脊柱起立筋に宿る感情──身体を癒すことで心が静まる
心は頭やハートの中にあるようでいて、
本当は身体のすみずみまで広がっているのかもしれません。
思考で整理しきれなかった感情は、
じわじわと筋肉の奥に沈み、記憶として積み重なっていく──
そんなことを、最近あらためて感じています。
三枝先生のワークショップで学んだこと
以前、三枝英彦先生のワークショップに参加しました。
まだ日々の習慣として定着してはいませんが、
教えていただいたことを少しずつ実践しています。
先生のnoteにはこう書かれていました。
「雑念や頭の中のおしゃべり、ネガティブな感情は、
とくに背中の脊柱起立筋に蓄積されている」と。
その言葉を見たとき、
私が整体師として働いていた頃の、
いくつもの場面が思い出されました。
整体師として見てきた「涙の瞬間」
施術をしていると、途中で涙を流す方がいました。
「こんなに大切に扱ってもらったのは初めてです」
「ありがとうございます……」
そう言いながら、静かに泣かれる方が時々いらっしゃいました。
あの涙は、筋肉の中に閉じ込められていた感情が、
身体のゆるみによって自然に解放された瞬間だったのだと思います。
ヨガと瞑想の本当の関係
私はヨガについて詳しくはありませんが、
ヨガを行ったあとに瞑想が深まるのは、
単なるポーズや呼吸の効果だけではないのだと感じます。
ヨガを生み出した人々は、
身体に溜まったネガティブな感情を開放しなければ、
心の静寂──サマーディには至らないことを知っていたのでしょう。
ヨガとは、心を自由にするための身体の準備だったのです。
瞑想が進まないときは、身体を見つめてみる
「瞑想しても落ち着かない」
「心が重く、静まりにくい」
そんなとき、無理に心を整えようとせずに、
まず身体を感じることが大切なのかもしれません。
背中の奥にある脊柱起立筋には、
がんばってきた日々の緊張や、
言葉にならない感情が宿っているようです。
そこに意識を向けると、
少しずつ何かがほどけていくような感覚が生まれます。
三枝先生のnoteには、
瞑想をどのように深めていけばいいのかが、
具体的に書かれています。
瞑想が進まずに行き詰まっている方、
今の苦しみから少しでも解放されたいと願っている方には、
心から一読をおすすめします。
