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15歳年上のバーテンダーとの恋の話 朝方の告白編 #3|恋愛小説|ノンフィクション小説


幸せのてっぺんは、ここだ!!!



前の話はこちら。

マガジンはこちら。

この物語はノンフィクションですが、
登場人物や店の名前は、すべて仮名です。

《登場人物》
🐈…じまにゃん
🤵🏻…笹方さん(ブリージーのバーテンダー)
🐵…オサムさん(クロスポの店長)

ブリージー…笹方さんの働くスタンディングバー
クロスポ…じまにゃんがバイトしているオサムさんのバー

《前回のあらすじ》
婚約者のいる美女ウララさんと知り合いになったよ。
じまにゃんは卒業製作が大詰めで、もうフラフラ……。
そんなじまにゃんの様子を見た笹方さんは、なんと「じまにゃんちゃんのためなら、大学に手伝いに行くよ」と言ってくれたよ(キュン)



笹方さんは、本当に大学にやってきた。


私の大学は、都内のど真ん中にあった。

大学のある駅は、
ブリージーやクロスポのある駅から
地下鉄で約30分。

「A4出口出たところで、13時に集合」

笹方さんって、電車に乗れるんだ。
いや、そりゃ乗れるだろ。

そんなトンチンカンなことを考えている間に
笹方さんは現れた。

普段のパリっとした格好じゃなくて、
パーカーとジーンズという
なんともラフな格好だった。

なんだかそれが、とてもよかった。


🐈「本当に来てくれたんですね」

🤵🏻‍♂️「そりゃ来るよ(笑)来なかったら、びっくりするでしょ(笑)」


今日は服装だけじゃなくて、
会話も心なしかラフだった。

なんだこれ、最高か???




ふたりで大学に入る。


🐈「食堂でお昼と夕飯の時間以外は作業できるようになってます。だからそこでやりましょう」

🤵🏻‍♂️「おっけー」


友達とすれ違う。

見た事のないオジサンを連れている私に、
友達は不思議そうに挨拶をする。


食堂に着いて、
ふたりとも自分のパソコンを出す。

私が図面を描き、
笹方さんにはプレゼン用資料の
レイアウトを担当してもらった。

作業は黙々と進んだ。

笹方さんは時々わからないところを聞いたが、
それ以外はほぼ無言で作業をしていた。
オタク気質が発揮されている。


夕飯の時間になって、
食堂でそのまま一緒にごはんを食べた。

うちの大学の食堂は、
別に美味しくも不味くもないが、
一緒に食べる食堂のごはんはもちろん
いつもの100倍美味しかった。



🤵🏻‍♂️「もう少しだけ作業したら、帰るね」

🐈「はい!作業めっちゃ進みましたよー!本当にありがとうございます」

🤵🏻‍♂️「卒業製作の発表って、来週って言ってたっけ?」

🐈「そうです!来週の土曜日ですね。そのまま夜はクロスポでバイトですね(笑)」

🤵🏻‍♂️「おお、頑張るね。じゃあさ、クロスポのバイト終わったら、一緒に飲みに行こうよ。お疲れ様会しよ」

🐈「い、行きます!」


その後の1週間、じまにゃんがどれほど
やる気に満ち溢れていたかは、想像に容易い(笑)

