音の海 ~Extra edition~ ぬるい風
こんにちは。Amelie(アメリー)です。
本日は、「音の海」シリーズの番外編になります。
「音の海」シリーズを更新するのは、一年以上ぶりですね。
shadow pupeet シリーズとして更新しようかなと思ったのですが、ホーム画面のサムネ画像の並び順的に、別のサムネを置きたいなと思い、久しぶりにこのシリーズとして書くことにしました。
楽曲やアーティストの世界観が詰まっているMVは、短編映画を見ているようで、小説を読んでいるようで、とかく感性や想像力を刺激されますよね。
特に感性を揺さぶられるMVは、深く長く印象や記憶に残ります。
本日は、6月の曇天の日に、ぬるい風が吹き抜けるときに聴きたくなるあの曲を紹介します。
このくだりで分かった方がいらっしゃったら、私と近い感性をお持ちかもしれませんね。
▼音の海シリーズ
「音の海」シリーズでは、私の好きな音楽や、新しく触れた音楽を紹介しています。特にロックやバンドサウンドが好きで、ロックをメインに聴いていますが、洋楽、J-POP、アイドル、アニソン、ボカロ等、ジャンル問わず聴いています。
曇天の日に、吹き抜けるぬるい風
6月の曇天の日に、ぬるい風が吹き抜けるときに聴きたくなるあの曲は、サカナクションさんの「多分、風。」です。
2016年に、日焼け止めのアネッサのCMに起用されていたので、耳にしたことがある人も多いのでないでしょうか。
最近は「夜の踊り子」が流行っていますが、この時期の空気感にぴったりなこの曲を私は推したいです。夏真っ盛りの照り付ける日差しが眩しい時期よりも、湿った空気感を曲に感じるんですよね。
「多分、風。」は、この曲の持つ雰囲気が音作りに表れていますよね。跳ねているビートの音と音の隙間を風が吹き抜けていき、メロディーの流れに沿って思考が漂っていくようです。
曲を通して聴くと、風がどこからどこへ吹いていくのか、風の通り道を脳内で再生しているような感覚があります。
イントロから浮遊感と浸透感があるシンセのメロディーが心地良いです。ベースラインも独特で、裁縫の返し縫いのように三歩進んで半歩下がって、他のパートとの音の隙間をひと掬いしているよう感じですね。
MVの世界観も含めて、感覚にすぅーっと染み込んでいきます。
この時期の脳の調律にはぴったりの曲です。
この記事は、「多分、風。」をずっとリピートしながら書いています。
MVのストーリーからインスピレーションを受けて、ショートショートを創作してみました。
お楽しみいただけたら、幸いです。
漂白された感情の行く先
ー 何も考えず 何も感じず
ー ただ ただ
温度を感じる方向へ 歩みを進める
歩幅も感覚も ばらばら
どこにも 行先はない
でも 行先は見えている
確かに 感じる その方向へ
ステップを踏む 彼女は
今 漂白されて 風になった
その瞬間 空気の全部が 彼女で埋まった
あとがき
今回は「音の海」シリーズの番外編として、サカナクションさんの「多分、風。」を紹介いたしました。
5月の初夏を感じる風を感じると、fhánaさんの「What a Wonderful World Line」が聴きたくなりますが、6月になると、「多分、風。」に切り替わります。
今日は夏至ですね。夏が苦手で、冬が大好きで、夜が落ち着くし、冬の冷たい空気の夜の中にずっといたい私としては、夏至を過ぎると、「あと少し、もう少し」と、冬の夜を待ちわびるようになります。
昼と夜のバランスがひっくり返っていく。
夏至と冬至は、自分の中の思考のバランスの調律も切り替えていく節目にもなっています。
早く冬こないかな~。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
皆さまも良き音楽ライフを。
▼プロフィール
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noteの言葉は、構造化された多結晶。
Threadsの言葉は、圧縮精製された単結晶。
ここは高密度の思考を置く場所。
言葉を削ると、思考の硬度と純度が上がる。
