見出し画像

水星逆行占いとは?

はじめましての方もそうでない方も、占星術に興味がない方も
一度は「水星逆行」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

ん?あら?
ないですか。そうでもない?

では、この機会に少しお話させてください。
2020年以降、コロナ禍を経た今、何度目かの占いブームが来ているらしいです。その中で新しい占術や技法、これまでの技術体系がどんどん見直されてきています。「水星逆行」はその1つです。
 今回は水星逆行に関する著名な方々のXでのつぶやきやネット記事をある程度まとめて、”水星逆行とは果たして何者なのか?”そのシンボリックイメージを共通言語として再度定義していきたいと思います。


水星逆行の起源

テイラー・スウィフト

「水星逆行(Mercury retrograde)」を一躍、世に広めたのはアメリカの超有名歌手米国のシンガーソングライターであるテイラー・アリソン・スウィフト。グラミー賞を14回受賞している、世界で最も売れたアーティストの一人であり、音楽業だけでビリオネアとなった唯一のアーティストである。

2014年、彼女は西洋占星術にハマっていた時期がありその時に水星逆行期間中にはコミュニケーションのすれ違いやアクシデントが頻発する可能性をYoutebeで発信し一躍「Mercury retrograde」を大衆へと意識させました。


この動画はTiktokなどで現在でも拡散され、水星逆行の大衆イメージを獲得し続けています。

観測はされていた

西洋占星術の長い歴史の中でも早い段階で水星の逆行現象は発見されていたそうです。
以下、BBCによる記事の引用です。

ウェールズ大学トリニティ・セント・デイビッド校の宇宙論・文化教授ニコラス・カンピオン博士によると、水星の逆行現象は紀元前 – 年の最終世紀に発見されましたが、常に今日のように解釈されていたわけではありません。

カンピオン博士は、中世に誰かが占星術の図表をプロットして質問に答えようとしていた場合、水星が逆行している兆候として答えが否定的であるか、何かが起こる可能性は低い“であると述べています。

“英語圏の占星術において、特に ‘delays’ を意味するようになったのは 20 世紀になってからであると占星術の専門家は述べ、この解釈は 1980 年代に引き継がれたと付け加えた。

カンピオン博士は、水星逆行の影響を支持する現代の占星術師たちは、水星逆行の影響は計画が保留されることを意味すると信じている、あるいは新しい仕事を始めたり、何か新しいことを始めたりするには時期が悪いと考えている、と述べている。

“それはまさに西洋占星術の特定の分野の特徴です」” と彼は言います。“西洋占星術は今やソーシャルメディアやアプリを通じて世界中に広がっているため、グローバルになりつつあります。”

出典:https://www.bbc.com/news/articles/crg7yg4mknxo

他にも、

Mercury retrograde—as は技術的には— と呼ばれており、18 世紀半ばまで占星術界で書かれていました。この出来事は当時のイギリスの農業年鑑で注目され、農民たちは植栽スケジュールを星のパターンに同期させるためにこの年鑑を読んだ。

ビクトリア朝時代のスピリチュアリズムのブームの間、占星術への関心が高まり、多くの人は星がさまざまな(しばしば不便な)方法で地球に影響を与えたと信じていました。19世紀後半の出版物など 占星術師の雑誌 そして 星の科学 水星の逆行と大雨を結びました。“の不吉な出来事としての出来事の特徴付けも、その期間のいくつかの記事に登場しましたが、完全な災害との関連性は当時、今日ほど普及していませんでした。

他ながら スピリチュアリズムの趣味 セアンスやクリスタルの視線が徐々に薄れていくように、 占星術 さらに人気が高まりました。1970 年代までに、星占いは新聞の主力となり、マーキュリーの逆行が繰り返し取り上げられるようになりました。ローマの神だから 水星 旅行、商業、金融資産、コミュニケーションを支配していると言われており、水星は占星術界でもそれらの問題と結び付けられるようになりました。

出典:https://www.mentalfloss.com/article/503425/what-mercury-retrograde

と、ネット記事に残る程度で文献としてしっかりと現存しているものはかなり少なくまさに「現代に生まれた新しい概念」と言って差し支えないと思います。西洋占星術は科学技術、天体観測の精度が上がれば上がるほどシンボル解釈も多様に広がってきた歴史があります。(東洋占との違いがここ。詳しくはまた今度。)
つまり「水星逆行」とはネットが拡大し、「電気通信」という技術が人間に当たり前の概念として受け入れられたようにそこに何らかのスピリチュアリズムを当てがいたい、という人間の癖が生み出したものかもしれませんね。

確証バイアス

水星逆行を語る上で、念頭に置いておきたい心理として「確証バイアス」を挙げておきます。簡単に言えば「思い込みの助長」です。詳しくは検索していただければわかりますが、「水星逆行=物事が思うようにうまくいかない」という事例ばかり注目してしまい、なんでも水星逆行のせいにしてしまうということです。
 全ての占いもこの傾向は当てはまりますが、水星逆行はまだ歴史的に日が浅いために根拠となるデータや文化的な土壌がありません。そのため、水星逆行期間にあたかも万人にその影響が出るものと思い込みやすいのです。
水星逆行はブームのように年に3回ほど巡ってきます。
そのたびに通信障害をはじめネット社会に不都合なアクシデントをもたらすものと騒がれますが、個人の実体験では意外と調子のよい人もいたりします。私もそうです。
確証バイアスに留意した上で、一歩引いた目線で水星逆行現象を見ていくことが今後大事になると考えています。

<事例1>
私自身の事例で恐縮ですが、出生図チャートでみると水星逆行のタイミングで生まれていましたので「水星逆行期間はむしろ活動的になる」ことが多い傾向です。これまで特に大きな不調を水星逆行タイミングでは記憶していません。実生活への影響力が大きな水星は思考のパターン「癖」を表します。私が教員をしていた時の水星の位置は「射手座」にありました。
射手座は方向性を示す矢を放つ星座で、ギリシャ神話ではケイローンを表します。
 そう!まさに教員を選ぼうと思っていたタイミングです!
考え方や判断基準の傾向を水星は司ると私は考えています。

さぁ、あなたの出生図に水星はどの星座に居るでしょうか?
今後どのような思想が芽生えるのか?優先順位は?家族?仕事?
などご自身の判断基準の枠の傾向を知ることで水星逆行期間を気持ちよく過ごしていきましょう。

▼Mondでは簡易verを500円でお試しできます▼


▼今回の記事に興味を持ったかたは是非こちらからご依頼ください▼

▼水星逆行に関してマイカレさん記事(有料)▼

▼賢龍先生の講座はコチラ▼


いいなと思ったら応援しよう!