「ウェンズデー シーズン2」を観たかめちゃん 〜光と陰の交錯 頼む、内省してくれウェンズデー 〜【感想】
どうも、かめちゃんと申します🐢
平日になりました。
仕事をしなくてはいけません。なんてこった。
やってらんねぇ。
そういう日は映画やドラマに逃避するのも良きかなと思いますよ、ぼかぁ。
僕もその手段を使い始めてまだ2〜3ヶ月なんですけどね。
そんなわけで、この度は「ウェンズデー」というネトフリで配信中のドラマのシーズン2を観た感想です。
▼過去の感想はこちら▼
前回はネタバレに配慮したつもりですが、今回は流石に前回を踏まえてのシーズン2なので触れざるを得ないかもしれません。
ネタバレにはならないように注意しますが、各々自衛くださいませ。
概要
さて、今一度本作について確認しておきましょう。本作は「アダムス・ファミリー」シリーズの長女ウェンズデーを主人公として描かれるドラマシリーズです。現在シーズン2まで公開され、いずれもNetflixで視聴可能です。
1シーズンの話数は8話、1話あたり1時間なので丸一日かかる感じですね。
ジャンルは主にダークファンタジー、ミステリー、ホラーコメディ。前シリーズに引き続き人狼やセイレーンなどの"のけ者"たちの物語となっています。
シーズン2は前シーズンからの流れを踏襲しているのは当然ながら、ミステリーよりもスリラー的展開が序盤からより強まっていた印象ですが、学園ものの青春要素もあります。
登場人物は既存の人物だけではなく、新たなキャラクターも多々登場します。
既存キャラクターで言うと、例えばウェンズデーの弟 パグズリーがネバーモア学園に入学してくるなど、これまでと違う役割を与えられることで深掘りされたりしています。
再登場で言うとゼイヴィアに出て欲しかったりもしましたが、事情が事情だけに仕方ない。
ウェンズデーを取り巻く新キャラクターたちは、前シーズンのキャラクターと違ってウェンズデーへの接し方が畏怖ではなくなってきてるんですよね。なんならリスペクトの対象にすらなっている。特にアグネスなんかはその象徴的存在です。
そうした前シリーズを礎にした本シリーズは、エバーモア学園に帰ってきたウェンズデーが出会う新たな事件の物語です。
再びジェリコの街を襲った不穏な事件。どうやら"のけ者"の予感がするのですが、片付けないといけないことは山ほどあります。
ウェンズデーの悲劇的な、そして予言めいた幻視を止めるべく動き出します。
その結末や如何に。
感想

やはり僕はこの主人公が好きではありません。
加えて本シーズンではパグズリーへのヘイトが止みません。
何が最悪って結局自分の行動の因果の中で多くの犠牲があることを厭わないから。
ウェンズデーは気にしていないし、パグズリーはそこに思考が及んでいない。過程はともかく結果は同じ。結果に対しての内省が薄すぎる。
パグズリーは弱みにつけ込まれたところはありますが、そもそもがアダムス譲りの倫理観のなさからの行動の連続。家族や友人関係において抱いていた感情がきっかけであれ、やって良いことと悪いことがある。
ウェンズデーに関しては「自分で火をつけてそれを消しまわる消防士」みたいなコメントがなされていましたが、まさしくそれ。
アダムス・ファミリーらしさかもしれませんが、一連の事件としては自業自得に思えてまさしくコメディです。笑
僕は失敗が許せないのではなく、内省が見えないやつが嫌いなのだと言う確信に触れることができたという点で、自己理解を進めてくれた本作には感謝せねばなりません。
まぁ、そうは言っても、ウェンズデーの心理的には変化が感じられるシーズンでもありました。我が推しイーニッドとの関係性については、言わずもがな。なんにせよ少し温かみのある情緒が見えてきたように思います。
(一方で、家族全体におけるこうした変化はアダムス・ファミリー元々の世界観の維持ができているのかはファンに聞いてみたい)。
そうした成長的側面を見せるにあたって、本作の見せ方は工夫が感じられます。
映画にするならカットされるような物語がドラマだと使えるので、進みのテンポ遅いようには見えますが、一方で丁寧に表現できる部分もあるのだろうと思いますね。
具体的には、6話のプロットは正直それ自体にオリジナリティを感じさせるわけではない(1クールアニメで言うところの水着回や野球回みたいな)ものでしたが、そのプロットを単なるコメディではなくウェンズデー(加えてイーニッド)の気づきのキッカケとなる出来事として設定することが出来ていたのは素晴らしいと思いました👏
