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遁走詩|トライアンゴルモアはなく

透明な傘をさしていた。
べちゃっと何かが垂れてきた。
最初は雨だと思ってた。
雨は雨でも水飴だった。
ロリポップとかいうらしい。
ステンレスでできた床は灼熱。
足元に現れた赤い丸。適温のマーク。
準備は万端ってことらしい。
虹色を混ぜて作った灰色に、誰かのため息が混ざる。
そういや、それも含めて味だって誰かが言ってた。
溶けて爛れたポリエチレンの雨を浴びながら、舐めたらやっぱり甘かった。
骨組みだけになった僕は、そのまま三角コーナーに捨てられた。



骨組みだけになった僕は、そのまま三角コーナーに捨てられた。
そこが僕のバイト先。
少しだけ太った女がいた。
アルコールスプレーをかけ
むしが湧かないようにしてた。
中華料理屋は赤い。
紅い女が中にいた。
彼女も三角コーナーだ。
赤い僕がスプレーをかけた。
青椒肉絲 芋。
サイドステップ 音。
ガラスコップ 結露。
妄想 衝動 連絡ミス。
中へ中へと昇ってゆく。
紅と赤が混ざって灰。



紅と赤が混ざって灰。
銭と悪貨高まって財。
先祖代々土地を売れ。
千の橙はこちら向け。
以上、大僧正が奏上。
情操学園 相当上層。
ただの銭ゲバ殴りなば、
肌のネバネバ削りなば、
やっぱりイナバダ、
しょせんはタラレバ。
100人で粉飾決済♫
総勢101人のハズが、
富士山麓100個納入。
100人おにぎり(マジョリティ)。
下山説囁かれる1人が、
101回ほどプロポーズ。
鸚鵡は今も泣いている。


【蛇足か補足】

想狗さんの提唱する、遁走詩。
共鳴した3人、コハクシスさん、再生補修さんそれにぼくで、順ぐり書いてみよう!となりました。

What's 遁走詩?

必要なもの
あなた……1人
詩を作りたい友人……1人以上

ルール
・詩を詠む順番を決める
・1人目が詩を詠む
・2人目は、1人目の詩の最後の一行を、
 自分の詩の最初の一行として詩を詠む
・以降、同じように繰り返す

注意点
・漢字、ひらがな、片仮名、句読点なども
 そのまま引き継ぐ
・前の詩の続きを書いてはいけない
・前の詩のイメージを引き継ぐ必要はない
・一篇ごとに独立した詩として書く
・何篇で終わるかは、参加者同士で決めてよい

想狗さん記事から引用

【1詩目の、各部の作者発表!】

3人で相談し、各詩の(時間的な)記事最終発出者が、各部の作者をネタバレすることになりました〜✨


冒頭のパート

透明な傘をさしていた。

骨組みだけになった僕は、そのまま三角コーナーに捨てられた。

→コハクシスさんです。



次のパート

骨組みだけになった僕は、そのまま三角コーナーに捨てられた。

紅と赤が混ざって灰。

→再生補修さんです。




結びのパート

紅と赤が混ざって灰。

鸚鵡は今も泣いている。

→もしもし、俺だよ俺。山本です。


ぼくのところは、ほぼ皆さん当たってましたね。
コハクさんと補修さんは、迷う方もいらっしゃった。

個人的には、
「これ(書いたの)誰だ?」
当てに引っ張られそうになっていて、なんなら2本目以降、がっつり「コハクさん(補修さん)っぽく憑依して書いちゃろかな?」
など思わんでもないのですが……!

おそらく、それは、遁走詩の意図するところではないのかなぁとf^_^;)
詩を持ち寄りながらも、
「自己の領域/自分の味わいへ不可避的に遁走する」、
そういう種類のコラボとして、企まれている。

そしてきっと寄せに行っても、ハンパになるだけな気もしました。
詩みたいな表現が、いちばん自らの地、書きクセ、文体が出てしまう。

なので、もう、バックトゥ原点。
ひらき直って、遁走詩の本分に再生&補修し、100%自分として詩作シスしていきますよ〜
\(^^)/



ちなみに、タイトル「トライアンゴルモアはなく」としたのは、

トライ=3角形(3者)&英語の「トライ」で遁走詩への挑戦を意味させる。

アンゴルモア=ちょっと前お二人の詩から「終末み」を感じたため。
出典はノストラダムスの「アンゴルモアの大王」からです。
その前の「トライ」を受けて、「トライアングル」を醸そうともしています。

なく=「泣く」「鳴く」「無く」など複数の意味を込め。
√5の答の覚え方、「富士山麓鸚鵡なく」にもひっっかけての鸚鵡&富士山麓でもあります。




【煮締め、ならぬ2詩めはコチラ】

(1,693文字)

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