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制作中に起きた失敗

サイトを作っています。

正確には、作っていました。

いや、今も作っているんですが、ちょっとだけ時間が巻き戻りました。

原因はChatGPTです。

……と言いたいところですが、たぶん原因は私です。

サイト制作をずっと一つのチャットでやっていました。

「ここを直して」

「スマホ版がおかしい」

「メニューボタンから移動できるようにして」

「いや、そこは前の状態に戻して」

みたいなやり取りを延々と続けていました。

同じチャットなら、それまでの流れをある程度引き継いだまま作業できるので楽なんです。

だから、

「まあ、このままでいいか」

と思っていました。

そして、ある日。

チャットの容量がいっぱいになりました。

「えぇー」

もちろん、新しいチャットを作ればいい。

問題はそこではありません。

サイト制作の内容を、ほぼ全部そのチャットに置いてきました。

どこを直したのか。

何を直してはいけないのか。

スマホ版をどうしたのか。

FoFoのページをどう変更したのか。

途中で何を決めたのか。

全部、あのチャットが知っています。

私は知っているようで、細かいところまでは覚えていません。

そこで、

「じゃあ最後に、次のチャット用の引き継ぎ文章を書いてもらおう」

と思いました。

これなら大丈夫。

……と思ったのですが、

その引き継ぎ文章を作る余裕すらありませんでした。

容量いっぱい。

終了。

「引き継ぎを作るための引き継ぎ」ができませんでした。

完全にやらかしました。

しかも、タイミングが悪いことに、その頃ちょうどChatGPT側でも新しいエージェントが出てきました。

それまでサイト制作で使っていたモデルも、なんとなく前より動作が重く感じるようになりました。

新しいチャット。

新しい環境。

でも、肝心の最新版の指示書がない。

仕方がないので、以前作っていたサイト制作の指示書を引っ張り出してきました。

「おお、ちゃんと残していた自分、偉い」

と思ったのも束の間。

当然ですが、それは少し前のものです。

その後に直した内容が入っていません。

つまり現在、

サイト制作を少し前のセーブデータから再開しています。

ゲームならまだいいんです。

「30分前からやり直しか」

で済みます。

サイト制作の場合、

「このボタン、前どうしたっけ?」

「このCSS、もう直したような……」

「このページ、これじゃなかった気がする」

という、地味に嫌な記憶との戦いになります。

しかも一番怖いのが、

直したところを、もう一度壊すこと。

これは本当に避けたい。

今回のことで分かったのは、AIと長期間何かを作る場合、

「AIが覚えているから大丈夫」

と思ってはいけないということでした。

正確には、

「今のチャットが覚えているから大丈夫」

になってしまうと危ない。

チャットは作業場所であって、保存場所ではない。

たぶんこれが今回一番学んだことです。

これからは途中で、

現在の仕様。

変更した箇所。

変更してはいけない箇所。

未完成の部分。

次にやること。

このあたりを定期的に文章として残すことにしました。

できればHTMLやCSSなどの実物も一緒に保存する。

チャットが突然終わっても、新しいチャットに

「はい、これ読んで続きからお願いします」

と渡せる状態にしておく。

サイトを作っているはずなのに、だんだんバックアップ運用の勉強になってきました。

でも、こういう失敗は実際に一度やらないと、なかなか身に染みません。

「引き継ぎは最後に作ればいい」

ではなく、

「引き継ぎは途中から作っておく」。

今回は少し後退しました。

ただ、全部消えたわけではありません。

昔の指示書も残っていました。

なので、少しずつ最新状態まで戻していきます。

AIとサイトを作っていたら、AIとの付き合い方まで勉強することになりました。

これも制作記録ということで残しておきます。


普段はハンドメイドアクセサリーブランド「FoFo」を運営しながら、制作やSNS発信などをしています。
今回は、そのFoFoのInstagramショップを「せっかくあるなら、ちゃんと作り込みたい」と思ったことがきっかけで、Metaコマースマネージャを改めて触ることにしました。MetaやEC運用の専門家ではなく、Googleで手順を調べながら実際に操作している側です。
詳しい自己紹介はこちらにまとめています。


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