山を丸ごと一個、地球に返す
地球上で増えすぎて、のさばってて、ありとあらゆる資源を食い潰している人間たちが、せめて地球の半分とは言わないまでも、30%くらいは、他の生き物のために丸っと生態系を残していこうではないか、という世界で手を繋いでいる取り組みがあります。
ここで、皆さんにちょっとだけレクチャーしちゃうけども、これが、今ちまたで話題の
「環境省、自然共生サイト」
これはですね、
企業、団体・個人などが生物多様性保全に取り組む区域を申請し、有識者の審査を経て環境省が認定する仕組みで、30by30の目標達成のカギになるとみられている。 認定区域のうち、国立公園などの保護地域との重複を除いた地域がOECM=国際データベースに登録される
「30by30」
2022年に採択された、2030年までに陸域及び内陸水域、海域及び沿岸域の30%以上を適切に保全するという世界中の取り組み
私は30by30という言葉を聞いたのが2023年だったのですが、重い腰をあげて2025年に書類を書き上げ、兄に丸投げし、3ヶ月経って認定メールをもらい、そして、今日、3月30日 自然共生サイト認定授与式にオンラインで出席した、今ここなのです。

前もって資料をお願いされておりましたので、急いで1週間ほど前に作成。

私って資料作るの上手だわ(自己満足)
そして当日は、週末勤務明けの眠たい月曜日、5時起きで参加します。
認定証授与
記念撮影
各サイトの紹介(各10分以内)

30by30の共生サイト、全国では目標の300サイト、北海道だけで33サイト登録ということで、どんどん増えているとのこと。めでたいです。

noteの村上さんは17番
企業の申請が半数以上を占める中、個人での認定はわずか1%。

どれだけレアなのか。
だってね、個人でここまでやるのって大変なんだよ。
そして、うちのサイトの強みはなんと言っても、森は森、天然林は天然林、でも、山、丸々一個そのまま丸っと全て登録ですからね、かっこいいなあ。

10分以内のサイト紹介では、お気に入りの写真を散りばめて


2024年の昆虫類調査での、私の一番のお気に入りの写真も入れました。
調査の後半、小さなものを見る目がついて、昆虫の気持ちが少しわかるようになってきたような頃、葉っぱの裏にひっそりとくっついていたカゲロウを発見して、カメラに収めたあの興奮が蘇ります。
ベストショット!

冷静に考えれば、個人で山を丸ごと一つ管理し、書類を揃えて国に申請するなど、狂気の沙汰かもしれません。 でも、調査中に見つけたあのカゲロウの姿が忘れられないのです。口も腸もなく、数時間という命を繋ぐためだけに生まれてくる彼ら。
風で揺れてトリガーになってしまって、何も写っていない何千枚ものトレイルカメラのSDカード。もうゆらゆらしている葉っぱ(だけ)に飽き飽きした頃に突然現れる、お尻をふりふり歩くタヌキで大興奮してしまうのです。

強欲に資源を貪る私たち人間が、せめて地球の30%くらい、彼らのような「ただ生きるだけの命」に無条件で譲り渡してもいい。
午前5時半の英国時間。


PC画面の向こうで読み上げられる認定証を、私はバスローブを脱いで、(上半身だけ正装してね)、カゲロウのような謙虚な気持ちで、タヌキのように尻尾を振って、受け取りました。狂気でも、ぶっ飛んでるでもいい、守りたいものは全力で守っていきたい私です。
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