28卒の夏休み、何もしないと危険?インターン選考はもう始まっている理由
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「就活は3年生の3月から」——そう思っていませんか。
夏休みに入って、友達との旅行やアルバイト、久しぶりの帰省。楽しい予定がたくさんあって、就活のことは「まあ、そのうち考えよう」と後回しにしてしまう。その気持ち、とてもよくわかります。せっかくの学生生活最後の夏休みですから、思いきり楽しみたいですよね。
でも、もし今この瞬間にも、同級生の何人かが企業のエントリーシートに向き合っていたとしたら——。そう聞くと、少しだけ胸がざわつきませんか。
実はいま、28卒の就活生にとって、この夏休みはただの「休み」ではなく、就活の分岐点になっています。この記事では、なぜ夏休みが重要なのか、そして今から何をすればいいのかを、データを交えながら一緒に整理していきます。読み終える頃には、「何をすべきか分からない」というモヤモヤが、「よし、これをやろう」という前向きな一歩に変わっているはずです。
なぜ「インターン選考はもう始まっている」と言えるのか?
企業のインターン選考は業界ごとにすでに動き出しており、夏休み中もエントリーの締切が次々とやってきます。
例えば、外資系のコンサルティング会社や投資銀行は、4〜5月にエントリーシート(ES、企業に提出する応募書類のこと)の締切が集中する傾向があります。一方で、日系の大手メーカーや商社は6〜7月にピークを迎え、8〜9月にかけても募集が続く企業が少なくありません。つまり「夏休みだから一段落」ではなく、業界によってはまさにこれからが本番なのです。
参加する学生の数も、決して少なくありません。マイナビキャリアリサーチLabの調査では、26卒学生のインターンシップ・仕事体験の参加率は85.3%と過去最高水準に達し、平均参加社数も5.2社にのぼると報告されています。
つまり、多くの同級生がすでに複数社のインターンに応募し、選考を経験しているということです。「まだ何もしていない」ことに焦る必要はありませんが、「知らないうちに周りは動いている」というのは、残念ながら事実に近いのです。
夏休みに何もしないと、どんな影響があるのか?
夏休みを何もせずに過ごすと、早期選考のルートから外れてしまう可能性が高まります。
就職みらい研究所の「就職白書2026」によると、学生の56.7%が早期選考(本来の選考時期より前倒しで行われる選考のこと)に参加しており、企業側も67.0%が早期選考を実施していると回答しています。早期選考は、もはや一部の意識の高い学生だけのものではなく、半数以上の学生が経験する「当たり前の選択肢」になっているのです。
さらに、27卒(2026年卒業予定)の就職内定率は、2026年3月1日時点で38.1%というデータもあります。就活が本格化する前の段階で、すでに4割近くの学生が内定を得ているという事実は、じわじわとプレッシャーを感じさせるかもしれません。
私自身、大学時代の友人が「サマーインターンなんて意識高い系がやることでしょ」と笑っていたのを覚えています。ですが秋になり、その友人が「気づいたら早期選考の案内すら来なかった」とこぼしていたのも、同じくらい鮮明に覚えています。夏をどう過ごすかで、秋以降に見える景色は確かに変わってくるのです。
夏休み、具体的に何から始めればいいのか?
「では何をすればいいのか」——ここが一番知りたいところですよね。結論として、まずは次の4つを、できるところから始めてみてください。
自己分析:自分の得意なこと、大切にしたい価値観をノート1ページでいいので書き出してみる
業界・企業研究:興味のある業界を2〜3つ選び、各業界の代表的な企業を調べてみる
ES・Webテスト対策:まずは1社分でいいので、実際にESを書いてみる
インターン応募:締切が近い企業から、まず1社エントリーしてみる
type就活が実施したアンケートによると、25卒学生の約75%が、サマーインターンのエントリーが始まる学部3年の5月頃までに就活を開始していたと回答しています。裏を返せば、今このタイミングで動き出しても、決して遅すぎることはないということです。
大切なのは、完璧な準備を整えてから動き出すことではありません。自己分析も企業研究も、走りながら少しずつ深めていけば十分です。まずは「1つ動いてみる」ことが、次の一歩を軽くしてくれます。
インターンに落ちたら、もう終わりなのか?
安心してください。1社に落ちたからといって、就活が終わるわけでは決してありません。
実は、インターンに参加できたとしても、その後の採用選考に進まない学生は7割を超えるというデータもあります。つまり、インターン選考の合否そのものが、就活全体の合否を意味するわけではないのです。
だからこそ、複数の企業にエントリーしておくことが安心材料になります。先ほど紹介したとおり、学生の平均インターン参加社数は5.2社です。1社にすべてを賭けるのではなく、いくつかの企業に同時にチャレンジしてみましょう。
落ちた理由を振り返り、次のESに活かす
「合わなかった」だけで、自分を否定しない
選考を重ねるごとに、面接やグループディスカッションに慣れていく
私も就活のときに、第一志望だと思っていた企業のインターンに落ちて、しばらく落ち込んだ経験があります。でも振り返ってみると、その悔しさがあったからこそ、次のESを本気で書き直すことができました。失敗は、次への燃料になります。
授業やアルバイトと、就活準備をどう両立すればいいのか?
就活だけに時間をすべて使う必要はありません。1週間のうち数時間を、意識的に確保するだけで十分です。
例えば、平日の夜30分を自己分析にあてる、週末の午前中を企業研究にあてる、といったように「小さな時間割」を作ってみてください。まとまった1日を丸ごと就活にあてようとすると、かえって腰が重くなってしまうものです。
平日:通学時間や休み時間にニュースアプリで業界情報をチェック
週末:2〜3時間、ESの下書きや企業研究にじっくり取り組む
締切前:エントリーする企業を1〜2社に絞り、集中して仕上げる
アルバイトやサークル活動も、あなたらしさを形づくる大切な経験です。無理に削る必要はありません。「両立できないもの」ではなく、「うまく配分すればどちらも進められるもの」だと捉えてみてください。
まとめ:今日からできる、小さな一歩を
ここまで、なぜ夏休みが就活の分岐点になるのか、そして具体的に何をすればいいのかをお伝えしてきました。
インターン参加率85.3%、早期選考参加率56.7%——これらの数字は、決してあなたを焦らせるためのものではありません。「みんなも同じように悩みながら、少しずつ動き出している」ということを、知ってほしかったのです。
後悔しない就活とは、完璧に準備することではありません。今日、小さな一歩を踏み出すことです。
気になっている企業を1社、ブラウザで検索してみる
自己分析ノートに、まず1行だけ書いてみる
締切が近いインターンに、思いきってエントリーしてみる
どれか1つでかまいません。この記事を閉じたあと、実際に手を動かしてみてください。その一歩が、半年後、1年後のあなたを、きっと楽にしてくれるはずです。
夏休みは、まだ終わっていません。今日から、あなたの就活を始めましょう。
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