読書記録 『一周まわって、いまの場所にいる 山あり谷あり遠回り』
初の読書記録です😊
『一周まわって、いまの場所にいる』
6月に購入して一度読み終わりましたが、もう一度読んでみて思ったことを自由に書きたいと思います。
最後まで見ていただけたら嬉しいです✨️
『一周まわって、いまの場所にいる』ってどんな本?
この本は、徳島市の本屋「本や学びや merkki」を営む店主の藤本笙太さんが、自身の日々の出来事や考え、病気についてや家族への想いなどを書いた長いお手紙のような自伝です。独特の面白い語り口と、真面目で真剣で温かい言葉がたくさん詰まった一冊。私の大切な一冊です。
本を長い手紙のように。もう一人の自分が世界にいたとするなら。
そんな「自分」に向けて、少しでも気が楽になるなら。
そんな手紙を書ければいいな、と思っています。
まえがきのところなんですが、既にいい感じですよね。
はじめに書いてあることって大事だと思います。
購入しようか迷ってる本や図書館で借りる本も、まず冒頭を読んで、いいなと思う本は購入したり借りたりしますし、今の気分と違うかもなって思えば私はやめます。
このあと、まえがきがあるにもかかわらず、まえがきにしようとした文章も別で載ってます。
「まえがき」と「まえがき(仮)」
両方読めるのって面白いですし、レアな感じがしていいなって思いました。
独特の面白すぎる語り口
ある店の店主の1日もなかなか面白いんです。
あまり書くとネタバレになるためあえて控えますが、ポケモンのくだりは笑い死ぬかと思ったくらい笑いました。
全体的に自分がしていることに対して、自分でツッコミされていて、言い回しが絶妙に面白い。
私は、お店に何度か足を運んでいるのですが、本にも書いてあるとおり、店主の藤本さんと実際に会った第一印象は「真面目そうな雰囲気の男性」。
こんな真面目そうな人が色々考えてあの本の感じのまま自分でツッコんでるのかと考えると、なんか急に面白くなっちゃって、はじめの方は笑いそうになるのをこらえながらお店に行ってました。
(結局、あまりにも面白いことがあって素の自分が出てしまい、今まで堪えてた分の反動もあり大爆笑してしまったこともありました😊失礼極まりない。)
どんな感じなのか、ぜひ本を購入して確かめてみることをおすすめします😊
もっと真面目に紹介します
このままだと、ただの面白い店主の本みたいになってしまうので、しっかり真面目さや優しさ、温かさがにじみ出ている文章や共感したものの中で、特にいいなと思うものをいくつか紹介します。
家族への想い
何をしてあげられるだろうか、と思うのと同時に、何もしてくれなくていいから、今を楽しんでほしい、とも思う。
藤本さんにはお子さんがいらっしゃって、この一文は子どもたち二人への想い。
愛情いっぱいでいいお父さんだなと感じました。
たくさん悩んで子どもたちのこと、家族のことを真剣に考えている人だからこそ出てくる言葉なのかなって思います。
私にも子どもがいるのですが、子どもには今を思いっきり楽しんでほしいと願っています。
そして、自分が生きているうちに子どもに何をしてあげられるだろうか。
何を教えてあげられるだろうか。
どんな言葉や思い出を残してあげられるだろうか。
と常に考えているので、この一文には共感しました。
きっと、藤本さんが子どもたちに想っていたように
ご家族の方々も藤本さんのことを同じように大切に想っているんだろうなって、素敵な方々だなと思う場面もたくさんありました。
家族の大切さについても改めて考えさせられます。
伝える。ということ
人って、しゃべらないと、相手に気持ちを伝えられないんですよ?思うだけで、そばにいるだけで、誰かに気持ちを伝えることはできないんです。
この一文はハッとしました。私は口下手なのでうまく伝わらないことが多いのですが、この文を読んで、出来る限り本音を少しずつ伝えていきたいなと思いましたし、本音を伝える練習をしています。
伝えたことによって最近、リアルでも楽しく会話ができて信頼できる方が増えました。
上手くできた自分を褒めて、今、楽しく会話できている方々や、これから仲良くなる人を大切にしていこうと思いました。
仮に伝えたことで上手くいかなくても、いつかまた仲良くなれたらラッキーくらいの穏やかな気持ちでいれば
案外どうにかなるかもしれないなってゆるく考えています😊
みてほしい
わたしをみてほしい。
病名じゃなくて。カテゴリーじゃなくて。属性じゃなくて。
わたしをみてほしい。
「詩、のようなもの」の「強がり」という詩の一部分。
勝手に判断しないでほしい。
ありのままの自分を見てほしいって気持ちが素直に表現されていて強く心が揺さぶられました。
この「詩、のようなもの」は藤本さんが昔に書いたものらしいので今はどう思っているか分かりませんが
ドラえもんにでもお願いして
タイムマシンに乗せてもらって過去に行き、
過去の藤本さんに
「今も未来もめちゃくちゃ頑張ってるのこっそり見てます。応援してます。」
ってつい伝えたくなるような?そんな一文です😆
失敗しても大丈夫。
休んだっていいから、やり直してほしい。それができるように、自分も、自分たちも、できることをやるから。そう思ってます。
そのための場所のひとつに、うちのお店にできることがあるなら。
そういう場所になるのなら。いつでも待っているから、来てほしい。
一冊読んでみて、本が好きな人、本屋さん巡るの好きな人、子育て中の人、教育関連の内容に興味がある人ももちろんですが、
特に、心がちょっと疲れた人、もう人生辞めちゃおっかなって思ってる人にぜひ読んでほしい本だなって個人的に思います。
『一周まわって、いまの場所にいる』はネットでも購入できますが、もし可能なら、直接お店に足を運んで藤本さんと少しお話することをおすすめします。
「失敗しても大丈夫。やり直せるよ。」
会話の中でもふとした瞬間に藤本さんの考えや想いがほんのり出てくるので
仮に本を購入しなくても、それだけで救われるんじゃないかなって思います。
読書記録 まとめ
『一周まわって、いまの場所にいる』は
私にとって寄り添ってくれるような、お守りのような本です。読書の楽しさを教えてくれた大切な一冊です。
この本に出会えて本当によかったなって
そう思います😆
おまけ 過ごせる本屋
先日、はじめて本や学びやmerkkiさんの座席で本を読みました。
香川の文学フリマで藤本さんが購入した本が「売らない本屋」の本として置いてあって、それがどうしても読みたくて。9月になったら座席で読もうって前々から決めていました😆
1時間で2冊読みました。
売らない本屋の棚の近くの奥の方の席に座ったのですが、
店内のBGMが心地よくて、読書しやすかったです。
集中して本の世界に浸ることができます✨️
1時間があっという間で
「過ごせる本屋」ってこういうことなのか!と実感しました。
本を読むだけじゃなくて、本当になんでもできそう😊
次は時間を決めずにゆっくり過ごしてみようかなって思っています。
本や学びやmerkkiさんは
これから、もっともっと多くの人の居場所になっていく予感しかしない素敵な場所です😆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました✨️
重たい内容ですが、こちらも読んでいただけると嬉しいです。
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前回の記事はこちらです。
「一周まわって、いまの場所にいる」との出会い。
本の読み方について。
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