深夜の子育て 孤独を救った「神レシーブ」。2年後の「伏線回収」に惚れた話
この記事を読んで欲しい人
以下の1つでも当てはまる人にはお役立ていただけるかもしれません。
既婚の方
パートナーがいる方
子育て中の方
近所に子育て世帯が暮らしている方
働いている方
配偶者やパートナーと共働きの方
近隣の物音に思うところがある方
このタイトルに惹かれた方、どなたでも
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これまで、こんな記事を書いています
こんにちは。みり子です。
婚活や家探し、夫婦関係や子育てなどなど、これまでもライフスタイル全般について記事を書いてまいりました。
さぁ今回は私に実際に起きた、気まずさが時を超えて伏線回収されたエピソードをご紹介します。
夜泣きと夜間対応の洗礼。「この泣き声、聞かせてなるものか」

子育て経験のある方はお分かりいただけることでしょう。
「我が子の泣き声」で夢の中から突然、暗闇の寝室に引き戻されるあの瞬間。
寝言泣き(対応不要)なのか、本当に対応が必要なのか、わからなくてもとりあえずは瞬時に起きて覚醒してしまうのが母親というもの。
(というかそもそも完全に寝ている瞬間が無いのかもしれない)
恐らく午前1時とか2時とか、もうわざわざ時計も見たくないような時間です。
一晩で何度も。もう数えたくもないですね。
0歳代の夜間授乳が済んでも、1歳〜2歳代くらいまでは「なかなか寝ない」なども含め夜の対応に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
さて、そんな子供の夜泣きの度に、「一刻も早く泣き止ませなければ」と焦る母親がいたとしたら、理由は何だと思いますか?
「下の子が起きちゃう?」
「自分も限界だから早く寝たい?」
私の場合は、「何としても隣人にこの泣き声、聞かせてなるものか」という"必要以上のプレッシャー"でした。
事の始まりは2年前の"悲劇"

我が家が子供の夜泣き対応を初めて経験する約2年前、こんな出来事が起きていました。
〜2年前〜
ある時期、お隣の2歳代の娘さんと思しき方向から、夜遅くまで寝ずに声が聞こえていたり、夜中に外出する声が聞こえていたり、随分と遅くまで泣いていたりする日が続いていたのです。
その頃、我が家は新婚で子供がまだいませんでしたので、
「子育てってやっぱりなんだかんだ大変なんだろうな〜・・・」なんて感じていた時期でした。
ある日の朝、夫が言うのです。
「昨日の夜中、ついに隣にクレーム入れたよ。さすがに子供うるさすぎるからどうにかしてくれって」
私は正直、何の冗談かなと思いました。
お隣も我が家も引っ越して来て1年も経たない頃でしたし、もし何かあったら、と夫同士がLINEを交換していたのでした。
そもそも、お隣のお子さんがまだ小さいことは初めからわかっていました。
我が家だってもし子供ができれば、同じように迷惑をかける日があるかもしれないのに・・・とその時の夫の器の小ささに幻滅したことを覚えています。
心を落ち着かせ、恐る恐る、なんて返信きたの?と聞くと、
「申し訳ないです、ってそれだけ」
私は何とも言えない気持ちになりました。
私たちがまだ経験していない子育ての大変さに直面しているのであろう夫婦に対して、夫がクレームを入れていた。
購入して間もない戸建のお隣同士、末長く仲良くしてくださいねと言っていた矢先に。
(確かに夫が仕事の関係で睡眠不足を極度に恐れる傾向はあったし、妻として気持ちは理解するけれど・・・)
そもそも簡単に寝かしつけたり泣き止ませたり出来るならお隣さんだってそうするはず。
好きで夜中に泣かせておく親なんてそうそういないでしょうに・・・。
何だか、妻として、隣人として、もうどうしたら良いかわからない気持ちになっていました。
そして、クレームを入れられても逆ギレも状況説明や釈明もせず
「申し訳ないです」
・・・と最低限の返信だけしてきたお隣のご主人の感情も読めず、(逆の立場でもそう返信する他ないのですが・・・)
申し訳ないやら恐ろしいやら、しばらく生きた心地がしませんでした。
ついにきたこの時。「因果応報」の恐怖?!

