#181【介護雑記】「好きな音楽」は、一生「脳の健康」を守ってくれる?!~「音楽」と「脳」の密接な関係~
10年程前、『新しい音楽を脳が受容できるのは33歳まで。』という研究結果が発表され、その界隈で話題になった事がある。
ニューヨーク・タイムズ紙がSpotifyのデータを調査したところ、音楽の好みは一般的に13〜16歳の間に決まることが分かった。女性は13歳、男性は14歳がそれぞれ音楽的嗜好を形成するのに最も重要な時期とされる。
また別の研究からは、30代になると音楽への好奇心が薄れてしまうという実態も明らかになった。音楽業界ニュースサイトのHypebotなどが伝えた。
Deezerの研究結果によると、音楽発見は24歳でピークに達し、31歳からは停滞。33歳までに一生聞き続ける音楽が決まってしまうという。30代から関心が低下する原因は、「選択肢の多さ(19%)」「責任の大きい仕事(16%)」「子育て(11%)」といったライフステージの変化が大きいようだ。
さらに、YouGovの調査では、個人が考える「音楽界で最も良い年代」は、その人が育った時代に大きく左右されることが判明。米国ではミレニアル世代(1982〜1999年生まれ)は90年代、X世代(1965〜1981年生まれ)は80年代、ベビーブーム世代(1946〜1964年生まれ)は70年代をそれぞれ挙げる傾向にある。
そしてこの音楽的嗜好の変化は、「ライフステージの変化」という環境的変化と、悲しい事に「脳の老化」によるもの、というのが最近の脳科学で解明されている。
逆に言えば、10代から30代までに聴いた音楽が、その人の「脳の健康」を、一生守ってくれることもわかって来ている。(これって、凄くね?!w)
◼️好きな音楽を聴いている時、脳内で起こっていること。
1、音楽を聴くと、脳内で神経伝達物質の「ドーパミン」が分泌される。
これが、お気に入りの音楽を聴いてワクワクしている時、ドーパミンの分泌に加えて、身体活動が活発化し、興奮状態になる効果がある。
2、音楽が脳の側頭葉に位置する聴覚皮質を活性化すると「セロトニン」や「オキシトシン」などの神経伝達物質が分泌される。
これらの神経伝達物質は、気分を改善したり、集中力を高めたりする効果がある。 また、聴覚皮質は音の情報を処理する領域で、音程やリズム、メロディ、ハーモニーなどの情報を処理することで音楽を理解し、”楽しみ”として感じられる。
「セロトニン」や「オキシトシン」 は、副交感神経を刺激し心身ともにリラックスした状態を作る。
3、心身がストレスを受けると、副腎皮質から”ストレスホルモン”と呼ばれる「コルチゾール」の分泌が急激に増える。音楽を聴くとコルチゾールの分泌が抑制され、結果としてストレスが低減することが分かっている。
音楽を聴くことにより、脳内で分泌される「神経伝達物質」、「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」、これは、いずれも、喜びや楽しみ、やる気といった”幸福感”をもたらす「幸せ3大ホルモン」と呼ばれている、大変重要なホルモン。
「脳」というのは、「ストレス」に対して、「とても弱い作りになっている」というのも、近年の脳科学で解明されてきている。過度なストレスを受け続けていると、件の「幸せ3大ホルモン」の分泌が鈍ってしまう。
これに加えて、副腎皮質から”ストレスホルモン”(コルチゾール)の分泌が急激に増えれば、心身のバランスはガタガタに崩れてしまう。
認知症は「脳の疾患」であることから、ストレスとは密接に関係している。
#177【介護雑記】「認知症」は、「ある日突然やって来る」わけではない。でも書いているが、認知症のBPSD周辺症状がこじれていくのも、言ってみれば、「自身が壊れて行くこと」への猛烈なストレスが原因なのではないかと考えている。
これらのことから、「認知症予防」や、「認知症」のBPSD周辺症状を緩和するのに「音楽療法」を「レク」に導入している施設も多い。
私も、父が満身創痍の「せん妄」状態が続く中で、我が家に来た頃、この「音楽療法」を参考に取り入れた。
父の世代に、件の『新しい音楽を脳が受容できるのは33歳まで。』という論説を当て嵌め、主に1950年代(昭和25年/父13歳)~1970年代(昭和45年父33歳頃)の音楽を選抜し、また父が若い頃によく聴いていた音楽も含め、セットリストを作成した。
例えば、こんな曲⬇️⬇️⬇️
んーもぉー名曲っ!!✨✨✨
坂本九『上を向いて歩こう』は、昭和36年(1961年)のリリース。今年、88歳を迎える私の父、若干24歳の頃の大ヒットナンバーなのだ。
youtubeで父に見せて感激していたのは、こちら⬇️⬇️⬇️
(これには、私も泣けた。。。)
父の消耗した「脳力」を癒やし、「せん妄」を解いて、生気を甦らせたのは、「脳トレ」でも、「抗認知症薬」でも何でもなく、若い頃によく聴いていた「音楽の力」だったと私は感じている。
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父の世代だと、1950年~1970代の音楽が「音楽療法」に良いという事であるなら、私達の世代はどうだろう?私達が70代、80代になった時、脳が元気になる音楽は、『80年代~90年代の音楽』ということになる。
その頃、施設のレクでは、どんな曲が流れているだろうか?
そうだな、例えば、時代を象徴するこんな曲・・・。
ジュリアなぁ~~✨✨✨とぉうきょぉぉぉ~~う!!!✨✨✨
HOOOOOOOWー!!!✨✨
都内の介護施設には、”幻のお立ち台”が出現するかも知れない・・・・・・。
皆でピンクのフワフワ扇子を持って、”お姐さん達”が、一斉に、踊り始めるかも知れんっ!!
お兄ちゃん達にはこれだっ!!
びぃまいべいべぇー🎶びぃまいべいべぇー🎶
AFUUUUWぅー!!
と言いながら、全員でエアギター。(という名のリハビリ。)
最高にセンスいい介護施設だと思うわwwwww
吉川晃司だって、もうすぐ還暦ですからねぇ、あり得ますよ?これはw
サザンとかユーミンとかブルーハーツもいいよねぇ~w
なんて妄想が止まらなくなった所で、今夜はこのへんでw
みんな! 疲れた時は好きな音楽を聴いて、脳を労ってあげよう!!
それが何よりの認知症予防なのだw
知識は武器
介護にもっと音楽を!!✨✨✨戦略的に使おう!w
