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1日に映画を4本見ると、人はちっちゃく寝る

おっきく寝ないようにしないと。

先週、2日で4本の映画を見たという旨の日記を書きました。

ここで何かのタガが外れてしまったのでしょう。
今週の火曜休みは1日に4本見ました。

元々そんなにたくさん見れる方じゃないんです。
普段は1日一本なんですよ。それ以上見ると集中できなかったり、疲れて寝ちゃったりするんです。
ただ、この日はそういう気分だったんだと思います。


最強殺し屋伝説 国岡[完全版]


一応リンク貼ってるんですけど、一言しか書いてないので、別に開かなくていいです。
朝起きて寝ぼけてるうちに再生したので感想がうまく思いつかなかったんだ。本当だよ。

相変わらず阪本裕吾
この作品、嘘のドキュメンタリー、いわゆるモキュメンタリーってやつなんですけど、映像制作の経緯で語られる「『ベイビーわるきゅーれ』の取材のために京都の殺し屋に密着取材した」って設定が面白いですね。嘘に嘘を重ねている。
後にベビわるのドラマ版でも今作で主人公国岡がボヤく内容とかなり似たようなことを独白するシーンがあったり、セルフオマージュや引用が「取材の成果」として演出される構造はある種の発明だと思いました。

「殺し屋」というフィクションでしか見ないような突飛な職業をモキュメンタリーにしてしまうことで、妙なリアリティを付与することに成功しています。
同業やクライアント、ターゲットの人たちがそれぞれみんな実際の社会にいる「絶妙に嫌なやつ」ばかりでそこもすごく生々しくて嫌でした。褒めてます。
今年3作目の公開が控えてて、2作目も今月アマプラで配信するらしいので楽しみ。

なんでフィルマークスよりこっちに長々書いてるんでしょうかね。もっと真面目にやれってね。


それでも私は Though I’m his doughter

こちらはマジドキュメンタリーです。

地元唯一のミニシアターで一週間限定上映だったので観てきました。
"I’m his doughter"と書いてありますから、ポスターに写ってる女の子が誰かしらの娘なんでしょう。誰の???
と思ってあらすじを見て、戦慄。
彼女は松本麗華。彼女の父は松本智津夫。後に「オウム真理教」の教祖として、地下鉄にサリンを撒いた事件の首謀者とされた男です。

彼の「麻原彰晃」としての顔は報道なので嫌というほど知っていますが、彼も父親であり、彼の娘は今もこの社会に生きている、という当然の事実に今更ながら気付かされたわけです。

となれば、松本麗華氏は相当厳しい現実を生きているのだろうということは想像に難くないわけで、そういう人に直接カメラを向けた作品というものがあれば、やはり見てみたいと思いました。

冒頭で驚いたのですが、監督の長塚洋氏が彼女にカメラを向け始めたのは、なんと松本智津夫の死刑が執行される以前。
もともとは実の父親の証言が得られぬまま刑が執行されることに反対する運動を起こす松本麗華氏への取材、ということだったようです。しかし、その後の顛末の一部始終も、倫理の範囲内ではありますが克明に映し出されています。

ドキュメンタリーとしてこれ以上ない題材でありますし、単に彼女を賛美するだけの内容ではなく、彼女が経験した「死刑」の是非を問い、生まれながらにして社会と戦わざるを得なかった人が、それでも元気に生きていく姿に胸を打たれます。

公開規模は非常に小さく、ソフト化、配信もされるかは分かりません。もし少しでも興味があれば、見る機会がある時にすかさず鑑賞するのをお勧めします。


スーパーマン(吹き替え版)

もはや説明はいらないでしょう。
ここ数年で最高のヒーロー映画です。

私はこの映画を公開初日に字幕版で観たのですが、もう大満足ですよ。ありがとうガン。ガンありがとう。ピースメイカーシーズン2も待ってるからね。って感じで。

ここまでいいものを見せられるとやはりもう一回みたくなるというのが人間の性というものです。

特に今回イザベラ・メルサード演じるホークガールのハスキーボイスがとてもキュートで良かったなぁと思ったら、吹き替え版はコレまたハスキーで素敵な松岡美里(『映像研』の水崎ツバメ役!)が演じるというじゃないですか。

そうですか。じゃあ観に行きますね。
ということで、丁度イオンシネマのポイントが貯まってたので無料で見ました。

結果、ちっちゃく寝ました。
多分レックスが鉛筆いっぱい落とすシーンあたりだったと思います。
この日3本目ですよ。許してください。

(ちなみに今回「ちっちゃく寝る」というフレーズを多用してますが、ネットフリックスの「マイメロディ&クロミ」からの引用です。作品ごとかなり気に入ってます。お勧めです。)

でも、ダバダバ泣きました。何回見ても良いものですね。
スーパーマンは"alien"であり、希望の象徴であり、同時に「普通の人」でもある。
コレを今の混沌とした時代に真正面から描く度胸と、その上手さに度肝を抜かれる映画です。ソフト買おう。


ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー

この感想、日付を見てもらったらわかると思うのですが、丁度一年前の初見の時に書いた感想です。

初見時は一作目がとにかくよくできてる反面、2作目はサブプロットが邪魔をしてるな、という印象が強かったのです。

ところが、その後「ナイスデイズ」「エブリデイ」を経て、今改めて今作を見返すととても重要な作品であることがわかります。「国岡」や「ベビわる1」で描かれた倫理観のゆるさに一種のエクスキューズを提示する内容なのも、今見ると良いですね。

『花束』を見た後でまひろが「じゃあ結婚しようよ!!!!💢」と菅田将暉の真似をするシーンが特に好きです。あと冒頭の銀行アクションも。

今回は友人たちとディスコードを繋いで一緒に見たのですが、賭け将棋のシーンで友人が「コイツ負ける。あり得ない打ち方をしている」などと言っててすげえなと思いました。私は将棋がわからぬなので…。


その日見た映画はコレで全部なのですが、後一つだけ、次の日に観た映画をついでに紹介させてください。

アプレンティス ドナルド・トランプの創り方

今年の頭に公開されてた映画なのですが、早くもアマプラで配信されてたので観ることができました。

今またトランプが大統領になりましたが、本国ではその前に公開されてた映画です。どうやら本国では上映差し止めになりかけたような作品らしいです。
たとえどのような内容だとしても政治的圧力で上映が危ぶまれるような状況になるのはおかしいですよね。

そりゃトランプ側からしたら嫌だろうな、という内容でした。
原作はトランプに長年取材してた記者の方が書いたらしいのです。どこまで事実か脚色かはわかりませんが、ともかく異様な説得力がある作品でした。
トランプの伝記映画としては淡々としてて激烈に面白い、みたいな感じではないです。が、その感想自体がこの映画の一つの仕掛けになっているのはうまいですね。
監督はイラク出身の人で、「シビルウォー」や「エブエブ」と同じ、非アメリカ人がアメリカについて描く映画の系譜です。とても興味深い題材でした。


狂ったように映画を見続ける日々が続きますが、最近「FF7リバース」をプレイし始めたので、しばらくは落ち着くと思います。
流石に1日4本はキツい。せめて2本ですね。

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