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矯正日記①

↑  AIで線画にしてもらった私の今の歯

 矯正したいと思い始めて軽く15年。
 その間、八重歯ブームがあり(すきっ歯ブームもあったよね)、もしかしたら将来保険適応になるかも?という期待を込めて保留にした時期があり、でもならないなと諦めて色々と調べ出した頃にコロナがあり、この歯並びも私の個性と受け入れようとした時期があり、気がつけば15年。
 本格的に動き出したのは多分5年前。家のポストに、近くに新しくインビザライン専門の矯正院ができて、オープン限定価格で安くします!みたいなチラシが入っていて、とりあえずカウンセリングだけ受けに行ってみた。とってもハキハキした女の先生で最新機器を駆使して様々な形式で私の歯の写真を撮り分析してくれたが、私の歯並びはインビザラインで治せる範囲を越えているとお断りをされてしまった。
 そこからまた放置の時期があり、そして先月、かかりつけの歯科院に月数回来る矯正専門の先生のカウンセリングを受けた。その先生は頭を抱え、「これは僕じゃない方がいいかも… あのね、難易度がかなり高いので、都内の大きいところに行ってもらった方がいい」と、またお断りをされてしまった。
 私は、上が左右共に八重歯、受け口ぎみ、顎関節症に顎変形症、そして噛み合わせ最悪で開口。色々と問題がある事は重々承知だったが、こんなにも先生にとって難易度が高いものだとは思っていなかった。そしてこんなに断られるものだとも思っていなかった。
 都内の大きな所にはどうしても通う時間が調整できなさそうなので、通える範囲内の矯正専門歯科院にカウンセリングを受けに行った。予め他のところで断られてきている事を伝え診てもらうと、「なるほどね。確かに難しいね。でも出来ますよ。ただね、矯正治療というのは器具を着けたらそれだけでよくなるっていう訳ではないので、かえさんにも頑張ってもらわないと出来ません。一緒に頑張れますか?」と。なんか舌のトレーニングとかをするらしい。

 という事で、矯正治療はじめます!

 一通り説明を受けた後に何か質問はと聞いてくれたので、「何が食べられないですか?」と聞いたら、「基本的には何でも食べられます。ただ固いものとハイチュウみたいなものは避けて下さい」と言うので「固いってどのくらいのレベルですか?おせんべいは食べられますか?」と聞いたら、食い気味で「やめてください!」と。「ちょっとでもこれどうかな?と思うようなものは挑戦しないで下さい!」と、かなり熱を込めて言われた。そんなにしょっちゅうおせんべいを食べる訳でもないけれど、食べちゃダメと言われると食べたい。とりあえず、その帰りに7年ぶりくらいにハイチュウを買って食べた。いつでも食べられる状況で7年も食べずにいたハイチュウは美味しかった。高校生の時、同じクラスの年上の彼氏がいた女子が「彼氏にハイチュウいる?って聞いて、いるって言われたらハイ、チュウってちゅーするんだー」っていう最高に青い話をしていたその光景が一瞬で蘇った。青すぎる。

 ちょっと気になったのが、先生が白くて厚底のまぁるいシルエットの近未来な靴を履いていて、つま先とかかとの部分がものすごくクイっと上がっているのだけれど、あれは何か特別な効果がある靴なのだろうか。ドクター中松のスーパーピョンピョンの現代版かな。

靴は色味まで思い出せるのに詳細が何も
思い出せなくて、必死に検索しました。


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