【ボードゲーム制作日記】可能性は広がった気がした
知識がちょっと必要な連想カルタゲーム
テストプレイをしてきました。写真を撮るのを忘れてしまったのですが、、
とにかく、ご協力してくださったありがとうございました。
簡易ルールはこんな感じです。
# 連想カルタ
## コンポーネント
- カード 59枚
- 取り札 6枚
- 読み札 50枚
- 点数カード 3枚(1/2/3)
- 得点表 5枚
- コマ 10個
## プレイ人数
3~7人
## 勝利条件
読み札を10回読み、一番点数の高い人が勝利
## 準備
- 取り札 6枚を場に表向きで並べる
- 読み札を全てシャッフルして山札とし、傍に置く
- 全プレイヤーに得点表1枚とコマを2つ配る
## 開始
- 適当にスタータープレイヤーを決め親とする
- 親は山札から 1枚めくる。また、得点カードを一枚めくり、今回の取り札の点数を決める。
- カードに書かれてある単語を読む。
- 他のプレイヤーは単語と関係のあると思う取り札を早い者順で取る。
- 他のプレイヤーは他の人と重なった場合、遅い方は得点にならない。
- 間違えた場合は、お手つきとして次のラウンドには参加できない。
- 取り札を取れたプレイヤーは自分の得点表に点数を加算する(コマを動かす)
- 取れなかったプレイヤーのみ読み札の解説を読める。
上記が終えたら、1ラウンド終了。
親を左隣の人に渡し、10回繰り返す
## 取り札
- 6枚は固定。毎回同じ札を取り合う。
- 例: 東京、名古屋、大阪、札幌、福岡、新潟
## 読み札
- 取り札に関連するワードが書かれている
- ワードの下には解説が書かれており、知識の共有となる
- 例: 都道府県
- 東京、大阪、福岡、新潟 が取り札となる。どれに手をつけても得点となる
- 点数カードの点数分、加算する
- 例: 和牛
- 東京、名古屋、大阪、札幌、福岡、新潟全てが取り札となる。手を出すのが遅くなってしまい、誰かの手と重なってしまった人だけが得点できない。
- 例: 渋谷
- 東京が取り札となる
- 読み札によって、取れる枚数が変わってくる

今回は、5人でのテストプレイとなりました。せっかくなので、私が読み専用として、カルタを取るのに集中してもらいました。
フィードバック
子供と一緒にやれると、勉強にもなっていいかも
割と意外な言葉でした。前回の断捨離のゲームもそうですが、あんまり子供が遊ぶことを想定しないで作っていることが多いです。今回は、カルタであるし、ルールがシンプルだったため、子供でも遊べそうなラインだったのだなって感じです。
これは、推奨年齢を下げることができるのかもしれない。姪っ子、甥っ子と遊べるのかもしれない。そんな期待が生まれました。
実際、テーマは都道府県で、いってしまえば地理の知識ゲーです。内容もテレビを見ていれば、入ってくるような内容と中学の教科書レベルで構成されているので、ちょうどいいのかもしれないですね。大人だとなかなか聞かない「太平洋ベルト」で持ち上がったのが、なんだか新鮮でした。
名古屋と札幌の塩梅がいいですね
こちらは、意図通りのコメントです。当初、都道府県のみの方がシンプルなんじゃないかなあって思っていたんですが、「名古屋」って言葉がありまして。
愛知より名古屋の方が、イメージが湧く、馴染みがあるって人の方が周りは多かったです。イベントごとなどの名前が、〇〇名古屋とか名古屋〇〇とかがあるからですかね。愛知は〜、、、、愛・地球博くらいですかね。
言葉に反応して、ちょっと考えて、取り札に手を出す。ちょっと考えるってフェイズが挟むことの面白さが伝わったのかなと感じましたね。
〇〇版があったら、買います
北海道限定とか、新潟限定とか、九州限定とか、より狭い範囲のカルタの方が興味が深まるようです。
「カタン」で教育や町おこしに活用する「地元カタン」が展開されているようですが、それと似たような視点だなと感じました。
例えば、取り札の内容を新潟県だけにフォーカスするとします。
「万代」「長岡」「佐渡」「越後湯沢」「魚沼」「村上」とかでしょうか。
スキーだったら、「越後湯沢」。花火だったら、「長岡」。金山だったら「佐渡」みたいな感じになると思います。
完全に地元トークに一直線になりますが、知っている人、知りたいと思っている人にとっては、よりニッチが方が刺さりやすいのかなと。元々の発想は、声優事務所をカルタで広めるとかだからなあ。横展開の可能性を感じました。
取り札を県の形だけにするのも面白そう
こちらは、ゲームバランスの話。ゲームが慣れてきたら、都道府県の形だけでの取り札でやってみるはどうだろうかって話ですね。ありと言えば、ありです。
シンプルなゲームなので、ボードゲームに慣れている人だと物足りなさを感じてしまう部分はあると思います。最近は、ボードゲームの数が倍増ゲームのように増えていることもあって、一つの作品をプレイしていただくだけでも大変な時代です。
新規勢、ボードゲームを始めて歴が浅い人や会社の交流会などでなんとなくやるってのが、ユースケースとして多いと思います。ボードゲームが詳しい人が、インストをして普及する形式が多い印象です。しかし、プレイヤーとしては、一人前かというとそうではない比率の方が高い気がしています。私も、プレイヤーとしてはまだまだ未熟で、ルールの把握ミスで迷惑をかけてしまうことも多々あります。
そんなケースが多い場合、コンポーネントはできるだけパッと分かりやすくしていきたいんですよね。一応、義務教育の範囲の内容ではありますが、分からない人も多いはずです。(実際、都道府県の位置と場所を全く把握していない方にお会いしたことがありますw)
なので、やるとしても上級者向けのルールとして使うかどうかって感じです。取り札の裏のデザイン等はまだ全く決めてないので、各都道府県の形をでっかく示すでもいい気がしてきました。
取り札が難易度ごとに分かれているといいですね。
これは、読み札の難易度の話です。
パッと読み札の例を出すとこんな感じになります。

