かつて、笑い声が好きだった
初めまして、廉です。
名前は滝廉太郎の廉です、というとみなさん「お~」と言ってくれます。
やっぱりウケがいいとこっちも嬉しくなりますね。
ただ残念ながらピアノやギター、ハーモニカ等の楽器は家にあれど、どれも人前で演奏できるほどの努力ができずすべて挫折で終わり。
今では置物となり果てています。音楽の才は名前に全部置いてきました。
そんな私ですが、昔から「笑い声」が好きでした。「笑い声」というとみなさんは何を思い浮かべますか?
子供たちですか?
それともお笑い番組ですか?
はたまた日常にある小さな出来事でしょうか?
私はそのどれもがとても好きでした。特別面白いことがなくても誰かが笑っているだけで幸せな気持ちになります。なので友達のみんなといる時はなるべく笑いをとろうとする人間でした。
くだらないことを言ってみたり変なことをしてみたり、間違いだとわかってる回答をあえて答えてその場の笑いをとったりもしていました。
そして自分自身も、何か嫌なことがあっても笑顔で過ごすことを心がけていました。自分自身が笑顔でないと、周りの人たちを笑顔にすることなんてできない、と子供ながらに気付いていたからです。
そんな私でしたから家族や友人、先生との関係は良好でしたし、自分で言うのもなんですが人気もそれなりにある男の子でした。
休み時間には自分から行かなくとも友達が集まってきて、くだらない話をして、みんなで笑う。
今振り返ってみると、あの時間は私にとってかなり幸せな時間だったのだと思います。ただ、人生はそんな都合のいい単純なものではありません。
人気があるのを面白く思わない人だっています。
私は人に言い返せない性格であったのを良いことにイジメの対象にもなりました。
ですが所詮は小学生レベルのイジメで、しかもイジメてくる人間はたった一人だったので耐えることが出来ました。
「この程度ならそのうち終わるだろう」
当時はそのように考えていたハズです。
中学生になってイジメてくる人間はいなくなりましたが、別の問題が発生します。小学生には通用していた笑いの取り方が中学生に通用しないではありませんか!!小学生レベルの笑いの取り方だった私は頭を悩ませ…
ませんでした…
そうです。あの頃は能天気もいいところでした。
「みんな笑いをこらえているんだ」
「俺の面白さに気付け!」
そのような思考だったのでもちろん大多数の人には相手にされず
無事変人になりました。
あのころはそれが自分で分かっていなかったので余計質が悪い。
自分のことを変人とは微塵も思っていなかったのです。
中学を卒業し高校に入学してからもその性格はちっともかわらず変人のままで、周囲からするとすこし困ったちゃんだったと思います。
高校生になったら合唱部に入りたいと思っていました。
私は声を出すことが好きだったからです。
ところが演劇部ではショートコントをやることもあると聞きました。
「お笑い」に目がなかった当時の私はすぐに演劇部に入部。
最初のころは一緒につるんでいて楽しい先輩もいて、自分よりも変なやつと喋って
「部活動超楽しいじゃん!」
となっていました。
ですがクラスでは一年のころは少し浮いていました。
高校生になってこれまでとは違う人たちとの距離感がうまくつかめず、苦戦していた思い出があります。
そんな私に人生の転換期が到来します。(…だと思ってました)
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