⚜️風まかせ文芸部 金木犀/【140字小説】プルースト+短歌一首
i 様、いつもお題をご提供頂き有難う御座います。
前回をお読み頂いた方、また「スキ」で応援下さった方々、有難うございました。
今回も140字小説で参加させていただきます。
お楽しみいただけましたら幸いです。
お題:金木犀
夜風に甘い香りがした。
私はその度想起する。
「ちょっと」
彼女は真剣な顔で、私の手を取り甘い香りのする個室に連れ去った。
「私病気かも。急に血が……」
ああ。
成長の証であると教え、予備を彼女に渡した。
卒業後、お互い会者定離の果て再会し、今、
貴女の隣に私。
彼女と伴に杯を交わす。
桂花陳酒を。
短歌
秋風に
漂う香気
肴にし
酸いも甘いも
杯二杯
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