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✅オランダ 悲惨な医療制度のリアル② あり得ないオランダ医療

さて、専門医(specialist)について。
(小児科医、消化器内科医、眼科医等の日本で言う普通の医者のことです)

専門医、どの病院かは当然ながら 選べません。

で前は「◯月◯日◯時予約です。」ともう”確定された日時”が通知書にかかれて郵送されてきます。そう、予約日時も選べないんです。

仕事の日だったので、変更してもらおうと電話したら
「そうですか。この日が無理ですと、あなたの順番は3カ月後になりますが いいですか? 仕事は休みを取った方がいいと思いますよ。」と面倒くさそうに言われました。
えーーー!????
職場に説明して、半休もらいましたよ トホホ。

最近は可能日時が3つあって、選択できるようになっていました。大分マシになったものだ。

で、運良く専門医を紹介された場合、どの科かにもよりますが、"平均で3か月〜半年"待たされます。

「え!??」って今思いましたよね。そうなんです。運良くある専門医を紹介されても、すぐ診てもらえないんです。
その間に症状、病気が悪化する人は一体どうなるんだろう??


私は腹部の不調、苦しさで生活、仕事に困難が生じた場合でも 最初のホームドクターの診療では特に何もしてもらえず 様子をみてと言われ、 「食べるものに気をつけて、様子をみましょう」と言って話を終わらせようとするhuisartsに
「いいえ!!!もう苦しすぎて仕事もまともにできないんです!!消化器内科に行けるようにして下さい!!!!」と、3度めで必死に訴えて "専門医に行かせてもらえる"ことに。huisartsしぶしぶでした。


が、家に届いた通知書には「あなたの場合緊急を要するケースではないので、待ち期間は1年〜1年半です」と書かれていました。
気絶しそうになりました。
「診てないのに、検査もしてないのに、なんで言い切れるんですか!??」
(チーン、御臨終です。と頭の中で聞こえました)

悲しい、”オランダ医療 あるある”です。


息子が小児科医に”かかれる”までも本当に大変でした。
4か月かかりました。
咳が酷く長期間続いていたんです。
赤ちゃん、子供でも医療にかかれないのは同じです。
可哀想過ぎます。

「自分のことは、まだ!いいんです、我慢できます!!
でも、せめて子供は! 子供は診てあげて下さい!!」という親の悲痛な叫びは残念ながら届きません。

オランダの医療が 「自然治癒」を基本にしているのは理解します。ほっとけば治る 軽い症状もあるでしょう。

が、直ぐに診てもらえないと、悪化する一方、もしくは危険な場合がありますよね。深刻な病気の場合だって ありますよね?

本人、家族はすぐに専門医に診てもらいたいですよね。

そんな切な願いは叶わないんです、ここでは。

と言うかそもそも、すぐ診てもらえないと、医療の意味 無くないですか!!??


子供、青年期で精神医療が必要な場合(発達障害を含む)、更に専門医、療育にかかるのは困難です。
「かかれない」と思っておいた方がいいくらいです。

それは子供の精神医療費は自治体が負担するから+これまた更にややこしい制度ためです。

精神医療の場合、ホームドクターではなく 市の家庭サポート(wijkteam)というところを紹介され、そこが専門医が必要かを決定します。

親が小児科医や児童精神科を予約して連れて行く、なんて"夢のようなスムーズな道"では決してありません。


そこに専門医はおらず、本当に信じられない”超素人の担当者”がいて、間違った判断を下したり、どこの機関に繋げるべきかも分からず、ただ時が経つだけ。日本だと行政の相談機関にも専門医がいますよね。オランダでは、いないんです。


"あり得ない"
それがオランダ医療です。


親が必死に訴えても無駄です。うちは"3つの自治体"で無駄でした。どの自治体も素人ばかり。
わざわざ娘の住所変更しましたよ。医療に繋げるために。5年費やして…。日本に住む方からしたら、きっと嘘みたいな話でしょう。


