やさしさに包まれたなら
付き添い入院が始まって、丸2週間が経ちました。
本来なら、約1週間で終わるはずのカテーテル検査入院の予定でしたが、運命のいたずらで(?)別の治療が始まってしまいました。
どうやら最長で6週間の点滴治療らしい。
ろ、ろろ、6週間?!と腰を抜かしそうになったけれど、大人なので耐えられました。
よろしければ、関連する前の記事2つもご覧くださいませ。
次々迫り来るアンラッキーに立ち向かうため、嬉しかったことを記録しておきたい気持ちで筆を取ります。(厳密にいえばiPhoneアプリ)
娘が全身CT検査を受けた時のこと。
病棟から検査室までは、階をまたいで移動するため、先生がストレッチャーと共に迎えに来てくれました。
しかしながら、娘がストレッチャーに乗るのを泣いて嫌がるので、私が娘を抱っこして、先生が空のストレッチャーを押して検査室に向かうことになりました。
検査時間は10〜20分ほどですが、子どもが動かずじっとし続けることはやはり難しいので、静脈麻酔を用います。
検査室に到着すると、数名の技師さんが待ち構えていました。
「抱っこのまま麻酔いきましょうか」
先生がそう言うと、技師さんが娘の頭にそっと手を添えてくれたので、私も娘を自分の体に少し引き寄せました。
点滴ルートから静脈麻酔が入ると、ものの数十秒でコテッ…と深い眠りについた娘。
自分自身も静脈麻酔を受けたことはありますが、その瞬間を目の当たりにしたのは初めてでした。
あまりの早さに少しギョッとして。
娘を改めてギュッと抱きしめました。
「はい。ではサポートしますので、娘さんをゆっくりこちらに寝かせてもらえますか。
お母さんは部屋から出てくださいね。外で待っててもらっても、病棟に戻ってもらってもいいですよ。」
先生に言われた通りに娘を横たわらせ、お願いします、とつぶやいて検査室を出ました。
そんなに長時間ではないので、すぐそばの長椅子で待たせてもらうことにしました。
外来の時間が終わった待合スペースは静かなもので、流れるテレビの音をなんとなく聞き流して過ごしました。
20分ほどで重い扉がガラリと開き、技師さんが「終わりましたよー」と声をかけてくださいました。
ありがとうございます、と部屋に近づくと、ちょうど先生が娘を抱きかかえてストレッチャーに移動させてくれているところでした。
娘はまだ麻酔がかかっており、寝ているそれとは確実に違う、ぐったりとした様子。
先生は、娘をそーっと、それはそれは丁寧に、ふんわりとした手つきで抱っこしてくれていました。
麻酔でかなりしっかり眠っているので、少しの衝撃では起きそうにないのに。
まるで宝物を抱えているようでした。
無事にストレッチャーに寝かされた娘と共に病棟に戻る道すがら、
エレベーターの中で、先生に「娘をやさしく抱っこしてくださってありがとうございます。うれしかったです。」と伝えると、
「いえいえ。僕たちは、それぐらいしかできませんから。」
と、言ってくださいました。
えっ……
人間が、出来すぎている………(呆然)
「それぐらい」なわけないんですよ。実際、病棟でずっとお世話になってるので。
しかも、そう言ってくれるってことは、やっぱり優しく抱っこするのは意識してるってことじゃないですか。泣ける。泣いちゃう。ありがとうございます。
普段から、本当に優しくて、カラッとしていて、お話ししていて気持ちの良い先生で。
先生になら、万が一全財産を騙し取られても後悔しませんよ!!私は!!!(独特の愛情表現)(しかも別に大金を持っているわけではない)
ここまで読んでくださってありがとうございました!
今日も元気に管に絡まる娘と一緒にがんばっていきます!!
またね!
⭐︎ちなみに…の話。冒頭の写真は、病院のガチャガチャ(500円)でゲットしたエコバッグをベッドに引っ掛けてオムツ入れにする図です。癒しのガチャガチャ。かわいい。
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