イメージ、食文化、国際的な社会のイベント。難易度としては、割とバラツキがあります。地元の人しか知っていないようなマイナーな読み札は、誰も分からず手をつけないで終わる可能性があるので入れてないのです。しかし、ある程度旅行とかで関心を持っていないと有名でも分からないパターンがあります。万博とかも興味ないと世代ではない過去のことってわからないですよね。
そこまで、難易度を分けてもいいのかなという感じです。難易度に合わせるなら得点もそっちに合わせたほうがいいんじゃないかなと思ってはきますが、ここはまだ決めかねています。
主観
解説を読むタイミングが難しかった
簡単な読み札ほど解説がなくてもなんとかなる感がありました。
「渋谷」なんかは特にそうですね。

参加者の誰もが、渋谷は東京だよねって共通認識があったので、渋谷に対して何か聞くより次の札を読んでくれ〜。って雰囲気の方が強かったです。読み専のこちらとしても、渋谷に対して解説を読んでもなあってのがあったので、オプショナルとしてどこまで読むかが曖昧でした。
イメージがそんなに湧いていない読み札は、解説が必要だなと感じました。言われてみれば確かにそうだけど、その都道府県に関連するとは思っていなかった。そんな読み札たちです。
「野球ドーム」などがいい例でした。東京ドーム、京セラドーム大阪、札幌ドームなどは印象はあるけど、それ以外はあんまりない。

逆に、野球ドームは全ての都道府県にあるんじゃないの?って認識の方もいました。その方にとっては、新潟にはないのか。って解説が必要になってきます。知ってそうなワードでも、へえ〜そうなんだ〜が結構多かったので、各都道府県のちょっと変わった側面が見れる感じでした・ゲームの得点に関わるし、知識のアップデートに繋がる部分でもあります。プレイヤーが少しでも納得してない感があったら、必須だなと感じました。正確性がめっちゃ大事やぞ、これ。
取り札を取り終わるタイミングが謎だった
普段のカルタだと1読み札に対して1取り札と 1:1 の関係にあります。1枚取ったら勝敗がはっきり分かる。しかし、この連想カルタ(仮)は、1:n の関係にあります。
取り札を取る取らないの判定にタイムラグがあるのです。当てずっぽうでとってもいいですけど、取らない選択もできる。ポイント計算フェイズに入るまでの判定が読み手に一任されている形です。
もう取らないかな?どうかな?の雰囲気を見極めて、回答を発表していくちょっとしたファシリテーション力がいるのではないかと思ってしまいました。これは、良いのだろうか。考えるプロセスや悩むプロセスを大事にしたい身としては、あってもいい気がしますが、ゲームテンポ的に歯切りが悪くなっていないかが気になります。
全体として、感触は良かったような気がします。初回テストプレイの割にはって感じです。テストプレイ後に、あとどんな読み札があるかいいかなどアイデアをいただいたので、良さそうなものは取り入れていきたいと思います。
あとは、解説の正確さですね。喫茶店文化とか一次情報として持ってないのは心配になります。。