そしてその医療費は削減され、年々精神医療を受けられない可哀想な子供が増えています。子供を担当しているwijkteamの方から聞きました。愕然としました。

これがオランダ移住を考えている日本人、オランダ在住歴が短い外国人には知られていないオランダ医療の現実です。

教育も大事ですが、お子さんの医療のことも考えてあげて下さい。医療を受けれなくて苦しむのは、本人 そして親です。
子供が苦しんでいるのに、助けてやれないことは親にとっては身を切られる思いです。

国が変わることは、子どもにとって物凄く大きな変化であり、精神的負担も大きいです。
英語で暮らす選択をして、それができる大人と違って、現地校に入った子供はオランダ語を身に着けなければいけないです。それは、子どもでもとっても大変なことです。

15才の時にオランダに来た同僚に聞きました。オランダ語分からなくて、学校の勉強も分からなくて苦労した、と。
オランダ語、相当難しいですから。嫌になるほどに。

オランダ語に比べたら、英語は超楽で簡単です。


オランダのアムステルダムには日本の会社のヨーロッパ支社が沢山あります。そこで働く駐在日本人が多く住む地域アムステルフェーン(Amstelveen)という街があります。

そこにあるアムステルランド病院内にはジャパンヘルプデスクというものがあり、オランダ語が話せない(英語も話せない?)日本人が日本語でオランダの医療について質問 相談できる所があります。
移住希望の人、在住の人で病気持ちの人は問い合わせしてみるといいかもしれません。(オランダ国外からの相談を受け付けているかは定かではありませんが)
日本語で相談できますので。メールもできます。↓

そこに相談した時、「オランダで医療にかかれない、検査をしてもらえず、日本に一時帰国して、日本で検査をしてもらい、診断書を出してもらう。それを英訳してオランダ側に提出して、医療を受けられるようにする日本人は物凄く沢山います。」と聞かされました。

「ああ、うちだけじゃなかったんだ…。苦労している日本人は他にもいたんだ… 涙」となんだか安心しました。変ですが。

うちの場合、誤診をされました。

「おかしい、もう一度検査をして欲しい」と何年もどれだけ訴えてもオランダでは検査はしてもらえませんでした。

日本の方からしたら、嘘のような本当の話です。
日本の医師にオンライン診療をお願いすると、すぐに「お子さんには◯◯が見られますね。◯◯の可能性が高いです」とすぐに見抜いて下さいました。

なんという差。

何度か実際に娘を見ても、誤診に気づかず、意味のない診療を続けるオランダ人医師と、ものの5分の画面越しのオンライン診療で見抜いた日本人医師。愕然としました。


このままでは埒が明かないと、検査のため日本に一時帰国を決めました。正式な英訳をつけ、日本の診断書は世界で有効、オランダでも有効とオランダ人弁護士にも確認しました。

そして、今年日本に渡りました。
日本での診療のなんというスムーズなこと!!!
追加の予約も”すぐに!””自分で!!”取れて、この日本とオランダの差に愕然としました。(何度愕然としたか)
「私達はオランダで一体何に苦しめられていたんだろう??」と唖然。
検査も終わり、診断書も英語で詳しく書いてもらえました。
もう感謝しかありませんでした。
薬も出してもらえました。

が、オランダのホームドクターと専門医に提出すると「日本の検査だけでは不十分」と認められませんでした。
意味不明。
「じゃあ、追加で検査して下さい」と言っても、一向にされません。医療システムの問題なので、個人が訴えてもどうにもなりません。

娘は未だにこの国で、適切な医療を受けられていません。
親にとっては "地獄"です。


日本での医療費、薬代は全額自己負担。
渡航費、滞在費も合わせると、かなりの額です。
それでも、お金には代えられない。それが子供の人生です。

医療の重要さ、人生に与える大きさを、身に沁みて体感しました。

日本で出してもらった薬で私達は救われました。


感謝しきれません。日常が戻りました。
本当に一時帰国して良かったと思っています。
薬だけは、オランダでも処方できるように 担当の小児科医が(本当はダメなのに)計らってくれました。
なぜダメなのか、意味不明。

意味不明なことばかりのオランダ医療。



オランダ 悲惨な医療制度のリアル③ に続きます…↓


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