オスロからさらに北へ。 スタアラではないSASを利用する理由は?【スタアラ世界一周旅行㊹ OSL】
出国した途端に押し寄せる「物の洪水」
早朝、エアポートホテルをチェックアウトしてオスロ空港へ向かいました。ホテルから道路を渡るだけでターミナルに到着するので本当に便利。
次の目的地はノルウェー領ですが、「シェンゲン協定外」のため、国内線扱いにはならず、オスロでパスポートの提示と出国手続きが必要になります。

ノルウェー領なのにシェンゲン協定外だなんて不思議です。
シェンゲン協定加盟国なのに、通貨はユーロではなく独自の通過を使っている(ノルウェーなど)」というケースもあり、ヨーロッパの仕組みは少し複雑ですね。
出国審査を終えると、扱いはノルウェーの「国外」となります。
そこでゲートへと向かったのですが、本当に驚きました。
あれほどすっきりと洗練されていたオスロの街並みから一転、大量の免税店が乱立する、きらびやかで雑多な空間が現れたのです。
いや、世界のどこの空港でもよく見かけるお馴染みの光景なのですが、オスロのミニマルな美しさとの対比が激しすぎて、、、あまりの情報の多さと物量にめまいがしました。
オスロ市内で買い物ができなかったトラベラーたちのストレスが、ここで一気に発散されるのでしょうか…笑。
スターアライアンス世界一周なのに、「SAS」に乗る理由
搭乗するのは、SAS(スカンジナビア航空)。スウェーデンのストックホルムに本社を置き、北欧諸国が共同で運行している航空会社です。

ちなみにSASは、航空連合(アライアンス)では「スカイチーム」のメンバー。
スカイチームは日系の航空会社が加盟していないため、日本では知名度が低いかもしれませんが、デルタ航空やエールフランス、KLMオランダ航空などが参加する、世界三大航空連合の一つです。
日本の大手2社が加盟しているアライアンスといえば、以下の通り。
ANA: スターアライアンス(←今回利用しているアライアンス)
JAL: ワンワールド
さて、スターアライアンスの特典航空券を使って世界一周旅行をしている私たちが、なぜスカイチームの航空会社をわざわざ利用するか。
答えはシンプルで、オスロから私たちの「次の目的地」へは、LCCを除くとSASしか就航していなかったからです。
スターアライアンスの世界一周航空券は、一筆書きを描くように加盟航空会社のフライトを乗り継いでいくのが鉄則です。
しかし、どうしても行きたい目的地にスタアラの飛行機が飛んでいなかったため、この区間だけは世界一周のルートから一度切り離し、別途個別に「オスロ発着の往復航空券」を購入しました。(※旅程の組み方によっては、片道ずつ買うよりも往復航空券で手配したほうがお得になるので、必死で調べました!)。
雪国の空港ならではの、旅の「儀式」
機内に乗り込み、離陸を待ちます。
飛行機の翼に雪や氷が付着していると、飛行に必要な「揚力(飛行機が浮き上がる力)」を正常に得ることができなくなってしまいます。
そのため、雪国の空港から飛び立つ前には、専用の液体を散布して雪や氷を取り除く「除氷(ディアイシング)」作業が欠かせません。

さらに、離陸するまでの間に再び雪や氷が付着してしまわないよう、別の液体をコーティング剤として散布する「防氷(アンチアイシング)」という処置も施されます。この液体は、どこまで散布したかがわかるようにオレンジや緑色で着色され、作業漏れを防いでいるんです。

日本でも札幌(新千歳)空港などではお馴染みの光景となっていますが、客室の窓に向かって豪快にジャーーーッと液体が吹き付けられるため、お客さまはびっくりされることも多いです。
私たちが搭乗した機体にも、防除雪氷作業が施されました。
さあ、飛行機はいよいよ滑走路へと動き出します。
私たちはこれから、未知なる「北極圏」に向けて飛び立ちます。 どうか無事に到着できますように!
親子で旅をしている理由です。よかったらお読みください↓
