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演奏を美しくする「プロの技」~プロ音楽家たちが実践する12のスキル【完全版】


この記事では、プロ音楽家たちが実践してる「演奏が美しくなる12のこと」を解説しています。

ここで紹介するプロの12のスキルのラインナップを見て「あぁなんだこんなことか。自分はこれは全部わかってるしできるわ」って人は、全くこの記事を読む必要はありません。

しかしーー

具体的に何をするのかが分からない…そう思ったのなら、この記事を読み進めることで、きっとあなたの演奏を劇的に美しくしていくための「方向性」をみつけられるでしょう。

※本記事の著作権は © かずねぇ にあります。無断転載・複製を禁じます。

【更新情報】2026.7.4 ✨New✨
【特典エッセイ②】「表現しているのになぜ伝わらない?」加筆しました

2026.6.11
【特典エッセイ①】「演奏の美しさと魅力の心理的なおはなし」加筆しました。

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スキルの「仕組み」を理解し、具体的な「練習」に落とし込むことで、あなたの演奏はより美しく変わります。

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はじめに

プロ演奏家たちの演奏を聴いたとき、こんな感想を持ったことはありませんか?

  • なんか心地いいなぁ

  • わぁ…美しい

  • 聴くと感情が揺さぶられる!

  • すごい迫力!

  • ずっと聴いていたい

この記事にたどり着いたみなさんは、きっと色んな音楽を聴いてきた方だとおもうので音楽から感じ取るチカラはすごくあるはず。


あなたが感じている

「なぜあの人の演奏は、聴いていて心地よいのだろう?」

じつはこの感覚には理由があります。


音楽を真摯に学ぶ人がかならず悶々とするのが

  • すごく練習してるのに表現力があがらない

  • プロっぽく弾こうとがんばってるのに「何かが足りない…」

  • 自分の演奏はなんでこうパッとしなのだーー!


実はこれ…

わたしも若かりし頃にずーっと悩んでいたことでした。


レッスンでは抽象的なことや概念的なことを伝えられることが多かったので、なかなか自分の感覚とマッチしない…

  • 理解できん私がアホなんやろな…

  • わたしにセンスがないんやろな…

  • 自分の演奏ダサすぎてタヒぬ…

  • 言われた通りにならへん!!!!

  • なんで!なんで思うようにならへんのや!

このように悶々としたレッスンを山盛り数えきれないくらい受けてきました。


「自分の演奏は、どうやったら思ったような表現になっていくのか…」


これにようやく気付き始めたのはプロをめざす生徒さんを教えるようになってから。

自分の演奏を言語化する作業をひたすらするようになり、ようやく気付けたことだったりします。


そして長年の経験を通じて気づいたのは、美しい演奏には必ず共通した「仕組み」があるということ。


いやぁ…これに気づけたときはホント嬉しかったし、どこをどうやったらこれになるの方程式を知った!みたいな感じでした。
でもこれはすごく可変的なので、今もまだ変化し続けてる


この記事ではわたしく かずねぇ が、ピアニスト・ピアノの先生の端くれながら沢山の経験をさせて頂いて得た感覚と「美しさの仕組み」のもとである12のスキル整理して徹底的に解説していきます。


この記事でのスキルは

「知っているようで、実はちゃんとは分かってなかったこと」

が、必ずあるはずです。ぜひ、自分の演奏と照らし合わせ、あなたの表現力UPにつなげて下さいね。






── プロ音楽家たちが実践している12の演奏が美しくなる技 ──

この記事で解説してく12のスキルは以下です

  1. 大きい拍でとらえる

  2. 安定した拍

  3. 音は空間で聴く

  4. 流れを滞らせない

  5. 音のバランス聴く

  6. 和声や転調を音色で表現

  7. 呼吸に合う音楽の流れ

  8. 端々を超丁寧

  9. 音の密度がppでも濃く

  10. ディミヌエンドを極める

  11. 聴き手の息を誘う「間」

  12. 音楽への愛(責任)


🌷加筆エッセイ
1.演奏の美しさと魅力の心理的なおはなし
2.表現しているのになぜ伝わらない?





Part 1 音楽を「大きく」とらえる技術

ここでは、音楽の流れや全体をとらえるために必要な

  • 音の聴き方

  • 流れのつかみ方

を解説していきます




1. 大きい拍でとらえる

どうしても「拍子」に囚われすぎると細かく刻みがちですが、プロたちの演奏はフレーズ全体を「1つの呼吸」としてとらえています。

これが音楽が次に向かう感覚となって聴き手にわり、つまり流れのある演奏になります。


◉「拍を小さく刻む」と…

ピアノを学ぶ多くの人が、練習の中で「拍を正確に刻む」ことを徹底的にトレーニングされます。

また正しくリズムを読むために、小さく拍を刻んで譜読みをしたり、メトロノームに合わせて正確に弾く練習をします。これ自体は正しいアプローチです。

でも、あるレベルを超えると、この「小さく刻む」意識が演奏の流れの最大の敵になります。

なのでいざ演奏するとなったときに大事になってくるのが「大きい拍でとらえること」

プロの演奏家が音楽をとらえるとき、意識は常に「より大きな単位」に向かっています。


たとえば、4/4拍子の曲を演奏するとき。

  • 初級者
     1・2・3・4 と四つの拍を均等に感じます

  • 中級者
     1と3を強拍として意識し、2と4を弱拍として感じます。

  • 上級者・プロ
     小節全体を「1つのまとまり」として感じます。さらに、2小節・4小節・8小節のフレーズ全体を「1つの呼吸」としてとらえています。これを「大きい拍でとらえる」と言います。


◉なぜこれが演奏の美しさに直結するのか

大きい単位でとらえると何が変わるのか?

最もわかりやすい変化は、音と音のあいだの関係性です。

小さい拍で刻んでいる演奏は、音符が「粒」として聞こえます。一粒一粒が同じ重さで鳴る。場合によって必要な奏法ですが、多くの場合は「音楽が流れない」「フレーズが歌わない」という印象を与えます。

一方、大きい拍でとらえている演奏は音が「流れ」として聴こえるようになります。拍と拍のあいだに方向性が生まれ、フレーズが「どこかへ向かっている」感覚が聴き手に伝わるようになるからです。



👉大きい拍でとらえるためのトレーニング法

拍の感じ方を根本的に変えていく必要があります。メトロノームを使った方法がとても有効的です。

トレーニング方法はこちら👇





2. 安定した拍

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