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🦥 動物園サイドストーリー図鑑 #4/丸投げナマケモノの“仕事丸投げ三段活用”講座

🗣️ イントロダクション:
「俺の仕事はおまえの仕事。
おまえの仕事は……もちろんおまえの仕事。
だが、もちろん成果はどちらにしろ俺の物。」

うさ太郎が初めて聞いた瞬間、耳がピクッと震えたという伝説のセリフ。
今日もその精神は健在だった。

ナマ助の迷言??

🥇 第一段階:『受け取らない丸投げ』
ナマ助の朝は早い。
いや、出社は遅いのに丸投げは早い。

• うさ太郎:この資料、確認お願いします!
• ナマ助:え〜、それ俺じゃなくて忠犬太君じゃない?
• 忠犬太:いや、ナマ助さんの担当だよ
• ナマ助:え〜、でも俺、今日忙しいし〜

忙しいと言いながら、ゆっくりバナナを食べている。
“担当外”を連呼し、仕事を受け取らない。
これが丸投げの第一段階。

🥈 第二段階:『責任を持たない丸投げ』
昼になるとナマ助はさらに進化する。

• うさ太郎:午前の件、どうしましょう?
• ナマ助:え〜、それ俺に聞く?
• うさ太郎:担当はナマ助さんで…
• ナマ助:いや、俺は“アドバイス係”だから

そんな係は存在しない。
責任の気配を感じた瞬間、秒速で逃げる。

🥉 第三段階:『成果だけ持っていく丸投げ』
夕方、ナマ助は最終形態へ。

• 上司:この資料、よくできてるな!
• ナマ助:でしょ〜? うさ太郎に“指導”しながら作ったんすよ〜

全部うさ太郎が作ったのに。
丸投げ → 責任回避 → 成果横取り。
これがナマ助の三段活用。

🌀 フロア全体がざわつき始める

今日のナマ助は、朝から三段活用フルコンボ。
フロア全体が、じわじわとざわつき始めていた。

• 忠犬太:……今日のナマ助、マジでひどいな
• クジャ美:さすがに引くわ〜

“また始まった”という空気が島全体に広がる。
誰も口には出さないが、全員が同じ方向を見ていた。

そんな中、静かに動いたのが──カバ次郎だった。

🐘 評価面談に呼び出されるナマ助
夕方。
カバ次郎が静かに近づく。

カバ次郎:ナマ助くん。少し話せるかな。
その声は穏やかだが、逃げ場がない。

周囲は「あ、これは…」と視線をそらした。
ナマ助はバナナを持ったまま、評価面談室へ。

🐘 カバ次郎、静かに告げる
カバ次郎:今回の評価は……Cだよ。

動物園の評価は S・A・B・C・D。
Aが標準、Bがまあまあ。
Cは “誰も取りたくない屈辱枠”。
年に数名しか出ない。

その瞬間、ナマ助の中で何かが弾けた。
実はナマ助は、“自分はそこそこやれている”と本気で思っていた。
だからこそ、C評価は理解の範囲外だった。

ナマ助の絶叫シーン

🦥 【ナマ助の過去一の咆哮】
ナマ助:Cぃぃぃぃ!?
俺が!? 俺がCぃぃぃ!?
こんなの動物園史上のバグだろぉぉ!!!!!

ナマケモノとは思えない声量。
うさ太郎は耳を跳ね上げ、忠犬太はコーヒーをこぼし、
クジャ美は「地震?」と羽を広げた。

カバ次郎は静かに言う。
カバ次郎:ナマ助くん。“やっていない仕事”は評価されないよ。

🦥 評価面談後のナマ助
ふらふらと自席へ戻り、
握りつぶしたバナナを持ったまま固まるナマ助。
“C評価”の衝撃は深かった。

🦌 鹿子の沈黙
鹿子はその姿を見て、
ほんの一瞬だけ眉を寄せた。

“あのナマ助が、ここまで落ち込むなんて…”
そんな小さな驚きと、言葉にならない感情が胸をかすめる。

そして、
そっと机に温かいお茶を置いた。
「……飲んどきな。」

叱らず、慰めず、ただ気遣う。
それが鹿子の姉御肌だった。
ナマ助はお茶を見つめたまま、また固まった。

鹿子の気遣いシーン

丸投げナマケモノのストーリー物の話はこちら会社の動物園 #6.1『新人うさぎ、丸投げナマケモノの“仕事丸投げタックルと成果横取りスイング”でノックアウト』|組織動物園ラボ

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