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止めて、止めて!!愚痴を聞いてもらうつもりがAIから質問攻めにされた日。

前回は、『あー/えーだらけの文字起こしをAIに投げたら爆速で報告書になって感動した話』を書きました。

​「なんて頼もしい相棒なんだ…!」と調子に乗っていた私。

​ですが今回は、AIに慣れて油断したからこそやってしまった、「ちょっと痛い失敗談」をお話しします。

​■ 前任者からの引き継ぎは「事実上の丸投げ」

​うちの会社のホームページは、前回の改修からだいぶ時間が経っているため、新しくアップデートすることになりました。

​前任者からは「HPの改修が必要だってところまでは上司から了承を得たから、あとはよろしくね〜!」と、事実上の丸投げ。

​当時の資料を見ても、

​「ここが古くなっています」

「ここが足りません」

「だから改修しましょう」

​という現状の課題だけで、肝心の「じゃあどう改修するのか?」という方向性はほぼ白紙状態でした。

​「いやいやいや、そこから先が一番大事でしょ……!」

​一人でモヤモヤしていた私は、同期に愚痴を言うような軽い感覚で、AIにこう入力してみたのです。

​「うちのHP(URLをコピペ)、どうしたらいいと思う?」

​■ 画面を埋め尽くす正論と、慌てて連打した停止ボタン

​エンターキーを押した数秒後。

​私は画面を見て慌てて「停止ボタン」を連打することになりました。

​画面には、ズラズラっとAIからの質問が怒涛の勢いで出力されていきます。

​『HPを変えたい、ということでしょうか?』

『いくつかのページに分かれているようですが、会社全体でしょうか?それとも一部のページですか?』

『どのような問題が起きているか教えていただければ、具体的な変更案をお出しできます』

『ターゲット層はどのような方ですか?』

​……ぐうの音も出ない、とはまさにこのことです。

​ちょっと話を聞いて欲しかっただけなのに、正論で詰めてくるAI。

​あまりの正論ぶりに悔しくなった私は、日頃夫に言うのと同じようなノリで、思わずチャット欄にこう言い返してしまいました。

​「違うの、ちょっと愚痴を聞いてほしかっただけ!」

​するとAIから返ってきたのは、こちら。

​『お疲れ様です。もし、ここが問題、不満ということがあれば改善案を提案するので教えてくださいね』

​気遣いは見せつつも、一切ブレずに「情報を出せ」と求めてくるAI。

​「いやだから、その不満や問題を整理するのが面倒なのよ…!」とパソコンの前で頭を抱えると同時に、どこまでも仕事に忠実な彼女の姿勢になんだかおかしくなって笑ってしまいました。

​■ 慣れてきたからこそ陥った「ゼロベース丸投げ」の罠

​もちろん、AIが聞いてきたことは「まさにこれからこちらで決めなきゃいけないこと」です。AIは1ミリも悪くありません。

​ただ、これまでメール作成や報告書作成でAIと上手く連携できていたことで、私の中で変な油断が生まれていました。

​何の軸もないゼロベースの状態で、AIに丸投げしてしまっていたのです。指示が曖昧すぎると、AIも困って質問攻めに書いてくるんだな……と痛感しました。

​今回の件で、「どうしたらいい?」と丸投げするのではなく、「こういう問題点が指摘されているんだけど」など、完璧でなくていいから自分のアイディアや困っている点を共有するのが大事だなと気づきました。

​皆さんもAIに「正論で詰め寄られた」経験はありますか?

​今日もお読みいただき、ありがとうございました!

​▼ 次のAI実践記はこちら
「さすがAI使い!」と思った後輩、裏では地道な修正を繰り返していた。


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