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矯正日記②

↑ 特に歯に変化がないのでふざけてみた。

 矯正準備で歯の型取りや精密検査をしに歯医者へ。この型取り、前回の説明で、型を取るのに使う粘土みたいなものを口に入れると気持ち悪くなってしまう人がいるので、お腹を空にしてくるようにと注意を受け、かなりビビっていた。手順の説明を受け、この粘土は入れたら固まるまでは取れない事、固まるまで3〜4分かかる事、そして気持ち悪くなりずらいポーズなどを教えてもらった。気持ち悪くなって吐きそうになったらお盆を持ってくるので教えて下さいと言うので、吐いちゃったらこれ(粘土)どうするんですか?と聞いたら、やはり固まるまでは取れないので、そのままの状態で待機するらしい。そんなの地獄絵すぎる!嘔吐まみれで待機!
 そして、いざ。カバみたいに大口を開けて、ピンクの粘土を口に入れてもらう。歯科衛生士のおねえさんから「じゃあ、入れますよ。気持ち悪くなりますよ!」と絶対に気持ち悪くなる前提の言葉をかけられ、ビビりはピークに。万が一吐いちゃったら、ごはんを抜いてきてと言われ本当の本当に抜く気でいたのにお腹がすきすぎてしまい、直前にトーストにあんこを塗って貪るように、それこそカバみたいに大口を開けて勢いよく食べてきた事がバレると思って恥ずかしくなった。誰にも見られていないのに罪悪感から大して咀嚼せずものすごい勢いでのどの奥へと送り込んだので、出てきたピースを並べ替えたらおぼんの上で一枚のトーストに戻せるくらいに大きな塊で出てくるだろうと思った。
 結果、全く気持ち悪くならなかった。いい事なのに、気持ち悪くなるぞの圧が凄すぎたので、全く平気だったことにちょっとだけがっかりした。身体を起こした状態で口を大きく開け、おねえさんに口の中の粘土を抑えられたまま「大丈夫ですか?気持ち悪くないですか?」としきりに聞かれた。歯医者でよく思うのは、口を開けて全く閉じられない状況で話しかけられた時にどうすればいいのか、という事。「はい」と「いいえ」で答えられる質問ならいいけれど、以前ものすごくおしゃべりな人がいて、「そのピアスかわいいねー!どこで買ったの?」と、絶対にはいといいえで答えることのできない質問ばかりを聞いてきて困った。あなた、私のこの状況分かるでしょ?私も楽しくおしゃべりしたいけど、今はできないでしょ?今私が口を動かして話し始めたら困るでしょ?と心の中で思ったが、笑顔で「こえわ、いうんでつういわいた(これは、自分で作りました)」と答えた。
 無事型取りが終了し、レントゲンを撮って終了。次回は一ヶ月後に具体的なプランを立てるカウンセリング、そしてその次の回から器具装着。とりあえず今は今後食べられなくなるものを積極的に食べる期間という事で、ハイチュウに続き、10年ぶりくらいにぷっちょを食べた。北海道限定のメロン味のやつ。おいしかった。

粘土がきれいなピンク色だったので、型を取ってもらっている間中、脳内BGMはCHAIのN.E.Oでした。ピンクといえば!


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