時は経ち、ついに我が家にも子供が産まれました。
0歳代の泣き声は、特に母親にはかなり(精神及び肉体的に)来ますが、物理的な音量(デシベル)で言えば、今思えばまだ可愛いものなのかもしれません。
身体と共に声量も増した1歳代の夜泣き、2歳代のイヤイヤ期のギャン泣き、色々な数えきれないほどの夜を明かしました。
そして、あの頃のお隣さんも、きっとこんな気持ちだったのかなぁと複雑な気持ちでひたすら背中をトントンしていました。
「あぁ、今度は私たちがこちら側だ…」
今ならわかるんです。
子供が何をやってもしばらく泣き止まない日があること。
体調不良で一晩中ずっと寝付けない日もあること。
変な夢をみただけでも大声で泣き叫んで起きる夜があること。
あの頃のお隣さんが、
子どもを何とかしようと深夜に外へ連れ出したり試行錯誤していたんじゃないか?ということも。
穴があったら入りたい、「神レシーブ」を受けた朝

さすがにご近所中に聞こえているだろうなぁという夜泣きが、我が家で続いた時期がありました。
ここのところ会うことが減っていた「例のお隣のご主人」と、そんな時期に限ってバッタリ出くわしました。
もうこれは、逃げも隠れも出来ないと思い、真正面から言いました。
「おはようございます。きっと昨夜も子供の声でご迷惑をおかけしていますよね。申し訳ないです。」
するとお隣のご主人はサラッと
「いえいえ」
私は「このタイミングを逃してたまるか」と言わんばかりに、続けて言いました。
「以前、うちの夫が子供の泣き声がどうとか夜中に連絡してしまったことがあったと思うんです、本当にあの節は申し訳なかったです」
(私は願わくば、
「ご自分でも子育てしてみたら、大変さわかってもらえました?笑」とでも笑い飛ばしてくれたら助かるなぁ、なんて図々しくも期待をしていました。)
・・・ご主人は言いました。

「そんなことありましたっけ?まぁ、子供は泣くものですから!(満面の笑み)」
私は、全然わかっていませんでした。
なぜ、夫がクレームを入れた時にお隣さんのご主人が、たった一言しか返さなかったのか。
なぜ、我が家に子供が産まれて深夜に泣いてしまっても、一切のクレームが返ってこなかったのか。
お隣のご主人は、きっと初めからわかっていたのでしょう。
「子供の泣き声」が物理的にどうにもならない時期があること
「子育て」を経験したことのない人には、「なぜ深夜にうるさいのか」を理解できなくても仕方がないこと
世の中には、一定数「他人に寛容になれない人」がいること
あるいは、どんな人にも「どうしても寛容になれない時期」があるかもしれないこと
そして、「言葉を交わせば必ずしも解決することばかりではない」という世の常も。
全部わかって、きっと初めから同じ土俵に乗らなかったのではないか。
この時も、「相手へ配慮のある返しをする」だけでなく
意図的に「初めからクレームごと無かったことにする」ことで、
この上ない大人な対応ーーー神レシーブをしてくださったのではないか、としか思えなかったのです。
「穴があったら入りたい。」
それは、「お隣から同じようにクレーム入ったらどうしよう」などと浅はかに隣人を疑っていた私自身と、
仕事に追われるあまり子育て世帯への配慮や想像力に欠けた当時の夫を省みて、
率直にその朝、思ったことでした。
終わりに・・・子育てしにくい=誰にとっても住みにくい

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
子育て世帯への共感をメインにこのエピソードを紹介しながら、もう少し広い視野でもこの出来事を捉えるようになりました。
例えばもし、ご近所で徘徊してしまうお年寄りがいたら・・・
奇声を発してしまう症状がある方がいたら・・・・・・
音以外にも、他人の様々な事情を全て知り得るわけはないですし、
お互いに、それぞれの事情が見え隠れしながら同じ街に住んでいます。
そして、全てのことを「そっか、それじゃあ仕方がないね」と腹落ちして納得できるところまで会話できるはずもないのが世の常です。
そんな中で、私たちが「誰一人取り残さない」で幸せな平和な社会、世界を持続的に目指すためには、きっと今回書いたような我が家のお隣さんのような優しい距離感、つまり、自分とは違う状況にいる誰かをそっと思いやり、必ずしも同じ土俵に乗らずにそっと静かに微笑むこと。
そんなささやかな想像力の連鎖こそが、
きっと「生きやすさ」「住みやすさ」に繋がる「寛容の輪」を広げていくんだろうなぁと、思うのです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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▼私はこんな人間です。よろしくお願いします。
自己紹介
90年代前生まれ。2児の母。
大手不動産デベロッパーから医療、広告、FEMTECH等、幅広い業界での営業職時代を経て2026年に独立。
かつての恋人に身も心もキャリアも引き裂かれたのち、
独自の1ヶ月集中戦法で現在の夫とマッチングアプリ婚を果たした経験から
婚活アドバイザーの民間資格を取得。
妊娠・出産を経て、「妻」「母」のみならず「1人の社会人」「転職経験」といった広い視野と、宅建士と婚活アドバイザーの実績を元に「戦略的ライフデザイン」プログラムの準備期に勤しむ。

