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⚓️好きなもの全部詰めてオレオレポストペットを作る

みなさん、ポストペットってご存知ですか。
90年代後半にSo-netがリリースしたメールソフトで、育成したペットがメールを運んでくれたり、メールの送り先となる友達のポストペットの部屋を訪ねて交流できたりと、非常に画期的なアプリでした。
まぁ、その当時の私は友達が全然いなくて、交流的な遊び方はほとんどできなかったんですけど(自虐)

さて、時は令和。
AIに手伝ってもらいながら、私は便利ツール群を作っていました。動画や画像の圧縮、文字数の自動カウント、ダミー文言生成など。
もちろんこうしたツールはオンラインでパッと見つけられますが、セキュリティ的に良くないものもあるかもしれないので、ローカルで使えるようにしたかったんですね。
せっかくなのでこれを、ずっと前に開発した「心に住む推し(イマジナリーフレンド)が定刻に通知を送ってくれる時報Webアプリ」と統合してみようと思いました。

…待てよ。
いまならこれ、AIの力を借りつつ統合して、オレオレポストペットを作れるんじゃないか??????(天啓)

ということで作ってみることに。
現時点で、ロジックの部分はほぼ完成しました。
Here we go!٩( 'ω' )و




オレオレポストペットってなんぞ

つまり、心に住む推しが、お部屋の中をうろうろしていて、時々出かけては帰ってくるのを眺めるアプリです。何それ最高。
ここに、お部屋の中の各家具をクリックしたら、便利ツールが開くようにしたのです。

まぁ、そう言っても分かりにくいかと思うので、まずはこの短い動画を見ていただきたい。

推しは赤い直方体なんじゃなくって、ダミーアニメーションです。
心眼で見れば真の姿が見えてきます。

背景もそれっぽいのはできてるのですが、AIでざっくり作ったものなので、後ほど手描きのものに差し替えたい気持ちもあります。
使ってるうちに割と気に入ってきたけれども。


技術要件

中身は全部HTML,CSS,JSです。
Electronを使って、デスクトップアプリとして動作するようにラップしています。


ツール群

・画像圧縮、WebP変換、動画圧縮
・文字数カウント、ダミー文言生成、ルビのHTML生成、よく使うリンク集
・自分のブランドカラーのカラーパレット(クリックでカラーコードをコピーできる)


カーソルを合わせると、ツール名(「カラーパレット」など)が表示される


おやつ機能

便利ツールを使ったり、ログインしたりしたら、所持ポイントが貯まります。貯まったポイントでおやつを購入できます。

おやつをあげるともぐもぐします。


散歩・図鑑機能

ランダムな確率で散歩に行き、鉱物またはお花を拾ってきます。
あげたおやつに応じていいものを拾ってくる率UP。
花と鉱物は、図鑑機能もあります。画像は相変わらず全てダミーなのですが。

我が家に本当にある鉱物を、全種登録した
化学式やモース硬度まで含めたガチ仕様
パワーストーンの効能も入れてる。
なぜなら私が楽しいから!

花は一定時間で枯れます


通知機能

お散歩出かけたり、仮眠を取ったりするときに通知してくれます。
あと、毎時00分の時報などもできます。

推しから通知が来るんだよぉ!!!!!!!(狂)
おやつ食べたら眠くなっちゃったの〜〜〜!!!!カワイイネェ


話しかけ機能

推しをクリックすると、Whisperを使って音声認識してくれます。
寝てるときに何回か話しかけると、叩き起こすこともできます。
発話内容に応じて返答してくれます(AIを導入すると財布が死ぬので、定型文言はランダム返却にしています)。


日誌機能

イベントごとに日記をつけてくれます。
読み返すのが楽しくなるよう、もうちょっとリッチにしたいな。

文言がまだ調整できてなくて、アセットのファイルパスが入ってしまってますが。


マルチポテンシャライト的開発ポイント

欲を詰め込み、美味しい部分だけ楽しむ

前回の記事では、バイブコーディングで作られていくのをただ眺めているのは面白くない、という話も書きました。
が、「本当はこれしたい!けれどハードルが高いし、ちょっと面倒…」という部分だけを任せて、その間に自分の楽しい部分に注力できる、という点ではすごく良いなとも感じました。

AIを使うのを料理にたとえると、1から10まで全部AI任せで実装するのって、「カツ丼が食べたいな…」と思った次の瞬間、胃の中に収まってる、みたいな感覚なんですよね。まぁ確かに満腹にはなったけど…味わう暇もなく、今の時間はなんだった…?みたいな状態。
カツ丼を作るにしろ、おいしく揚がったカツは買ってきて自分で卵でとじるのか、材料を全部買って切るところから始めるのか、はたまた養豚と稲作から始めるのか。
カツをうまく揚げるのが苦手だとか、ご飯を炊くのは面倒だとか、そういう部分を切り出して外注すれば、まさに「美味しい」部分だけを楽しめますよね。

ということで今回は、やりたいけれど面倒だったり、ハードルが高いと思っていたりした部分を、かなりAIに助けてもらいました。
たとえば部屋を縦横無尽に歩けてしまわないよう、障害物判定を入れ、避けて歩くような機能や、おやつに応じた鉱物発見のロジックなど。
また、推しの動くロジックと部屋のロジックがごちゃごちゃになり、1ファイルがかなり肥大化してしまったので、ファイル分割とリファクタリングをバイブコーディングでしてもらいました。これは自分一人では間違いなく厳しいところだったので、本当に助かりました。

AIなしで、ひとりでここまで作るのは、多分難しかったでしょうし、途中で心が折れていたかもしれません。
個人開発で進めていると、素材準備もデザインもコーディングも(必要なら広報も)全部やることになるので、開発規模が大きくなってくると、まぁまぁしんどくなっていきます。その結果、最低ライン動くものを作るので息切れしてしまい、本当はこれがあったらもっといいけどな、という機能をなくなく諦めることになることもあります。

が、今回はAIと上手に分業出来た結果、推し欲・鉱物欲・花欲・便利ツール欲・ポストペット欲が全部一個に収まったアプリが出来つつあります。ヒャッホ〜イ!


まとめ

自分の好きな要素を集めたツールは、そりゃもう愛着が湧きますし、大事にたくさん使いたくなりますよね。
ただ成果物ができるだけではない、作る過程の「おいしさ」を噛み締めながらの開発。あと一息、走り抜けたらと思います。

⚓️あなたへの問い
創作で、あなたが「ここだけは自分で手を動かして味わいたい!」と思う、一番おいしい工程はどこですか?



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