シーズン全体を通しても、複数に散りばめられた物語が最終盤にかけて統合されていく様は見ていて心地が良いものでした。
話の作りがすごく好きです。
ミステリー要素は前シーズンよりもフィクションに寄ったのと、謎解きよりは別のテーマに振った感じがあるのですが、僕はダークファンタジーとしてはシーズン2の方が好きですね。
僕は前のnoteでダークファンタジーの代表作として「鋼の錬金術師」を挙げましたが、キメラやバリー・ザ・チョッパーを勝手に連想できちゃうキャラも出てきたのはダークファンタジーのあるあるなのかもしれませんね。
イーニッドからお知らせ💖
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) July 8, 2025
Netflixシリーズ
『ウェンズデー』シーズン2
予告編、明日公開。#ネトフリウェンズデー#ウェンズデー #Wednesday pic.twitter.com/X43ylmzhUc
キャラクターという点では、この世界観において、やはりキャラクターの個性の強さはいい味を出しています。
イーニッドは相変わらずチョロくて軽薄に見えるけど可愛くて純粋でこの作品の良心です。彼女を除いて、おおよそこの作品のキャラクターは良心だけで動く者はほとんど見えません。
それって実はリアルなことで、性悪説論者ではないけれど、人には少なからず光があれば陰があって、後ろめたいことや嘘が一つや二つあるのだと思います。思考の足りないパグズリーすら、そうした感情が芽生えていて素直なだけのキャラクターではないのです。
そうした光も陰も両者含めて1人の人格であるというのは本作から学ぶべき大きな一つのテーマであると感じます。
大事なのは、自分のそれらと向き合って認められるか。
こうした部分については、統合された存在ではない右手だけのハンドがメタファー的に効いてくるようにも思いますね。
当然これはハンドだけに限らず、例えば他のキャラクターにも当てはまるのですが、それはまぁネタバレになるので控えておきましょう。
総じて、アダムス・ファミリー、特にウェンズデーとパグズリーの内省の弱さが引き起こす自業自得に嫌気が差しながらも、
物語としてバラバラに思えた出来事が統合されていくプロット、そしてそれに関わるキャラクターの魅力などにおいて総合的に楽しめたドラマだったと思います。
さいごに
実はシーズン1が一気に通しで見たのに対して、このシーズンは2日に分けて見ることになりました。
ドラマの一気見に慣れすぎて、途中で止めて一晩越すことのストレスに耐えられそうもない
— かめちゃん (@kamechan1105la) March 9, 2026
あと2話なのに...
おかげでこんな症状に。
アニメとかもリアルタイムでは追わないことがほとんどなので、精神衛生上良くなかった...とはいえサブスクがあるからこその症状かもしれないので堪え性がなくなった現代病なのでしょう。
Netflixシリーズ
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) February 23, 2026
『ウェンズデー』シーズン3
制作スタート☂️
新キャストに
ウィノナ・ライダーが参加!
ジェナ・オルテガ、
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、
エヴァ・グリーンほか、
おなじみのキャストも登場
続報をお楽しみに🖤#ウェンズデー pic.twitter.com/BUdaDtSBYJ
さておき、この「ウェンズデー」はシーズン3の制作が決定しています。
これはまだ撮影が始まった、くらいのところらしいので公開まではまだ時間がかかるでしょうが、楽しみをとっておけるのは良いことです。
それまでの間は他の映画やドラマを楽しもうと思います。せっかくネトフリ入ったしね!
とはいえ「アダムス・ファミリー」ですが、原作というか本編的な方はネトフリには入っていないので、Amazonプライムに里帰りして見てみるのもアリかな?
目下、2つくらい見たい作品が決まっているので、それが終わってから検討します!
それでは今日は一旦この辺で。
んじゃ!
