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もし、近くのクリニックがなくなったら? 未来の安心を守るためにできること


⚪︎はじめに

 先日、国の会議(中医協:医療のお金や制度について話し合う場)で、医療機関を取り巻く最新の状況が示されました。
 その内容は「クリニックの3分の1が赤字」という、とても深刻なものでした。

※開業を検討している方、開業医向けに下記noteの記事を投稿しましたが、地域住民の方にもこの現状を知っていただきたく、この記事を投稿します。

 こうした話は医療従事者だけの問題と思われがちですが、実は地域で暮らす私たち全員に直結しています。
 「ぜひ知っていただきたい」と考え、この記事を書くことにしました。

⚪︎医療機関のお財布が苦しくなっている

 いま、日本の多くのクリニックや病院は「お財布がマイナス」になりつつあります。
 原因はいくつかあります。

  • スタッフのお給料を上げなければ、人が集まらない

  • 薬や医療に使う材料の値段がどんどん高くなっている

  • 電気代や水道代も上がっている

 私たちの家計と同じで、「出ていくお金」が増えると、経営は苦しくなります。
 その結果、クリニックの約3分の1が赤字といわれています。

⚪︎このままだとどうなる?

 もし地域のクリニックが減ってしまうと――

  • ちょっとした体調不良でも大病院に行かざるを得ない

  • 大病院が混雑し、重い病気の人の診察が遅れる

  • 「すぐ診てもらえる安心」がなくなってしまう

 医療は私たちの日常生活と直結しています。
 地域に身近なクリニックがあるからこそ、安心して暮らせているのです。

⚪︎みなさんがこれからできること

 医療を守るために、私たち一人ひとりができることがあります。

  • 体調が少し悪いときは、まず地域のクリニックに相談する

  • 救急は「本当に急を要するとき」に利用する

  • かかりつけ医を持って、健康のことを継続的に相談する

こうした行動が、結果的に「地域医療を守ること」につながります。

⚪︎最後に

 医療従事者だけでなく、地域で暮らすみなさん一人ひとりが関わることで、未来の医療は守られます。
 「ちょっとした選択」が、地域のクリニックを支え、安心できる暮らしを続ける力になります。

 これからも一緒に、地域の医療を守っていきましょう。

※参考資料
中央社会保険医療協議会 総会(第615回) 議事次第(2025年8月27日)の資料『総-3 医療機関等を取り巻く状況について』は下記リンクをご確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001548630.pdf

🔹 執筆者について
 まえやまだ純商店では、クリニック経営及び開業支援を伴走型支援という形で提供しております。
 単なるノウハウの提供ではなく、経営者ご自身が納得し、持続的に実践できる形を一緒に考えることを大切にしています。


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