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【医学部浪人の親】「自分のせいかもしれない」と思ったときに考えてほしいこと

「自分のせいかもしれない」


忙しくて関われなかった。
家事をちゃんとできなかった。
余計なことを言ったような気がする。

医学部受験の結果を前にして、
そう感じてしまう親は少なくありません。

その気持ち自体は、
当然のものです。
それだけあなたが
真剣に向き合ってきた
ということです。

そして、
お子さんの力を信じているからこそ、

「自分の関わり次第で結果が変わったのではないか」


と感じているということです。

子どもの能力ではなく
自分の関わりに原因があったのではないかと
疑ってしまう。

まずはその気持ちを、
否定せずに認めてあげてください。

そのうえで、
一つだけ考えてみてほしいことがあります。

「具体的に、何が悪かったのでしょうか?」


・お子さんとちゃんと話せなかった
・忙しくて家事が疎かになった
・受験ギリギリに志望校に言及した

いくつか
思い浮かぶことはあるかもしれません。

ただ、
「これが原因だった」と
はっきり言い切れるものはあるでしょうか。

おそらく、
断定できるものは、
ほとんどないはずです。

受験結果は、
一つの原因で決まるものではありません。

だからこそ、
「自分のせい」とまとめてしまうと、

何をどう変えればいいのかが
見えなくなってしまうのです。


なぜ「自分のせい」と思ってしまうのか


「自分のせい」と思ってしまうとき。

多くの場合、
その背景には
いくつかの共通した状態があります。

・不合格の原因が特定できない
・結果によって、親自身も自信を失っている
・心身ともに疲れている

こうした状態のとき、

人は、

「何をどうすればいいのか分からない」

という感覚に陥りやすくなります。

そしてその不安を、

「自分のせいだったのかもしれない」

という形で

一つの答えにまとめようとしてしまうのです。



本来であれば、
時間をかけて整理していくべきものを、
ひとつの言葉で片付けてしまう。

それが、

「自分のせい」という考えです。

いわば、100か0日で捉えてしまう発想です。

自分が悪かったと思うとき、
同時に浮かびやすいのは
「自分以外の親だったら」
「自分がいなかったら」
という自分自身の存在を否定することではないでしょうか。

辛いことに直面したとき、
責任を全て自分で引き受けることで
他者を責めないようにしようとする人がいます。

しかし
それでは自分が辛いだけで
問題の解決にはつながりません。
これから具体的にどうするかが、
とても重要だからです。

ここで、少しだけ厳しいことをお伝えします。

本来、

「自分のせいかもしれない」という思考と、
「では、自分はどう変えるか」という思考は、

セットであるべきものです。
原因と改善策は、切り離せないからです。

しかし、

「自分のせい」とだけ考えてしまうと、
そこで思考が止まってしまいます。

何をどう変えればいいのか、
というところまで辿り着けなくなってしまうのです。

だからこそ、
もし今

「自分のせいかもしれない」
と感じているのであれば、

まずは、

原因を考えることよりも、

自分自身の状態を整えることを
優先してください。

疲れている状態では、
正しい判断も、
建設的な思考も難しくなります。

少し休む。
気持ちを整える。

それだけでも、十分に意味のあることです。


親は「環境」であって
「子ども自身」ではない



ここからが本題です。

親の関わりは、
確かに子どもに影響を与えます。

しかし、
子どもの結果を、
すべて決めるものではありません。

受験勉強をするのも、
問題を解くのも、
試験本番で答案を書くのも、

すべて子ども自身です。

だからこそ、
親が背負いすぎる必要はないのです。

そして同時に、
何もできないわけでもありません。

環境であるということは、
関わり方を変えることで、
これから先に影響を与えることができる

ということでもあります。

では、

その「環境」とは何でしょうか。

子どもにとって親は、

コンビニエンスストアのような存在かもしれません。


24時間いつでも利用できて、
食事や日用品、
手続きなど、

「必要なことが、だいたいそこで済む場所」。

それでいて、
コンビニは、
店の前で営業をしたり、
お客さんの買い物を評価したりはしません。

ただ、
お客さんの動きに合わせて、
品揃えを調整していきます。

同じように、
親も
子どもの様子を見ながら、
頼られたときに対応できるよう、
準備しておく存在であればいいのかもしれません。

おそらく、

「自分のせい」と感じている親御さんは、

これまで、
コンビニ以上に踏み込んだ関わりをしてきた
という自負があるのではないでしょうか。

例えば、

・こちらから状況を確認する
・選択について助言する
・行動について気を配る

どれも、
「良くなってほしい」
という思いからの行動です。

決して間違いではありません。

ただ、
もしこれから関わり方を変えたいのであれば、

一度、

お子さんにこう尋ねてみてください。

「私の関わり、少し重かったかな?」
「どう関わってほしかった?」
「これから、どう関わるのがいいと思う?」

正解を出すための問いではありません。
一緒に探すための問いです。

医学部浪人生の親の関わり方に
正解はありません。

親が変わろうとしている姿勢そのものが、
子どもにとっては安心につながることもあります。


最後に


「自分のせいかもしれない」

そう思えること自体は、
お子さんを大切に思っている証拠です。

ただ、
それを抱え続けるのではなく、

これからどう使うかが大切です。

過去を責めるのではなく、
これからの環境を整える。

その視点に立つことが、
次の一年を支える出発点になるのかもしれません。

どうか
「自分のせい」という辛い気持ちを
少しだけ手放して
これから何ができるかを
お子さんと一緒に探してみてください。


落ち込んでいるときに。
読んでいただきたい記事です。

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