あっという間に
卒業製作と、発表は、終わった。

もう私は笹方さんとの打ち上げの事しか
頭になかった。




「「「カンパーーーイ!」」」


今日は土曜日。
クロスポでバイトの日だ。

常連のお客さんが、
私の卒業製作と発表が無事終わったことを祝って
ビールをご馳走してくれた。

クロスポでは、ご馳走してもらえれば
仕事中でもお酒を飲んでいいのだ。
最高の職場だ。


程よいかんじに酔っぱらって、
バイト終了の2時を迎えた。

「お疲れ様でした」と言いカウンターの外に出て、
お客さんが座る椅子に座った。

他にお客さんは、いない。
店長のオサムさんに向かって言った。


🐈「今日は笹方さんと飲みに行くんですよー。ブリージーが終わったら、ここに来てくれることになってます」

🐵「え、そうなの?なんで?」

🐈「卒業製作終わったことをお祝いしてくれるんですよー。こないだも、大学まで手伝いに来てくれたんです!」

🐵「えー?……ふーん……そうなんだ~?」


オサムさんはなにやら煮え切らない
受け答えをした。

私にとって、オサムさんは、
保護者のような人だった。

彼は店内での男女のイザコザを極端に嫌がる。

だからたぶん、
私と笹方さんがどうこうなったら
めんどくさいな~とでも思ったのだろう。

ただそれだけだと思っていた。




30分くらいして、笹方さんがやって来た。


🐵「あ、笹方さん!お疲れ様です!」

🤵🏻‍♂️「オサムくん、おつかれー。じまにゃんちゃん、遅くなってごめんね。ビールちょうだい。ふたりも一杯どうぞ」

🐵🐈「わーい!ありがとうございます!」


オサムさんと私は、チョロい。



🤵🏻「このあとどこ行こっか。って言っても、この時間でやってる店なんて、限られてるんだけどね(笑)みかん亭かなー」

🐈「みかん亭、まだ行ったことないんですよー!行ってみたいです」


みかん亭は、確かこないだ
ウララさんと話していたお店だよね。

体重100kgを超えるバーテンダーがいる
と有名な、老舗のバーである。


🤵🏻「これ飲んだら行こー。オサムくんも行く?」

🐵「や、僕はいいです(笑)いってらっしゃい」

🤵🏻「うん、ありがとね。ご馳走様ー」


そしてふたりでみかん亭に向かった。

みかん亭は小さなお店で、
本当に100kgを超えるバーテンダーがいた(笑)

100kgを超えるバーテンダーは、
見た目通りに本当に面白くて、話し上手。

笹方さんよりも少しだけ年上で、
自分でずっと店をやっているという
その人のことを、
笹方さんはとても尊敬していると言っていた。




冬の朝が来るのは遅いはずだが、
外は少しだけ明るくなってきた。


🤵🏻「酔っぱらった~。そろそろ帰ろっか~」

🐈「ですね~」


ふたりとも、だいぶ酔っぱらっていた。

お会計をして、店を出て。
私達は駅に向かった。

笹方さんの家も、同じ方角だったから、
しばらく一緒に歩いていた。


🤵🏻「外は寒いね~」

🐈「寒いですね~」

🤵🏻「じまにゃんちゃん」

🐈「はい?」

🤵🏻「まだ一緒にいたいから、うちおいでよ」

🐈「𖤐 〄 𓆩✧𓆪 𐂂 ᛝ ⟡」


私の心臓は、確かに止まった(笑)

うちにおいで、だと……???

笹方さんの足も止まった。

私達ふたりは
通勤の人がまだほとんどいない
駅前の歩道の真ん中で立ち止まった。

笹方さんと見つめ合う。


🤵🏻「たぶん気づいてると思うけど、じまにゃんちゃんのこと、好きだよ。付き合って?」


顔が茹でダコになって、
しばらく無言で笹方さんを見つめてしまった。


🐈「……ええと……はい。私も好きです」

🤵🏻「よかった」


そう言って笹方さんは、
私の事を抱きしめた。

私もそっと抱きしめ返した。

笹方さんはだいぶほっそりしていたから、
自分の方が肉付きがいいんじゃないか?
と心配になった。


🐈「私の思い上がりかと思っていました」

🤵🏻「好きな子じゃなきゃ、わざわざ大学まで行ったりしないよ」


そして、そっとキスをした。

嬉しかった。
とても嬉しかった。

ただ、ひとつ心配があった。


🤵🏻「うちに来てって言ったけど、今日は何もしないよ。ただ一緒にいたいだけ。大事にしたいから」


笹方さんはエスパーだった(笑)

私の心配していた不安を、
先に解消してくれた。

これが15歳年上の包容力というやつか?


🤵🏻「これからよろしくね」


そうして、ふたりは手を繋いで
駅とは違う方向に歩いて行った。

幸せだった。

この幸せが、長く続けばいいと思った。




バーテンダーとの恋の話 崩れゆくイメージ編 #4へとつづく!





はーい!じまにゃんだよー!🤗

今回も最後までご覧頂き、
ありがとうございました!!!


いかがでしたか!?
幸せ絶頂ピークですね!!!

次回のタイトル見ました!?
なにやら不穏な空気も感じるけど、
今回だけはこの幸せのまま終わっても
いいですよね^^


この記事は、コメント大歓迎です!

今月から恋愛シリーズは、
毎週木曜日に投稿しますね^^

なので、つづきは9/10です!
来週もお待ちしてます。

ではでは、今日はここまで!
まったね~~~👋🏻



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