ショートエッセイ|自分の本音に出会う。
違和感を覚えることがあったとき、
私は自分に矢印を向ける。
「ある人の行動が嫌」で終えるのは簡単だけど、
それだとずっと、嫌を見ないようにするか、
やめて欲しいと言うか、
はたまた、我慢してスルーするか。
選択肢は多くない。
私は、スルーして我慢してきた方だった。
でも、何度も同じことを感じるとしたら、
それは自分の中の何かが、
むくむくと顔を出しているのかもしれない。
「もっと自分を知ってよ」
そんなふうに、モヤモヤという形で教えてくれている。
どういう部分が嫌なのか、
なぜ嫌なのか。
すると、
「こうして欲しい」
を言うのが怖くて、我慢しつづけてきた。
そんな小さな声が出てきた。
人に頼ったり、自分の欲求を出したりするのは、
弱い人がすることだと思っていたのかもしれない。
泣き虫な私は、固まって言葉を出せずに
人に迷惑をかける子だったから。
それと――
期待して、傷つくくらいなら、
自分で何とかした方が楽だったから。
寂しいも、
助けて欲しいも、
もっと大事にして欲しいも、
切り離してきた。
私が私に課してきた
しっかりした女性像。
なれもしないのに。
もしかして、それが私を苦しめてきたんじゃないか。
最近、そう思うようになってきた。
それって「強さ」だけじゃなく、
自分を雑に扱うことでもあったのかもしれないと思い始めてる。
本当は、
もっと求めてもよかったのかもしれない。
「私はこうして欲しい」
そう言えることも、自分を大事にして
人と関わる力なんだろうね。
「この人、どんな人なんだろう」
そう思ってくれた方へ──
よかったら、自己紹介の記事も
のぞいてみてください。
迷っていた頃の自分に、
届けたかった言葉たち。
誰かの言葉で止まっていた人生を、
少しずつ、
自分の言葉で動かしていきたいあなたへ。
わたしが通ってきた地図を、
ここに置いておきます。
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