行きたいな!」と思う。
とりあえず、いいねと保存だけしておく。

でも最近、一つだけ気になることがあります。

その「いつか」に、
今と同じ価値は残っているのでしょうか?


同じ1万円でも、得られるものは同じだろうか?

たとえば、今1万円を使って何かを経験するのと、
30年後に同じ1万円を使うこと。

同じ1万円でも、そこから得られる経験は同じでしょうか?

友人と旅行へ行く。
体力のあるうちに行きたかった場所へ行く。
興味を持ったことを勉強してみる。
新しい仕事や趣味に挑戦する。

今ならできることが、10年後、20年後にも同じようにできるとは限りません。

そんな当たり前のことを、私はある本を読むまであまり意識していませんでした。

ビル・パーキンスの『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』です。


「今しかできないこと」に、
お金を使う

この本を読んで、特に印象に残った言葉があります。

「今しかできないことに、惜しみなく金を使え。」

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
(ビル・パーキンス/ダイヤモンド社)note(ノート)

「貯金なんてせずに、お金を使った方がいい」

そんなふうにも聞こえるかもしれません。

でも、私はそうは受け取りませんでした。

大切なのは「使うか、貯めるか」ではなく、
「いつ使うか」なのだと思います。

将来や今を生きていくためにお金を残すことは大切です。

でも、お金は一度失っても、もう一度貯め直せるかもしれない。

一方で、
友達と毎日学校で会う日々。
小さい時の子どもと一緒に過ごす時間。
旅行に行って一日中歩き回っても平気な体力のある若い時期。

その時間は、一度過ぎたら貯め直すことができません。


「いつか」を少しだけ疑うようになった

この本を読んだからといって、私は急にお金を使うようになったわけではありません。

ただ、

「もう少しお金が貯まってから」

と思った時に、もう一つ考えます。

「お金が貯まってからでも、同じように満足できるだろうか?」

答えが「できる」なら、今やる必要はないのかもしれません。

でも、

今の年齢だからできる。
今の体力だからできる。
今この人と一緒だからできる。

そういうことなら、お金だけを理由に後回しにしない方がいいのかもしれない。

そんなふうに考えるようになりました。


あなたの「いつか」は、いつですか?

もし今、

「いつかやりたい」

と思っていることがあれば、一つだけ思い浮かべてみてください。

それは、

本当に「いつか」でいいことでしょうか?

それとも、

今だからこそ価値があることでしょうか?

今日すぐにお金を使う必要はありません。

何か大きな決断をする必要もありません。

ただ、

「お金はあとから貯め直せるかもしれない。でも、この時間は貯め直せない。」

そんな視点から一度考えてみる。

それだけでも、「いつか」の見え方が少し変わるかもしれません。

📖 今回紹介した本
『DIE WITH ZERO』ビル・パーキンス

※この記事にはAmazonアソシエイトリンクを含みます。



もう少し考えてみたい方へ

『DIE WITH ZERO』を読んで私が考えたのは、「いつお金を使うか」だけではありません。

なぜ私は、将来への不安から「貯めること」そのものを目的にしてしまったのか?

そして農業との出会い、今後の人生について何を考えるようになったのか?

私自身の経験まで含めて、こちらの記事で詳しく書いています。

深く考えてみたいと思った方は、
続きを読んでみてください。

今日も、一冊の本から一つの問いを。

本を閉じたあとに生まれる「余白」が、
あなた自身と向き合う時間になりますように。

―― 本の余白


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